「石子と羽男」5話、注意のつもりが訴えられた訳と、石子の異変に気付いていた羽男

蕎麦屋の塩崎が叔父のことで相談に来た。長らく空き家だった隣の木にずっと悩まされてきたが、

 

最近空き家に女性が引っ越してきたが、一向に木の手入れをしないので、毛虫が入ってきて困っているという。

 

しかし、言葉を選んで注意したはずが、逆に叔父が訴えられる羽目に。何が起きたのか!?

 

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隣の木のことを注意した

叔父はずっと同じ家に住んでいるが、ある時から隣が空き家になり、管理する人がいなくなった。

 

その間に、隣の木の枝が自分の土地まで伸びてきて、毎年毛虫が大量発生して困っていた。

 

それを羽男たちに相談すると、当人同士より、間に人が入った方が角が立ちづらい。

 

ということで、隣の家に羽男と、石子が行き相手を刺激しない程度にちゅういをした。

 

しかし、叔父の反応も、相手の女性の反応もどこか違う気がする。そんな思いを抱えたまま、

 

帰宅しようとしたとき、石子は腹痛を覚えて少しうずくまった。そして、羽男の後をついて帰宅した。

 

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石子の変化に気づいていた羽男

翌日から、羽男は石子に、事務所で会計処理をしているように命令した。そして就職試験のない日に、

 

大庭に叔父と、相手の女性のことについて、近隣の評判について聞き込みをするように頼んだ。

 

すると、女性はとても社交的で明るく、人づきあいがいいとのことだが、叔父のことになると、

 

町内会長夫妻も顔を曇らせ、ほとんど話したこともなく地域の集まりにも出てこない。

 

という正反対の印象を語った。しかし、羽男も石子も二人の様子に何か引っかかるものがあったが、

 

塩崎がまた事務所にとびこんできた。今度は叔父が「騒音被害で訴えられた」というのだ。

 

石子も同行しようとするが、羽男が止めた。「体調が悪いんだろ?」と隠していたつもりでもばれていた。

 

しかし、すでに良性の卵巣嚢腫だと、検査も終わっていたので、石子も同行していた。

 

家に行ってみると、「内容証明」ということだけで、実際にまだ訴えられてはいなかったが、

 

『騒音』となったピアノの音は、夜7時以降はヘッドフォンをしているので、人の気持ちを害するようなほどではなかった。

 

しかし、二人は気づいていた。それぞれの部屋に同じ映画のチケットが飾られていたこと。

 

そして、立ち入ったことを聞きますが、と双方に質問すると、やはり引っ越してきた当時は二人とも気が合い、

 

お互いの家を行き来していたようだが、女性側からすると2か月前に突然もう会えないと言われたという。

 

叔父は、「自然に会わなくなった」と言ったが、羽男はトイレを借りた時、冷蔵庫に野菜の表が貼ってあることに気づいた。

 

それは、野菜に含まれる「カリウム」の量を示した表だった。男性は病気を隠して、女性とはもう会わないことにしたのかもしれない。

 

■キャスト

叔父が訴えられた訳とは!?

羽男が調べてみると、数年前から地域一帯に毛虫が発生していることが分かり、市と掛け合い、毎年毛虫の駆除が行われることになった。

 

それを喜ぶ町内会長。そして、叔父を訴えたのは女性ではなく、女性から話しを聞いた会長だった。

 

女性が、「ピアノの音がした」と言ったのをきっかけに、「騒音被害」を訴え、賠償金50万円を請求してきたのだ。

 

しかも、女性はそうなるまで、事の顛末を知らなかった。だからお互いに余計に声をかけづらくなってしまった。

 

羽男はカレンダーに定期的に、文字が書かれており、特定の日に何か書かれていることに気づいていた。

 

ちょうど二人が会わなくなった2か月前から、病院で定期的に透析を受けており、特定の日は女性の誕生日だった。

 

石子は叔父の恋を応援し、生前整理を手伝うことを約束し、また再び二人が一緒に出掛けられるようになった。

 

そして、叔父はピアノのあるレストランを予約し、女性が好きな曲を一生懸命に弾いていた。

 

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Twitter感想

本当にこの二人は不器用なのか、それとも逆に器用すぎるのか!?お互いの気持ちにうすうす気づいていながら、

 

相手を思いやる言葉がいつも的外れというか・・・。今回も羽男は石子の体調に気づいていながら、

 

普通に注意してもおとなしくしていない性格を分かってのこと。しかし、それを知らない大庭は

 

体調の悪い石子を、真正面から心配して車を借りて、病院行っている間に、おなかを温めるものをたくさん買ってくれて・・・。

 

正反対のやさしさ。石子にはどちらが合うのかな。大庭への返事は・・・!?

 


2022年7月スタートTBS新ドラマ

 

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