「おいしい給食」season2、5話納得いかない交通指導と冷やし中華

今日の給食は待ちに待った「冷やし中華」このために甘利田は朝からテンションを上げて、冷やし中華にコンディションを合わせている。

 

それにぴったりの授業が「交通安全指導」最寄りの警察署から、警察官が2名やってきて、交通指導を行うが、

 

大半はビデオを見て、交通安全の大切さを学ぶと言うものだった。しかしこれに疑問を呈したのが神野だった。この伏線に甘利田は気づかなかった。

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給食の準備は朝から始まっている。

本日の献立は夏にぴったりの冷やし中華。甘利田は冷たい冷やし中華を、いかに美味しく食べるか。

 

朝からテンション上げて、冷やし中華を美味しく食べられるようにコンディションを整えている。

 

一方で神野は、朝からノートに何かをスケッチしている。彼がいつも給食をいかに美味しく食べるか、絵に書いているノートだ。

 

もちろん今日の冷やし中華を、彼なりにどのようにアレンジして、美味しく楽しく食べるか。それを考えるのが彼の朝の日課だ。

 

しかし今日は給食の前に、交通安全指導があり、交通事故に関するビデオを見ることになった。少年が横断歩道で赤信号を無視して事故にあった。

 

しかし少年は横断歩道は緑だったと証言し、車の方が信号を見落としたことになっていた。しかし反省した少年は事実を警察官に告げた。

 

すると、交通事故を起こした車の運転手は釈放され、恋人と笑顔で警察を出ていく姿が最後に映った。

 

すると神野は、ビデオの内容に対して異論を唱えた。「少年の年齢の設定が僕たちと同じ位だったら、母親の年齢がどう見ても若すぎると思います。」

 

それに対して警察官は、親の年齢は特に関係ないと言うことを言うが、神野は「何でも形から入らないと、頭に入ってこない。ビデオの内容も全く頭に入って来ませんでした。」と反論した。

 

そして最後に、事故を起こした男性が警察を去るときに、笑っていたことが気になると言う。自分が嬉しい時に笑う。あれはほっとして笑っていたのではなく、嬉しいから笑っていたのではないかと指摘した。

 

事故にあった少年は全治3カ月の重傷なのに、2人は笑っているのはおかしいのではないかと言う意見だ。

 

一緒にビデオ鑑賞していた生徒たちも、神野の意見に同意していた。警官は今までそういったことを指摘されたことがなかったので、生意気な中学生だと後で文句を言っていた。

 

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異論は給食を食べるための伏線だった。

給食のおばさんの牧野さんが、給食室の前を通りかかった時、神野がノートを持って給食室から出てきた。

 

小学生の頃はよく見せてくれたノート。久しぶりに見てみたいと、お願いして見せてもらったが、牧野にはわからないものが書いてあった。

 

いよいよ甘利田が待ちに待った「冷やし中華」の時間がやってきた。ソフト麺を給食室で冷やしてくれるので、少々ひんやりした状態で食べることができる。

 

そして箸休めに春巻きがあるのも良い。そして夏を感じさせるスイカもある。甘利田は冷やし中華のスープを味わい、

 

酸味と甘み、ごま油の香り、すべての一体化された味が体中に染み渡った。そこでソフト面を4つにカットして、1つを投入して食べ始めた。

 

そこからはもう止まらない。妄想の中で「冷やし中華始めました!!」とクラス中で叫ぶような、頭の中がお花畑状態。

 

そしてクライマックス、残りのソフト麺を全て投入して、春巻きを挟みながら冷やし中華を食べていた。そして仕上げにスイカを食べて、牛乳を一気飲みした。

 

本日の給食は仕上がった。一息つくとやはり神野に目が行く。すると彼はアルミの食器を使っていない。家から持ってきたのかガラスのお皿に麺を盛り付け、

 

アルミのお皿に配られた具材をのせ、最後にスープをかけて、配膳室から持ってきたと思われるマヨネーズをかけて食べている。

 

甘利田は、交通安全教室での発言「形から入らないと、伝わってこない」といった神野は、今日の給食そのものを表していた。

 

給食なので、先に具材が下にあるが、本来は具材が上にある。彼は具材を上にするために、家からお皿を持ち込んできた。

 

正しく冷やし中華の形にして、彼は味わい、途中でマヨネーズを投入し、甘利田に見せつけていた。

 

またしても今日も完全なる敗北。しかも床に這いつくばるほどの敗北感を味わった。

■関連作品

主題歌

『君の花~2nd session~』
(AMG MUSIC)

君の花~2nd session~

おいしい給食 [ 市原隼人 ]

神野の大きな後悔

甘利田は、放課後に給食室に行き、段ボール箱に大量にマヨネーズが備蓄されているのを知った。

 

そしてそれを1つ持ち外に出ると、ちょうど神野がやってきた。甘利田は今日の交通安全教室をなぞらえて、黙ってマヨネーズを持っていき、後悔するぞと言うこと言ったが

 

神野は「僕は後悔しています。それは甘利田先生に、マヨネーズの備蓄があることを教えなかったこと」2人はやはりライバル同士

 

いかに給食を美味しく楽しく食べるか、そのことに毎日情熱を傾けている。なのに神野は1人マヨネーズをトッピングした冷やし中華を食べてしまった。

 

備蓄のマヨネーズを持ち出したことより、それを先生に伝えなかったことを後悔していた。それを聞いたとき甘利田の心はちくりと痛んだ。

 

帰りに駄菓子屋で、「よっちゃんイカ」を購入して食べようとしたら、お店のおばちゃんがマヨネーズをトッピングしてくれた。

 

自分にはなかった発想だった。でもマヨネーズをつけて食べてみたら、世界が広がった。今日はマヨネーズの凄さを知った1日だった。

 

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