「おいしい給食」season2.7話赤飯のためにお祝い事を探し回る甘利田
今日の給食の中で1番嬉しいのは、「赤飯」七五三の帰りに家族で食べた、はじめての赤飯は、5歳の子供にも、
衝撃的なおいしさを感じさせた。しかしそれと同時によみがえってきたのが、その時千歳飴を買ってもらえなかった悔しさ。
しかしそんなことよりも、せっかく赤飯が出るのだから、お祝い事を探しだした。
コンテンツ
5.6時間目の合唱コンクール
今日は給食の後の時間は、学校の代表として合唱コンクールに出るクラスを決める、学校内での合唱コンクールがある。
宗方は疑問だらけだった。なぜ全員が校歌を歌わなくてはいけないのか。それぞれのクラスが自由に決めても良いのではないか。
しかし、全クラスが校歌を歌う事は、どうやら甘利田が決めたようだ。学校たたえる歌を、全クラスで歌い、素晴らしいクラスを代表にする。
その甘利田の言い分がどうにも理解できなかった。しかし、授業の前に朝から校歌を練習している3年1組。
甘利田は、そのまま音楽室に向かい、ホームルームをすることにした。しかし音楽教師の指導を受けた生徒たちは、なぜかみんな疲れ果てていた。
甘利田は「今日は給食前に校歌を歌い、そして給食の後にも校歌を歌う。この意味が何だかわかるか?」と全員に聞いた
しかしすべての答えに「違う!」と言って、「給食の前に校歌を歌い、給食に感謝を伝える。そして給食の後に校歌を歌い給食を食べたことに感謝を伝える!」と言って音楽室を去っていった。
当然この意味を理解するものは誰1人いなかった。しかし音楽教師は3年1組しかできない校歌の歌い方を教えていた。
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お祝い事を探し回る甘利田
甘利田にとって、赤飯とは「お祝いをするために食べる」ものであり、何かをお祝いしながら食べたい。
でも自分にはお祝い事が今日はない。そこで宗方先生に、嬉しい事はなかったかと聞いたが、夢が正夢ではなかった。
と回答したので、呆れて「ちっぽけな喜びだ」と勝手に聞いておいて、勝手に去っていった。
そして生徒たちはショーテストをしているのに、途中で中断させて「今日誕生日のものはいるか?今週誕生日のものはいるか?」
と質問したが誰もいなかった。学級委員長が「先生意味のない質問ならば、テストに戻っていいですか?」と聞いて、みんなテストの集中した。
それでも何かお祝い事を探したい。ちょうど校長と花壇の水やりをしていた。校長も赤飯はお祝い事だと言う。
そこで校長にとってのお祝い事を聞いてみると、誕生日、成人式、還暦祝いなどが出てきた。どれにも該当しないが、あえて言えば自分は今年還暦だと言う。
甘利田はやっと祝う理由を見つけた。今日は校長先生の還暦をお祝いする気持ちで赤飯を食べよう。
その頃神野もいかに赤飯を楽しく食べるか考えていた。すると前の席に座っている女の子が、合唱で自分が好きなように歌えたいのに歌えない。
と言ってきたので、そんな事は気にしなくて、自分で好きなように歌えばいいよ。と言うと「好きなように歌っても誰も褒めてくれない」
と言うので、「だったら自分で褒めてあげればいいよ」と神野はアドバイスして、今日の給食の楽しみ方を思いついた。
主題歌
(AMG MUSIC)
異変を感じた給食の時間
甘利田が待ちに待った給食の時間が来た。まず校歌を歌うことから始まる。しかしいつもより視線を感じるような気がする。
それでも給食を食べれる嬉しさから、いつものように校歌に合わせて踊っている甘利田。生徒たちが真似をしていることに気づかない。
今日は輪島塗の箸だけで食べる!それが赤飯に対する礼儀だ。そして心の中で校長に還暦のお祝いを込めながら赤飯を食べていた。
しかし徐々に、心の中で校長の還暦をお祝いしながら赤飯を食べることに違和感を感じてきた。そして最後のほうは放棄した。
しかし今日もうまく仕上がったと満足していると、なんだか違和感を感じる。それは神野の方。
眼鏡をかけてよく見ると、豚汁の具材を全て食べ、汁だけ残し、汁を器に移した後、赤飯を汁が入っていたお椀に入れてしまった。
そして上から押さえつけ、豚汁の汁を入れたお皿の上に赤飯を乗せた。甘利田はスープチャーハンを真似た!と思ったが、
次の瞬間神野は日の丸の旗を立てた。彼は何でもない日だけど、自分をお祝いしてあげる。そんな気持ちで赤飯を食べるのだ。
甘利田はなぜそんなことを思いつかなかったのか。完全に敗北してしまった。どうしていつも彼には勝てないのか。
そして校内の合唱コンクールが始まった。3年1組の出番になった。校歌が始まると一斉にみんなが踊りながら歌い始めた。
それは甘利田がいつも給食が嬉しくて、はしゃいで踊っている様子を再現したのだ。それは音楽拍子の提案だった。3年1組にしかできない歌い方。
だから給食の時、みんなが担任の真似をしていたのだ。しかし残念ながら代表には選ばれなかった。原因はやり過ぎだった。しかしみんなに悔いはなかった。楽しかったからだ。
甘利田はいつも帰りに寄る駄菓子屋で、今日はふ菓子を食べた。すると甘利田はかどっこの硬いところからカリカリ食べ始めた。
すると店主の女性が「あんたは相変わらず変わった食べ方をするよ。でもそこが1番うまいんだよね。昔はふ菓子と言えば祝い事に食べるもんだったよ。」
意外なことを聞いてしまった。1日に2度も祝いの席で食べるものを食べてしまった。しかし、もう赤飯を食べたので、気持ちが軽くなっている。
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