「石子と羽男」6話、自治会で見えてきた真実と、録画から分かった不動産の不正

今回は分かりやすく言えば「幽霊物件」「事故物件」という案件だった。しかも羽男のTwitterを見て、

 

DMで依頼がきたので、羽男はとても上機嫌!!相談者は都内に中古のマンションを引っ越してきたばかりで、

 

会社もまだ立ち上げて7人で頑張っている小さな企業の代表。この案件がうまくいけば『顧問弁護士』狙えるかも!

 

コンテンツ

自治会とは仲がいい夫婦たち

今回Twitterを見て、直接依頼してきたのは、まだ仲間と立ち上げて間もない高梨夫妻だった。

 

本来ならば、中古マンションを借りて、双子の子供を保育園に預けて、妻も働きに出るはずだった。

 

しかし、先日ポストに入った部屋が「事故物件」であることを知らせるチラシが投函された。

 

それ以来妻は、ワンオペ育児に、幻聴、不眠に悩まされてノイローゼだという。

 

実はその部屋には、お年寄りの男性が住んでおり、死後数日して発見され、特殊清掃の対象となった部屋だった。

 

そして、その後違う人が引っ越してきたが、2か月で越してしまったので、何かあるという。

 

そうなると、不動産が「告知義務を怠った」ということになるが、不動産の社長も強気に出てきて、

 

特殊清掃どころか、全リフォームをしているという。そして、2か月で越した人物のことは自己都合としか聞いていないという。

 

マンションの自治会に集まってもらうと、なんだか雰囲気のいい仲のよさそうな人たちだった。

 

高梨曰く、同じ年ごろの子供を持つ家庭が多く、公園へ一緒に遊びに言ったりもするという。

 

しかし、不動産が強気に出た限り、羽男たちも出方を変えなくてはいけない。「ビラを入れたのはだれなのか?」

 

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防犯カメラで見えてきた住民たちの真実

マンションのエントランスには2台の防犯カメラがあった。管理人にお願いして、動画を見せてもらうことができたが、

 

その画像は1台分だけ。2台ついていると思ったのは、1台がダミーだったということ。

 

そして、ビラ投函当日、高梨のポストに使づいた人物は一人しかいなかったが、黒ずくめでフードをかぶっており、

 

誰なのかわからなかった。しかし、一つだけわかったのは、犯人はエントランスの防犯カメラが1台だと知っている。

 

何度再生しても、ダミーのカメラの方を向いても、録画しているカメラは見ていない。

 

羽男はほかの日の映像も調べるように、石子に指示をしたが、そこに就職が決まり、事務所を辞めた大庭がやってきた。

 

羽男に手伝ってほしいと言われたと、一緒に別の日の防犯カメラを確認した。

 

そこから分かったのは、高梨夫妻も親しくしている家族の妻があのビラを投函していた。

 

事実確認に向かうと、同じような家族構成で、妻も働きに出たいが、待機児童のため、保育園が見つからない。

 

そこに「双子」の高梨家族が来たことで、自分たちの待機の順番が下がってしまう。ということで、ビラを入れたという。

 

しかし、事務所でその事実を聞いた高梨は、その奥さんを恨んでいなかった。

 

それどころか、買い物中に二人が泣き出し、困っているところに声をかけて助けてくれたことを感謝していた。

 

しかし、急な展開が起きた。高梨の妻が病院へ搬送されたのだ。原因は火をつけたまま居眠りをして、

 

ボヤ騒ぎを起こしたことだった。しかし、過労もあり、しばらく入院が必要となった。

 

前もって、高梨に待機児童の家族が遣える、行政のサービスをまとめた資料を石子はわたしていたので、

 

そこから、シッターさんを雇って、なんとか仕事に行くことができた。しかし、入院中にあることが分かったのだった。

 

■キャスト

録画に残されていた不動産の不正

事務所にマンションの住民が「気になることがある」と、インターフォンのSDカードをもってきたが、

 

ビラの件は解決していたが、気になる男が映っていたというので、確認すると、羽男はマンションを調べている間にみた

 

気になる「マーク」をその男の胸元に見つけた。ある配送業者の物だった。そこで配送業者を訪ねると、

 

確かに以前勤務していた。と履歴書を見せてくれたが、奥から社長の妻が出てきて「コンプライアンス問題!」

 

と、言ったため履歴書はすぐに返したが、羽男はしっかりと記憶していた。そこで、その男性の元を訪ねると、

 

不動産屋がから2か月だけ入居してほしい。と頼まれお金をもらったという。

 

その証言をもとに、石子と羽男はいつものシュミレーションを行った。万が一相手が出方を変えても

 

羽男が固まらないように、石子が入念に話の筋道を立ててくれる。そして、もう一つ分かったのは、

 

高梨の妻が「ハウスシック症候群」であるということ。それはリフォームの際に、不動産屋が基準値を超える

 

ホルムアルデヒドを使用していたという証拠になる。そのため、不眠や幻聴などの症状が起きていたのだった。

 

それをもとに、不動産に乗り込み、2年以内に退去した場合の違約金の無効と、引っ越し費用。

 

そして、慰謝料などを請求した。相手がひるむすきを与えず、石子との練習通りに事は運び、

 

高梨夫妻は待機児童の少ない場所へ引っ越すことができた。そして、顧問弁護士の件をお願いしたが、やんわり断られたようだ。

 

そして、先日大庭が石子に告白したが、大庭が羽男にそのことを合図で伝えた。

 

石子に返事をしないのか?と聞きながらも、すべてが中途半端になりそうなのが嫌な石子に

 

恋愛してみるのもいいよ。とアドバイスし、石子は大庭にOKの答えをやっと出すことができた。

 

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Twitter感想

石子が羽男の特殊な能力を知った時、少しは嫉妬したと思う。だけど、自分の想定と違うことが起きると、

 

何もできない羽男を見て、完璧主義の石子が入念な台本を作ってくれる。

 

そして、それを完璧に覚えて本番に臨むと、思うように事が運ぶ。この二人は二人で一人の弁護士のように

 

距離が縮まるごとに、お互いのない部分を上手に補い合うことができていると思う。

 

そして、互いをあくまでも仕事のパートナーとしてみているから、石子の体調をさりげなく心配する羽男も優しい。

 


2022年7月スタートTBS新ドラマ

 

 

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