「コタローは1人暮らし」8話、コタローの異変、母の死、狩野の納得がいかないこと

コタローは学校から帰ると、玄関のポストに父からの手紙が入っていた。そこには「また一緒に住みたい」

 

という思いがつづられていた。コタローは先日「1か月更新」宣言をしたばかりで、自分は「強き者」になれる日は近い。

 

と思っていた矢先の出来事だった。そしてアパートの住民たちはコタローの異変に気付いた。

 

コンテンツ

コタローの異変

コタローはアパートの住民を誘って、人生初の海へ遊びに来ていた。そこには佑もおり、とても楽しそうなコタロー。

 

コタローが1人暮らしを始めたのは、孤児院のHPに集合写真で載ってしまい。それを見た父親が「接見禁止」を破り、

 

孤児院へ踏み込んできたことから、写真に写るのが嫌いだった。そんなコタローの楽しい時間を「絵」で残そう。

 

と、狩野はスケッチをしていたが、コタローに異変に気付き始めていた。そして田丸が仮のところへ来た時

 

「あいつ、最近おかしくないですか?」と聞くと、いつも「コタローきゅんすりすりは禁止でござる!」と言っているのに、

 

「すりすりタイム」を作ってくれた。そして美月もここ最近いつもおやつを作ってあげるのに、

 

コタローが美月におやつを作ってくれる。やはりコタローに異変が起きている。狩野には一日座っているのは

 

腰がつかれるであろう。と腰のマッサージをしてくれる。やはりコタローに何かがあったのだろう。

 

そして、帰宅するとコタローの部屋でコンサートが行われて、「今日は一日とても楽しかったござる」

 

と、全員にお礼を言った。そこで狩野は「お前何か隠しているだろ!?」」と直接聞くと、先日父から手紙が来て、

 

一緒に住むことになったというのだ。宇田以外は父を直接見ているので、あの父親と一緒に暮らすことに不安を覚えた。

 

そして、その場で電話をするように、田丸は狩野のスマホを出させた。そしてスピーカーで話す限り、

 

あの時の父とは明らかに違ったが、海へ行った報告をしたコタローに、父は一緒に暮らし始めたら、

 

と、行きたいところを言い出したが、「お母さんの墓参りにも・・・」と言ってしまったので、狩野は電話を切った。

 

■ドラマ関連商品

原作

津村マミ

『コタローは1人暮らし』

コタローは1人暮らし 1 (ビッグ コミックス) [ 津村マミ ]
by カエレバ
コタローは1人暮らし DVD-BOX [ 横山裕 ]
by カエレバ

主題歌

関ジャニ∞

『未完成』

7バージョンあり

2023年5月10日発売予定

母の死の真実

コタローがここまで暮らしてこれたのは、「いつか強き者になり、父上と母上と3人でまた暮らすこと」

 

そんな目標があったから、1人で頑張ることができた。しかし、思いもよらぬところで父が「お母さんの墓参り」と言ったことで

 

コタローはパニックになり、外は暗いのに「今からお墓へ郁でござる!!」と狩野の静止を振り切ろうとした。

 

しかし、みんなに「もう暗いから明日にしよう」と言われ、狩野の付き添いで何とか眠ることができた。

 

そして翌日お墓へ行き、墓石に「母の名前」が刻んであることを確認したのだ。そして、そのあと狩野は美月にコタローを任せ

 

弁護士事務所へ行った。鈴野はコタローの父の身辺調査を、定期的に行っており、今の父親は「DV矯正施設」へ入るなどして、

 

生活基盤も安定しており、一緒に暮らしも問題ない。と結論付けた。それは1年前コタローが知らないうちに

 

父親あてに手紙を書いていたのだ。そこには「父を責める」言葉は一つもなく、「自分が弱かったから」と書かれていた。

 

それを見て、やっと目が覚めコタローとまた一緒に暮らすため、この1年必死で努力をしてきたのだ。

 

そのころ家ではコタローと美月がカレーを作っていた。しかし、狩野がスマホを忘れて行った。

 

そこに父からの着信があり、「母の死」の経緯について話してもらったのだ。最初にコタローが真相を知らず

 

それを口にしたことを謝罪し、母は自分の暴力で精神的に、コタローといるとわが子を傷つけてしまう。

 

と、感じて少しの間離れていようと部屋を出た。しかし、そのすぐ後に「病気」が発覚してコタローに病気のことを知られないため、

 

「もうコタローには会わない」と決めたため、コタローが信じて待っていても母は部屋に帰ることはなかったのだ。

 

コタローは父の説明で「母の死」を理解した。そして狩野が帰ってくると、美月から電話のことを聞き、

 

そこで、「母の死」の真相を聞き落ち着いた。ということを聞いた。自分が思っているよりコタローは強い。

 

と思ったが、翌日いつものように銭湯に行くと、「今日はわらわがおぬしにフルーツ牛乳をおごるでござる」

 

と、いつも通りのコタローだった。しかし、狩野は納得がいかなかった。そんな狩野をコタローは見ていた。

 

■キャスト関連ドラマ

 

狩野の納得がいかないこと

狩野はずっと納得がいっていなかった。だからコタローには「不機嫌そう」に見えたのだろう。

 

そんな狩野を笑わそうと、泡でひげを作ったりもしたが、狩野は笑うことはなかった。いつもなら笑ってくれるのに。

 

そして、帰るときもいつも以上に狩野は足取りが重かった。狩野が納得がいかないこと。コタローが「母の死」を受け入れていない。

 

コタローは「母上のことは理解した」というが、本当の意味で「理解」できていないのに、いつも通りにふるまっている。

 

それが納得いかなかった。だから階段を上ろうとするコタローを呼び止めたが、「母上のことはもうよい」

 

と、狩野が自分に母の死を黙っていたことを、気にしていると思ったコタローは狩野を気遣ったが、

 

狩野は涙を流しながら、コタローに本当に母親の死を受け入れているのなら、泣いてもいいんだぞ。

 

ということを言った。最初コタローは自分でなく、狩野が泣いていることを不思議に思ったが、

 

狩野は「大人ぶって悲しみをこらえなくても、子供らしく母親が死んでしまったことを泣いてもいい」という。

 

それは、コタローが目標としていた「3人の暮らし」も、「母上にもう一度会う」ことも、もうなにも叶わないこと。

 

「死」というのはそういうことだと、おそらく自分自身の体験からコタローに話した。涙でぐしゅぐしゅの狩野だったが、

 

コタローはその「事実」を思った時、本当にもう「母上に会えない」「ママと呼べない」ということに気づいた。

 

その瞬間、堰を切ったように泣き出した。これが子供らしい「死」の受け入れ方なのだと狩野は思った。

 

■ドラマ関連記事

 

Twitterの感想

ずっと近くにいたから気づけた狩野。中学の時に両親を亡くしたから、「親を亡くす悲しみ」を知っている狩野。

 

だからこそ、コタローは「強き者」になり、父に手紙を書いて自分の気持ちを伝え、父を責めることはなかったと思う。

 

そして、コタロー自身同じように「母の死」を黙っていた狩野を、責めなかった。それが自分のためだったとわかっているから。

 


 

テレビ朝日2023年4月スタート新ドラマ概要とストーリー

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です