「コタローは1人暮らし」5話、銭湯のお誕生日割引、魚の食べ方とキャラメルの思い出

狩野は珍しく原稿が早く上がった。コタローは「わらわの消しゴムの腕も上がったぞよ!!」

 

と、2人して上機嫌だった。そして、出た後に消しゴムのご褒美としていつものように牛乳を飲んでいると

 

銭湯の中の入り口に「お誕生日割引」とあった。そして2人とも違う・・・と思った時佑殿が誕生日である!!と思いだした。

 

コンテンツ

銭湯のお誕生日割引

コタローは佑が今月誕生日だと知っていた。佑は様々なバイトを経験して、「自分は何をしたいのか!?」

 

と、今はいくつものバイトを掛け持ちして、昼間はスーパーで働いていた。そして今月20歳になるというが、

 

いまだに何をやって生きていきたいのかがわからなかった。そんな時コタローからお誘いを受けた佑はアパートに来た。

 

すると、美月や宇田、田丸もそろって「たすくおめでとう」とお誕生会がいきなり始まった。

 

でも佑は「コタロー、俺の誕生日来週だぞ」と言った。しかし、コタローは施設にいるときに聞いてしまった。

 

佑の本当の誕生日は5月8日。そして、来週の誕生日は佑が施設に拾われた日であり、本当の誕生日を祝おうとしていた。

 

佑は、自分の誕生日は「捨てられた日」だから好きではなかった。なので、みんなに謝って帰ろうとしたが、

 

狩野が銭湯に連れて行った。もちろん「銭湯のお誕生日割り引き」目当てでもあるが、コタローの気持ちを代弁したのだ。

 

コタローが初めてアパートで「誕生会」を開いてもらった時、彼は「誕生日」の意味を知らなかった。

 

美月が「生まれてきてくれてありがとう。生まれてきておめでとう。って祝う日なんだよ」と終えてくれた。

 

コタローはそんな思いを初めて知った。それを佑にも伝えたかったのだろう。しかし、佑はやはり、自分が捨てられた「誕生日」は好きになれなかった。

 

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コタローの魚の思い出

先日からスーパーに本部から、「マーケティグ部」の社員が来ていた。そこで10代に人気の商品を教えてほしい。

 

と、店長は店で若い佑にその役割を引き継いだ。佑は自分の好きな物をアピールしたが、上が知りたいのは実際に売れているもの。

 

佑は売り場に社員を連れて行き、女子高生が手にしているお菓子はよく売れているということを説明したが、

 

誰もいなくなったお菓子の陳列棚に、「キャラメル」を見つけた。『売れていない』もう棚から外すべきだろうか・・・。

 

と、思うと佑は「1人そのキャラメルを買っている子がいますよ」と口にした。そして数日後お店に来た。

 

佑に「誕生祝」と何かを持ってきたが、先日のこともあり浮かない顔をしている佑に声をかけてくれた。

 

すると、後ろに狩野とコタローがいた。「今日は誕生会やるぞ!!」とコタローは2枚の絵を見せてくれた。

 

最初の1枚は先日見せてくれた「生まれてきてくれてありがとう」だった。そして佑が誕生日と言っている15日には

 

「ともだちになってくれてありがとう」と書かれていた。佑はなんだかうれしくなって仕事上がりにアパートへ行った。

 

すると田丸は「めでたい日は鯛だ。」と、外で七輪を使って焼いていた。大家さんの分もおすそ分けを用意した。

 

そして、改めて佑の誕生会が開かれたが、田丸が上手な魚の食べ方を披露した。するとコタローが「わらわもやるでござる」

 

と、箸をとって魚の身をほぐしたが、それをみて宇田が「沙代里さんも魚がうまくたべられなかったな」

 

というと、狩野はみんなから聞こえない位置にコタローを連れて行った。「お前いつもはきれいに食べるだろ!?」

 

「なんでわざと汚くしたんだ?」というと、まだ家族で住んでいたころ、魚には思い出があった。

 

コタローは魚の食べ方を父から学んだ。しかし、母はどうしても魚がうまく食べられなかった。

 

それで父は「それでは子供の見本にもなれない!」と母を叱り席を立ってしまった。だから、あの時の母のように

 

魚がうまく食べられない。コタローを演じてみたのだった。魚一つとってもコタローには様々な思い出があった。

 

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コタローキャラメルの思い出

話しは戻るが、佑の誕生会の買い出しをしているとき、コタローはキャラメルを買うかどうか迷っていた。

 

それをマーケティングの人は人は見ていた。そして佑が「1人子供が買ってます」という言葉を思い出した。

 

そして、店から出たコタローはキャラメルを買っていた。そこで意見を聞いてみたが、コタローははっきりと

 

「このキャラメルは売れておらぬであろう。なぜ棚のあんなに下に置いてあるのだ?」とどんどんダメ出しをしていった。

 

しかし、担当者は「もう棚から外そうと思う」というと「これはわらわの思い出ぞ!!」ときつい口調になり、

 

「では、わらわがたくさん買えばこのキャラメルはなくならないでござるか?」と質問した。

 

その時担当者は思い出した。キャラメルを開発したのはその上司だった。そして、「息子だ」と見せてくれた写真に

 

キャラメルをもって笑う男の子が写っていた。それがコタローだと認識した。そして、「面会禁止」の規則を破り、

 

「施設に会いに行ってしまった」という先輩から電話をもらい、「どうして規則を守れなかったんですか?」と言ってしまった。

 

先輩とはそれきりになってしまったが、コタローの中では今でもこのキャラメルは父上が作った大切な思い出の品。

 

であり、常にコタローの近くにあることで、コタローは父を感じているんだと認識した。

 

狩野は父親のことを訪ねたが、あの日の電話を最後に連絡も途絶え、仕事もやめてしまったので、

 

今はどうしているかわからないが、はっきりしているのは「とてもやさしい先輩だった」ということだった。

 

あの時コタローに会いに来た父と、後輩から見た父の姿はかなり違っていた。そして、コタローは佑に聞かれた。

 

「職業訓練してたけど将来何をしたい?」と、コタローは「何がしたいかは決まっておらぬが、将来お城のような家をたてて、

 

母上と、父上と、狩野殿、美月殿、佑殿たちと一緒に暮らすでござる」と答えた。佑は仕事ではなく、

 

その先にある「ゴール」を見つけることも、将来を考えることなんだと初めて思い知らされた。

 

 

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Twitterの感想

今回はツィートが少なかったですが、この葉っぱの切り絵すごくないですか!?少しでも力加減間違えると

 

破れてしまいそうなのに、アパートの細かいところまで再現されていてすごいです!!

 


 

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