個別行動が多くなった2人、夜の壁越しあいさつ「着飾る恋には理由があって」4話
キャンプの帰りも車に乗るメンバーは同じだった。くるみは駿のキッチンカーに乗っていた。
すると、駿が「お腹空いた!!久しぶりに美味しい蕎麦食べたい!この近くだから」と、いきなりY字を違う方へ進んだ。
心配したハルちゃんたちから、「はぐれた?」とメールがきたが、お構いなしに駿は蕎麦屋へ行ってしまった。
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馴染みの蕎麦屋
くるみはもちろん初めて来たが、駿は何度か来ていて、「最期に食べるならここの蕎麦だね」と絶賛していた。
盛り蕎麦とてんぷらのセットを注文したが、くるみがいきなり蕎麦をつゆにつけたので、
駿が「まずは2~3本取って、蕎麦の香りを楽しまないと!!」と注意すると、ちょっとむっとしたくるみは
「私は私の好きな食べ方で食べます!!」とこれ見よがしにズルズルと蕎麦を食べ「美味しいぃ~~!!」
と、とても喜んだ。そんなくるみをみて駿はうれしかったのか、名物の「天ぷら饅頭」をくるみにくれた。
その「天ぷら饅頭」も美味しくしくて、嬉しそうに食べるくるみを見る駿もどこか嬉しそうだった。
会計の時に「お土産見てくるね」とくるみは、レジから離れたが、駿がレストランをやっている時からの馴染みの店なので
オーナーも気さくに「彼女か?」と聞いたが「じゃないです。でもそうなったらなぁ。」と期待を含めて答えた。
そんなことも知らず、お土産を見るくるみに、女将が「さっきとてもおいしそうに食べてたから」
と、天ぷら饅頭をパックに詰めてくれた。そして耳元で「駿をよろしくね」と意味ありげにささやいた。
遅れて帰宅した2人
遅れて帰宅した2人にはるちゃんは、「なんか最近別行動多くない!?」とちょっとした疑いをかけたが
駿は何もなかったように部屋に行ってしまった。しかしやはり別行動が多くなっている。
下にいたくるみを、みんなに見つからないように自分の部屋に連れていき、「この最中とっても美味しいけど、1つしかないから」
と、くるみだけにキッチンカーを出店した時に、違うキッチンカーで買ったかわいらしい最中をくれた。
その日の夜、くるみは小さな机に向かって仕事をしていた。しかしライトが邪魔で避けたら壁にあたった。
ちょうど駿が横になっていた壁だったので、駿にもライトが当たった音が聞こえた。
すると駿が「コン、コン、コン、」と壁をノックした。その数が徐々に多くなり、リズムがあった。
くるみはそのリズムに合わせて自然に「お・や・す・み!」とつぶやいた。駿からお休みの合図が来た。
と、わかったのでくるみも壁をノックして返した。なんだか秘密のやり取りみたいだった。
翌日仕事にいくくるみは、「着飾っていた」駿は、ビフォアがいい。と言ったが、「今日は大切な対談があるの」
と、嬉しそうに出勤していったが、対談相手が急遽キャンセルとなり、他の人を探して対談することになった。
なので、事前リサーチに相手の情報をネットで確認すると、「抹茶が好き」とあった。
そこでこの間の最中がお土産にイイのでは!?と駿にお願いするも、誰のキッチンカーか記憶になかった。
そのまま対談が始まると、いきなりテーブルの上のグラスを見て、「私もこれを持っています」
おそらく台湾の方なのだろう。現地で葉山が世界中のいいものを日本に紹介したい。とサンプルをくれた。と言うのだ。
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くるみを部屋に呼んで
羽瀬の妊娠が違ったことに、みんながほっとした後、駿はくるみを自分の部屋に連れてきた。
手に持っていた紙袋には、買ってきてほしかった最中が入っていた。キッチンカー仲間から情報収集して、
あちこち聞きまわり、やっと買えたらしい。すでに対談は終わったのでお土産にはできなかったが
後ろを向いたまま「どこに差し入れするの?」と聞く駿に、くるみは背中を指で押した。
「ぎゅってして!」
抱きしめてくれた駿「もしかしたら、豆しば真柴ちゃんも俺のことが好き?」と尋ねる駿に
恥ずかしそうに「かもね。好き。かも」「素直でよろしい!」と頭をなでてくれた。
その頃、葉山はくるみに連絡を取ろうとしていたが迷いがあるようだ。
そんなことも知らず、2人は恋人同士となり、もう差し入れの必要がない最中を仲よく食べていた。
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