「石子と羽男」3話、罪の意識がない無断アップロードと、打ち切られた映画

はね「やまだちゃんチャンネル」を運営している、山田遼平の元に警察が突然来て、『著作権違法』で逮捕された。

 

しかし、彼に罪の意識はなく、国選弁護人を佳男がひきうけることになった。

 

パラリーガルの硝子は接見にはついていけないので、佳男のサポートができないことが一番不安だった。

 

コンテンツ

罪の意識がない違法アップロード

山田は自分がなぜ『逮捕』されなくてはいけないのか!?罪の意識はまるでなかった。

 

最初は監督希望で、自主製作の映画を、会員限定でアップロードしていたが、参考になる映画を、

 

10分くらいにまとめた「ファスト映画」を、間違って誰でも閲覧できる状態にしてしまった。

 

すると、動画の再生はあっという間に20万回を超え、「こういうのが欲しかった!!」という声が多かった。

 

だから、山田は余計に「人のためにやっている」という意識の方が強く、自分は何も罪を犯していないと反論した。

 

そこで、佳男は公判の時に覚えるセリフを彼に見せて、覚えさせたが、実際第一回公判になると、

 

途中まで佳男の言葉を話していたが、やはり自分は何も悪いことをしていない。と言い切り、公判は終わってしまった。

 

■キャスト関連ドラマ

風評被害

実はあらぬところに、この騒動は波紋を広げていた。映画監督の「山田恭平」彼は遅咲きながら、

 

遼平も大好きな映画監督だった。しかし、名前が似ているため、恭平が罪を犯したと思われ、

 

それが10年かけた映画の公開前だったので、映画の宣伝に利用したなどと書き込みが相次ぎ、

 

映画公開の日、監督の舞台挨拶もあったが、ほとんどお客は入らなかった。

 

そこで、スタッフの一人である助監督が、悔しさをあらわにしたが、翌日になり、恭平の「ファスト映画」のアップロードがあった。

 

硝子は恭平によい弁護士を紹介することで、事務所にもいい影響があると思い、さっそく弁護士を紹介した。

 

しかし、恭平のファスト映画のワンシーンを見た佳男は、あるシーンでストップをかけた。

 

硝子は知らなかったが、今回の公判のためになるか。と思い映画を見ていたのだが、

 

そのキャストが手をつないだシーンは、映画には登場していなかった。すなわち、恭平内部の犯行だということ。

 

硝子は急いで、恭平に会いに行くが、外に連れていかれ、映画公開初日に助監督が悔しがり、

 

そして、翌日ファスト映画が公開されたことから、内部の犯行で、行ったのも助監督だと気づいていた。

 

そこで、申し訳ないが、身内のことは身内でかたをつけるから。と弁護士を断った。

 

■キャスト

山田遼平への突破口そして、打ち切られた映画

いまだに自分の罪を認めない遼平。そこで佳男は恭平のファストえいがをみせた。

 

すると意外にも遼平は怒りをあらわにした。「これでは映画のいいところは何も伝わらない」

 

そして、「これでは『本編』を観たい人の楽しみを奪っている」と口にしたが、

 

佳男は「あなたがやっているのは、つまりそういうこと。編集したファスト映画を観て、実際に観に行った人がどれだけいるだろうか。」

 

そして、恭平監督が10年かけて資金を集め、キャストも格安で雇いやっと作り上げた映画は、

 

この無断アップロードもあり、「打ち切り」となってしまったことを伝えた。

 

遼平はそこで今まで、20本以上のファスト映画を編集し、みんなに感謝されていると思っていたが、

 

制作側の苦労を踏みにじっていた行為に気づいた。そして公判で素直に罪を認め謝罪することで、執行猶予が付いた。

 

その足で、恭平監督に土下座をしに行くが「私は未熟で受け入れることができない」

 

と言われ、「作品に10年かけてきて、次10年後作品が作れるかと言ったら可能性は低い」ということを口にしていた。

 

改めて、遼平は無断アップロードの罪深さを反省した。これからは恭平監督を超えるような監督を目指してほしいと思う。

 

■ドラマ関連記事


2022年7月スタートTBS新ドラマ

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です