「金田一少年の事件簿」8話、File6首無し村の当主殺人事件の謎

剣持刑事から誘いを受けて、一と美雪は「首無し村」へ向かっていた。

 

剣持の昔の同級生、巽紫乃から家に脅迫状が届いているというのだ。

 

内容葉「祭りの明ける明後日までに巽家の次の当主の生首頂戴しに参上つかまつり候」と不気味なものだった。

 

コンテンツ

首無し村の歴史

その昔、この村に逃げてきた落武者がいた。家臣たちが村のものに掛け合い、

 

匿ってもらうことを約束したが、その条件として、君主の首をはねることだった。

 

そのため、毎年無念の死を遂げた武士の魂をなぐさめるため、「首無し祭り」が行われ

 

甲冑で落武者に扮した行列が、村を練り歩いていたが、その祭りに合わせ君主が殺される。

 

なぜなら巽家は当主の首をはねた、落武者の末裔だったのだ。しかし、巽家では違う争いがあった。

 

紫乃は後妻であり、前妻の綾子の息子龍之介と、連れ子である征丸とは憎しみあっていた。

 

それは、亡くなった巽家の元当主、蔵之介が遺言で、次の当主に征丸を指名したからだ。

 

正妻の子供より、元使用人の後妻の子供が当主になることを、龍之介は許せなかった。

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1人目の犠牲者

一たちがバスに乗って村に向かっていたところ、同じバスに黒頭巾の人物が載っていた。

 

しかし、降りるとすでにその姿はなかった。そして巽家から迎えのものですと猿彦がやってきた。

 

そして、門の前につくと猿彦の姿は消えていた。そして客間に通され紫乃から話を聞くことになった。

 

一たちは客間に通されたが、しばらくすると武者の影が移り、障子を切り裂かれた。

 

外から入った形跡があり、その足跡は途中で消えていた。剣持は不思議に思ったが、

 

一は冷静に「足跡が消えたところで靴を脱いだ」と分析した。しかししばらくすると、

 

使用人のウメが「赤松様がお越しになりました。」と客間に連れてきた。

 

それは先程の黒頭巾を被った人物だった。しかし客間が空いていないため、からくりの部屋に案内された。

 

ちょうど剣持が寝静まった頃、寝室の電話が鳴った。赤松からだった。「脅迫状の犯人を教える」

 

と言って、紫乃と一緒にからくりの間に来るように指示が来た。

 

しかし、中から赤松の悲鳴が聞こえたが、部屋の扉は鍵がかかっており開けることができなかった。

 

紫乃が慌てて鍵を持ってきて、部屋を開けるとそこには首のない赤松の遺体があった。

 

しかしそこは密室であり、犯人が逃げるとしても、鉄格子のある窓からは無理だった。

 

剣持はあるカラクリを考えた。元当主がコレクションしていた、ボーガンを使い向こう岸にある太い木を狙うこと。

 

そして、1本だけ外れる仕組みになっていた鉄格子を使い、ボーガンを使ってロープで逃げるからくりを再現した。

 

ウメから誘われ、一と美雪は巽家の娘、もえぎと祭りの最終日に向かうことになった。

 

しかしその帰り道、美雪が何者かにさらわれた。そして悲鳴を追いかけて洞窟のような場所に行くと

 

一は背後から何者かに頭を殴られて気絶した。そして目覚めると、落武者の格好したものが

 

2つの布の包みのうち、片方を開けるとそこには征丸の頭があった。

 

しかし、2人が次に目覚めると、巽家の客間に寝かされていた。しかし代々伝わる甲冑から

 

鉄砲が盗まれていることを、使用人のウメが見つけた。そして猿彦の姿が消えていることに気づいた。

 

猿彦を探していると、竹林の中でなくなっていた。鉄砲は悪用されるのを防ぐため、

 

蔵之介が暴発するように、中に鉛を仕組んでいたのだった。それを知っているのは

 

今では、ウメと紫乃だけだった。そして猿彦の荷物から、その昔首をはねられた君主の家紋のついた刀が出てきた。

 

これで、すべての首謀者は猿彦であり、先祖代々の巽家への恨みを晴らしたとされた。

 

■キャスト

 

後に残る当主殺人事件の謎

なんとも後味の悪い事件だったが、一には大きな疑問が残っていた。それは猿彦の事だった。

 

猿彦は大きな脚立があるにもかかわらず、下の段に足をかけて高枝切りバサミで、木の剪定をしていた。

 

脚立に登れば、簡単に木の剪定は終わるはずだった。だからこそ剣持が犯人が逃げたカラクリが引っかかった。

 

猿彦はもともとサーカス団の1人だったが、やめた理由は高いところから落ちた事だった。

 

そのため、彼は高所恐怖症となり、高いところに登ることができなくなった。だから釼持のからくりで逃げることができなかった。

 

そこで1から考え直すと、寝室にかかってきた電話が、殺害のカラクリを解き明かす鍵になった。

 

最初から「赤松」と言う人物は存在しない。なぜならそれは変装した猿彦だった。

 

そして障子を切り裂いた、落ち武者も存在しない。それも猿彦が変装した姿だった。

 

そしてわざと赤松を「からくりの間」に案内しておき、夜中に一と紫乃を呼び出した。

 

その時すでに征丸は殺害されており、からくり戸に猿彦張り付いていた。征丸の頭を持って。

 

そして一たちが中に入るのに、扉が回転したのを利用して外に出て、鍵を元に戻した。

 

あたかも「赤松」が存在したように見せるため、わざと美雪をさらい、一たちに征丸の首を見せた。

 

もう一つは「赤松だ」と言っておきながら、その布は開けられることがなかった。

 

そして蔵之介が、次の当主に征丸を指名したのには訳があった。剣持と同じ学校に通っていた頃

 

父をなくして引っ越しをした紫乃は、その後しばらくして母をなくした。転校先で出会ったのが綾子だった。

 

綾子は紫乃にひどいいじめを繰り返していた。そして高校を中退し、職を転々としすがりついた男性が蔵之介だった。

 

やがて蔵之介の子供を身ごもり、未婚のまま出産したが、同じ時期に綾子も同じ病院で出産していた。

 

高校の時の嫌な思い出がよみがえってきた。綾子の子供が幸せになるのが許せなかった。

 

そのため、新生児室で自分の子供と、綾子の子供を入れ替えた。しかも綾子の子供は蔵之介の子供ではなかった。

 

使用人である猿彦が父親だったのだ。そのことを知っていて、蔵之介は実子が征丸と信じ当主に指名した。

 

そして紫乃が、使用人として巽家にきたのは、実の子供の成長を近くで見守りたかったから。

 

今回の殺人事件は、紫乃と猿渡が共謀して行ったものだった。しかし鉄砲が暴発することを知っていた紫乃は

 

わざと猿彦に鉄砲を使わせ、暴発でなくなってしまったのだった。そして、紫乃は何も知らない

 

龍之介の恨みをかい、お茶に毒を盛られ、そうと知った上でお茶を飲み干し亡くなった。

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