「コタローは一人暮らし」2話、コタローのお腹と過去の出来事、そして父の敵

コタローも、小学生となり狩野の送迎も入らなくなったが、いつも下まで降りて見送りに来てくれる。

 

そんな時、コタローが豹変した。103号室に宇田と言う男性が引っ越してくると、部屋に来ていたのだ。

 

その人物を見た瞬間に、いつも持ち歩いているおもちゃの刀を取り出し、振りかざして出て行くように強く言った。

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コタローのお腹

宇田はあれからアパートには現れていない。弁護士の小林と、コタローの兄的存在でもある岩永に集まってもらい、

 

誰か宇田の事について知らないかけてみた。コタローは母親を誘惑した、父の敵だと言っていた。

 

しかし、小林は宇田については把握していなかった。そして岩永も施設にいたが、宇田と言う存在については聞いたことがなかった。

 

ただ、ひとつの救いがあったとしたら、宇田にコタローが「今でも母上と連絡をとっておるのか?」と聞いたときに、

 

宇田は「今はもう取ってないし、会ってもいない」と言ったことだった。お墓参りに狩野と行った時、

 

狩野だけがコタローは、もう母親に会えないことを知ってしまった。コタローはその事実を知らずに、ずっと母親を待っている。

 

もし宇田が本当のことを知っていて、コタローに告げてしまったら、コタローはどんなに悲しんだだろう。しかし、宇田はその後知らなかった。

 

小林も宇田と言う男について、詳しく調べてみる。と約束して帰っていった。そして狩野と美月、田丸は宇田がまた戻ってこないか

 

外で見張りをしていた。そこに帰ってきたコタローは不思議に思った。3人で何をしているのか?

 

すると田丸が苦し紛れに、持っていて、フライパンで「これからおやつでも作ろうかと思って」と嘘をついた。

 

しかし、狩野は気づいてしまった。コタローのお腹がはちきれそうに膨らんでいること。なぜこんなに膨らんでいるのか?

 

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コタローの過去の出来事

美月はプリンを作って、コタローの宿題の様子を見守りながら、狩野と話をしていた。

 

すると、冷蔵庫に貼られたプリントを見つけた。今度親が学校に来て、一緒に給食を食べると言うイベントがあるらしい。

 

これに参加すれば何かわかるかもしれない。事前に学校から許可をもらい、狩野と美月が2人で付き添うことにした。

 

すると、2人は学校でコタローがいじめられているかもしれない。と不安があったが、逆に人気者だった。

 

しかし、給食が始まる前に担任が「フードロス」について話をした。そして給食が始まると、やはり1年生なので、

 

それほど多く食べらるない子供もいて、残す子もかなりいた。しかし近くの席の子が「コタローなら食べれるよな」と言うと、

 

コタローはおかわりをしてに行った。狩野は弁護士から、コタローが施設に保護されるまで、食べるものがなく、ティッシュを食べていた話を聞いていた。

 

だからこそ、人一倍食べ物を残すことについて、心苦しい思いをしていた。だからこそ、無理してでもおかわりをして食べてしまう。

 

狩野はコタローだからこその事情で、お腹が膨らんでいることがやっとわかった。そして、担任も初めて持ったクラスで、

 

喜んでおかわりをしているのだと思っていた。だからこそ、今後指導に気をつけると言ってくれた。

 

そして、近くでコタローの食べっぷりを見ていた親たちも、コタローのおかげで野菜などを食べるようになったと喜んでいた。

 

そしてそれぞれ親に手を引かれて帰っていった。その姿をコタローは少し寂しそうに見ていた。美月はコタローの過去を知り

 

少し悲しくなったが、コタローに寂しい思いをさせないように、コタローの肩にに手を置き「一緒に帰ろう」と優しく問いかけた。

 

そして3人でアパートに帰ってきた。コタローは、食べ物を見ると「食べずにいられない」それは昔の経験がそうさせていた。

 

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父の敵宇田

いつものように銭湯に行った狩野とコタロー。その間岩永はバイト中に、近くを宇田が歩いているのを見た。

 

少し後をつけていくと、女性と話しており、女性は「今の方が大学が近いのに」と引っ越す理由がわからないような感じだった。

 

それを伝えようと狩野に電話をしたが、電話はロッカーに入っていたため、出る事はなかった。そして銭湯から出てきたふたりは

 

着替えをしていたが、コタローが急に痛みに悶え始めた。最近夜になると足が痛むらしい。朝になると治っていると言う。

 

そのため、荷物は狩野のが持つことになったが、コタローがあまりにもいたそうなので、抱っこして銭湯から帰ることにした。

 

コタローにとっては強い「とのさまん」が抱っこされるなど、屈辱でしかなかった。しかししばらくすると痛みが治まった。

 

そこに田丸が現れた。田丸にもコタローと同じ位の男の子がいた。彼も小学生に上がった頃、足の痛みを訴えていた。

 

だから、その時調べたことで「成長痛」ではないかといった。狩野にも記憶にあった。しかし、田丸はこうも付け加えた。

 

子供の場合「ストレス」が原因で痛むこともあるらしい。大人もストレスで頭やお腹が痛くなるように、子供にもそういった現象があるらしい。

 

だから、もしかして狩野に抱っこされて、ほっとした瞬間に痛みがなくなったのかもしれない。と田丸に言われ

 

コタローはさっき、狩野に抱っこされながら、屈辱を感じていたが、痛みは不思議とおさまったことに納得がいった。

 

そして、翌日になると、とうとう宇田が引っ越してきた。どうやってコタローの居場所を知ったのか知らない。

 

そして、どういう目的でこの部屋に来たのか知らない。しかし彼も「覚悟を持って引っ越してきた」と口にした。

 

どんな覚悟があって、コタローのいるアパートにわざわざ引っ越してきたのか。彼の正体は何なのか。誰も知りたいところだった。

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Twitterの感想

「ネグレクト」は、密室の中で行われており、家庭の事情が外にもらったときには、既に手遅れなこともあります。

 

コタローの場合は、すでに手遅れの状態で、1人で部屋で生活していたところを保護されたと言う過去がありました。

 

コタローを演じている、えいとくんは実年齢が9歳なんですね。前回よりも顔が大人っぽくなったと思ったら、

 

9歳ならば、顔がだんだんと変わってくる年齢ですね。「コタローは一人暮らし」も、年齢を考えるとこれが最終回かもしれません。


 

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