「おいしい給食」最終回、教師の給食がなくなる?甘利田の異変あり
以前から甘利田を敵視している教育委員会の鏑木。宗方先生を使い、監視させ問題行動を定義した。
それは学校の帰りに、駄菓子を食べていること。教師としてあるまじき行為であると、教育委員会で話し合われた。
その結果、甘利田に1番効果的な方法は「教師のみ弁当持参とする」と言う方針の変更だった。
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宗方先生からの告発
元はと言えば、甘利田の素行を前から気に入らない、教育委員会の鏑木が、宗方先生に監視を頼んだ。
ちょうどその頃宗方先生は、甘利田が3年生の担任であるにもかかわらず、自由奔放で気に入らなかった。
だから鏑木の申し出を受け、彼のそこを調査していた。すると学校帰り駄菓子を買って食べるなど、問題行動が見られた。
それを鏑木に報告した。しかし時が経つにつれ、甘利田の行動を理解し始めた宗方先生。
ただ、とても給食を愛しているだけ。自分に正直なだけ。それだけで問題視されるのは違うと思い始めていた。
その頃教育委員会に呼ばれ、甘利田の行動が問題視され、教育委員会でも議題に上がるとなった。
そしてその結果を受けて、鏑木が中学校を訪ねてきた。そして甘利田は、給食にとても執着している。
そのため一番良い解決方法は「教員のみ弁当持参」と言う解決方法だった。鏑木はこれで甘利田の思い通りにならないと思い有頂天だった。
そして放課後、甘利田の問題行動をめぐり職員会議が開かれることになり、そこで結論が出されることになった。
「【映画】おいしい給食」2人に起きた非情な現実!!あらすじと感想
TOKYO MX制作、市川隼人主演「おいしい給食」season2概要
「おいしい給食」season2、1話甘利田の天国のような日々が始まる
「おいしい給食」season2、2話新しい給食バトルの幕開ける
「おいしい給食」season2、3話早くもゴウに敗北してしまった甘利田
「おいしい給食」season2.4話スバラシキ給食のメニュー!敵視される甘利田
「おいしい給食」season2、5話納得いかない交通指導と冷やし中華
「おいしい給食」season2.6話甘利田をずっと悩ませている献立
先に結論を知ってしまった甘利田
いつもは校長と水やりをしている花壇、甘利田が水やりをしていると、宗方先生が来た。
校長の代わり。と言ったが、実際は今回放課後に職員会議が開かれ、そこで甘利田の問題行動が提起されること。
それが自分の告発であることに責任を感じ、先に結果をお知らせようと、水やりに来たのではないだろうか。
そして花壇に水をやりながら、鏑木が放課後に職員会議を行うこと。そこに教育委員長も参加すること。
甘利田は、何を言っても動じなかった。もともと鏑木が自分を敵視しているのは自覚している。
しかし次の言葉で固まってしまった。「職員は弁当持参になります」持っていたじょうろが落ちてしまった。
そして教室に戻る時、給食室の前を通ると神野がいつものように、給食のおばさん牧野さんと話をしていた。
今日の「3色ゼリー」がとても綺麗だと言う話をしていたが、甘利田の耳には入ってこなかった。
その時点で神野は、異変を感じていた。その異変が現実になったのは給食の時だった。クラスのみんなが気づいた。
宗方先生は、自分自身が告発したことで、甘利田の楽しみ奪うことに責任を感じたのか、給食は同じ1組で食べることにした。
しかし、給食の前の校歌。これは甘利田が赴任してきたときに、給食前に歌うことを取り入れた。しかし歌わない。
クラスの生徒全員が、いつもの先生でないことに気がつき始めた。そして校歌は終わってしまった。
すると神野が立ち上がり、甘利田の方を向いて校歌を歌い始めた。すると学級委員長も校歌を歌い始めた。
不思議なことにクラス全員が、甘利田のために校歌を元気よく歌い出した。「給食に罪は無い」
「今日の当番」と言うと、合掌の挨拶が始まった。今日の給食を楽しもう。栗ご飯を楽しも。季節の変わり目、それを給食で楽しむ。
主題歌
(AMG MUSIC)
教育委員長の見解は?
ついに楽しみにしていた「3色ゼリー」にたどり着いてしまった。この3色の意味を噛み締めながら食べていた。
しかしいつもなら気にしない神野をみると、彼はゼリーに栗を乗せて、甘利田に微笑みかけていた。
それは季節の変わり目を表すゼリーの上に、栗が満月のように乗っていた。すると神野が近づいてきて
「よかったら先生もどうぞ」と言って、1粒残した栗をくれた。今日は完全に完敗だ。あとは放課後の職員会議を待つのみ。
教室の真ん中に立ち、周りには他の教師たちが座り、鏑木が甘利田の問題行動を提起した。
校長から「駄菓子の買い食いは止められますか?」と聞かれると甘利田は「止められません」とはっきり答えた。それは自分が好きだから。
給食についても、好きなことはやめられない。鏑木はそれが問題だと言う。しかし宗方先生が口を挟んだ。
「私は最初先生が嫌いでした。自由で自分の好きなことだけをしている。でも気づいたんです。自分にできないことをしているから嫌なんだと」
つまり宗方先生は、学年主任としての責任感を常に持ち続けなければいけないが、甘利田にはそれがない。
そして異常なまでの給食愛が、生徒たちにも伝わり、1組の生徒たちは、のびのびとしている。決して悪い先生ではない。
鏑木自身、自分に自由がないから、甘利田の行動が気になるのではないかと推測した。すると教育委員長が「話が違う!」と言って帰ろうとした。
鏑木は止めようとしたが、教育委員長は「甘利田先生は、すべてに言い訳をしなかった。それは自分自身に自信があるからだ。」
と言うと、外に出てきた甘利田に向かい「私が最初に赴任したのは北海道の学校でした。そこでイカ飯が給食に出たんです。それがまたとてもおいしかったんです」と笑顔で話した。
結局鏑木の空回りで終わった。そして改めて甘利田のクラスの生徒たちは、先生を慕っていることがはっきりとわかった。
「おいしい給食」1話から見逃は?
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