「金田一少年の事件簿」6話、File5殺人の容疑者になった一、隠された原稿はどこに！？

一と佐木は、剣持刑事の誘いで、人気ノンフィクション作家橘が所有する別荘で、行われるあるパーティーに参加していた。

 

一は出てきた料理に夢中だったが、橘は登壇しある「暗号」を伝えた。そして、その暗号を解いた者へ出版権を渡すと言う。

 

しかし、今回の原稿の中には、事件の犯罪者として実名が公表されている。というのだ。

 

躍起になる編集者たち

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今回のパーティーでは、暗号を解けば誰でも「原稿」を手に入れることができるため、マイナーな編集でも出版可能になる。

 

剣持はパーティーの出席者、時任の助っ人としてきたようだが、そのさらに強力な助っ人に一を呼んだ。

 

そして暗号が発表された。『裏川辺へ聞きなる藻を』別荘の裏に川があった！！と誰かが言ったことから、

 

ほぼ全員が部屋から飛び出していった。しかし、今回パーティーのゲストとして、橘の強い希望で、

 

アイドルの桂木がキャスティングされていたが、彼女は暗号に興味がないので、会場付近にいた。

 

そして、暗号を解くことを任されていた一は、すでに暗号は解けた。と言って、料理に夢中になっていた。

 

そのため、編集関係者以外は会場にいなかったが、外では橘が桂木にちょっかいを出しており、桂木は必死に拒んでいた。

 

それを見た一は、止めに入るも、そこは浅い水辺になっており、橘と一は一緒に倒れこみ水浸しになった。

 

そこで、機嫌を損ねた橘は仕事部屋に引きこもってしまった。そして雨が降り出し参加者たちはいったん会場に戻ってきた。

 

 

一が殺人容疑者になってしまう！！

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なかなか戻ってこない橘へ、謝罪するように一はみんなに促され、仕事部屋の場所を聞き一人で向かった。

 

そのころには雨もやんでいた。しかし、どれだけ待っても一がもどってこない。みんなで仕事部屋に向かうと

 

一の物と思われる足跡が、仕事部屋に向かったまま、戻ってきた形跡はなかった。

 

そこで、仕事部屋を開けると、血の付いたトロフィーを持った一と、頭から血を流し息絶えている橘がいた。

 

足跡が一人分しかないことから、一に容疑がかけられたが、ここで剣持が身分を明かし、捜査に入ることになった。

 

地元警察も、警視庁の捜査一課の刑事なので、しぶしぶ捜査に協力してもらうことにした。

 

一は仕事部屋に向かう途中の、ダイニングの時計で7時45分と確認した。しかし、別荘の管理人が、

 

橘から8時に電話があったと証言した。一が言うには、ノックをしたがしばらく応答がなかったので、

 

中に入ると、すでに橘は床に倒れており、一も何者かに後ろから殴られ気を失い、気づくとトロフィーを持っていた。

 

しかし、一以外の人物が出入りした痕跡がないことから、一は「殺人の容疑者」となってしまった。

 

一は暗号をすでに解いていた。そして、今作には犯人が実名で出ていることから、その人物が怪しいとにらみ

 

逃走し、真犯人を見つけることにした。そこで逃げながらも最初の暗号からたどり着く、出版社の大村に会いに行った。

 

橘からの伝言を聞いていないか？と確認すると、「いつきに聞け」と言われていた。

 

暗号はローマ字に直し、逆から読むと「大村に聞けばわかる」となっていたのだ。しかし、何者かが大村を殺害し

 

すぐに警察が来た。一は逃げた。そして、いつきに会いに行くと「桂木に聞け」と言われた。そして、いつきもまた殺害され、

 

すぐに警察が来た。あまりにも殺害されてから警察が来るのが早すぎる。と一は気づいた。

 

そして、次に桂木に会いに行くことにしたが、デパートでトークショーに出演することがわかり、控室へ行った。

 

すると、桂木は「野中に聞け」という伝言を聞いていた。そして彼女もまた何者かに腹を刺され死亡したが、

 

またもすぐに警察が来た。一はさすがにおかしいと思いながらも、警察から必死に逃げていた。

 

 

隠された原稿に実名で上がっているのは誰なのか？

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そのころ剣持は捜査に協力していた。一ならば必ず佐木の動画を見たがるはず！！と佐木をマークしていた。

 

そして、佐木は公園で電話を受けると、自転車でどこかへ向かった。それを追跡すると、佐木は後ろから来たバイクの男にリュックを渡した。

 

刑事の高林がバイクを止めると、「スピード違反ですか？」と聞いてきた。それは剣持が協力するふりをして、

 

仕組んだ罠だった。バイクの男性は時任だった。そして、佐木をマークさせている間に、誰もいなくなった公園に一が来た。

 

そして、佐木が座っていたベンチの隙間から、コインロッカーのカギを抜き取った。コインロッカーから佐木のタブレットを受け取った一は、

 

時任と都築にかくまわれ、食事とシャワーを浴びて動画を見た。そしてどこか違和感を覚えた。

 

翌朝早く2人が眠っているうちにマンションを出た一。再び警察に追われることになった。

 

そして、運よく配送のトラックの荷台に紛れ込んだが、検問に2度引っかかり、2度目に中に入ってきた警官がチェックをして

 

荷台から降りる前に、トラックは発進してしまったが、運転手は音楽を大音量で聞いており、周りの変化に気づかない。

 

一は落ちそうになった警官を救おうと必死で、手をつかんだが運転手が勢いよく、角を曲がったので、警官は振り落とされてしまった。

 

そのはずみで、荷台にひかかっていた拳銃だけが残されてしまったため、一に拳銃強奪の容疑までかけられてしまった。

 

一の推理では、小説に登場している真犯人が、一より先に原稿を見つけ闇に葬ろうとしている。

 

だから、犯人は常に一をマークしている。そして、事件を起こす前に警察を既に呼んでいるのかもしれない。

 

次に会う人物は野中。パーティーの出席者で残ったのは、野中、都築、時任だけになった。この中に実際の殺人犯はいるのか！？

 

 

 

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