「エルピス」7話、それぞれの道と、パンドラの箱が開くとき。つながる点

恵那は「ニュース8」のメインキャスターに返り咲いた。しかし、岸本は慣れない経理部で奮闘していた。

 

そのころ、恵那は「八頭眉山」の事件を追いかけている、新聞記者に副総理大門の周辺を調べてもらうことにした。

 

そして、斎藤は大洋テレビをいつの間にか退職していた。それを岸本は知らなかった。

 

コンテンツ

それぞれの道を歩き始めた面々

「フライデーボンボン」で、八頭眉山事件のゲリラ放送に関わった人々は、番組改編の時期と重なりそれぞれの道を歩き出した。

 

まず最初に取材したことをゲリラ放送した恵那。彼女だけは最後まで行き先が保留にされた。

 

そして、その取材に協力した岸本は、特集の第3弾の「証言が嘘だった」という決定的な報道をゲリラ放送した。

 

彼は、大洋テレビの『経理部』に回され、慣れない仕事に四苦八苦していたが、それはそれで、9時~5時の仕事で、

 

土日は休みという今までと全く違う生活になり、以前より動きやすくなった。そのため一人で取材を続けていた。

 

プロデューサーの村井は関連子会社へ、左遷されたが、彼は「セクラハラで飛ばされた」という噂が気に入らなかった。

 

あれは彼なりの「英断」だったということだそうだ。そして、岸本は知らされていなかったが、斎藤がいつの間にか

 

政治解説者として、フリーのジャーナリストになり他局の報道番組に出演していた。そして最後に、恵那の行く先は

 

世論の推している声から、「ニュース8」に返り咲かせるのが、局としての方針だったが、毎日報道漬けの日々で、

 

事件のことを調べたくても全く時間がなかった。しかし、岸本が八飛の取材に行き、シャッター街になった写真を送ってきたが、

 

そこに、斎藤が贔屓にされている、大門副総理の写真があった。それが気になり、事件を今でも追っている新聞記者に

 

大門の身辺調査をお願いしていた。大門は以前は副総理だったが、事件が起きた当時は「警察庁長官」だったのだ。

 

■キャスト関連ドラマ

 

すこしずつパンドラの箱が開き始める時が来た

恵那は斎藤から「婚約指輪」的なものをもらっていた。彼は肝心なことは言わない。悟らせようとしている。

 

そして、それがお互いのストレスになることもあった。しかし、岸本が「目撃証言」を覆したことがきっかけで

 

斎藤は大洋テレビを退職していた。それは恵那と斎藤の別れを指していた。まさか自分の取材が恵那との別れを招いたとは

 

岸本は思っていなかった。しかし、斎藤は大門に贔屓にされているからか、そのまま「フリージャーナリスト」として、

 

多方面で活躍を始めた。周りは『政界進出』と言い出す者もいた。決定的な証言を覆したが、

 

「再審請求は却下」されてしまった。望みは今の技術での『DNA鑑定』だったが、その望みは薄かった。

 

しかし、岸本が知らないうちに、恵那から着信が4回も入っており、急いで「ニュース8」をみると、

 

冒頭で『速報』という形で、「松本死刑囚のDNA再鑑定が行われることが決定しました」と恵那が報道した。

 

ないと思っていたことがありえたのだ。急いで担当弁護士の元へ向かうと彼も驚いていた。

 

そして、今松本死刑囚の担当をしている弁護士。彼がキーマンだという。彼は2か月もするとただの人になる。

 

時々、そんな人が奇跡を起こすことがあるという。そして、DNA鑑定の結果、弁護士側は松本のDNAと「不一致」

 

と、結論付けたが、検察側が「検出されず」と結論付けたのだ。検察がこの決断を下すと、そこを覆すのはまた難しい。

 

しかし、開かないと思っていた『パンドラの箱』が少しずつ開き始めたのは確かなことだった。

 

■キャスト

つながっていく大門の点と点

恵那は岸本に、記者から渡された「大門周辺」の人間関係の表を渡した。自分は忙しくて動けないので、

 

この周辺が怪しいから「調べて欲しい」とお願いした。そして、岸本は再び八飛へ向かった。

 

以前シャッター街の近くでコーヒーを飲んでいるときに、気になるは話しを聞いていた。確かにこの街はおかしい。

 

どこもかしこも「大門」のポスターだらけだ。そんな違和感を感じながら、あの喫茶店へ行ってみた。

 

そしてこのあたりの土地について聞いてみると、ここは「本城」という、大門の幼馴染の男性が一帯を所有しているという。

 

そして、次男と長女は会社を手伝っているが、長男について所在不明になっていたが、その長男が以前岸本が来た時に

 

地元の人たちが、「あの店が本当に閉まった」と話していたあの店の主人彰だったのだ。そのことを恵那に報告すると、

 

恵那は以前彰と話していた。その時「本当のことを話すなら、僕はこの店を閉めなくてはいけない」という彼の目に見つめられ、

 

恵那は一切動けなくなる感覚を思い出した。そして、被害者の方でも動きがあった。DNAの再鑑定を受けて

 

「被害者の会」を井川の姉が立ち上げたのだ。しかし、去年の被害者については連絡が取れなかった。

 

そして、岸本は八飛の刑事に「50万」を要求されていた。それは「すべて話す」ということだった。

 

待ち合わせの喫茶店へ行くと、お金を確認すると、「松本は白」とはっきりと言い切った。警察ではない

 

もっと上からの圧力で、おあつらえ向きの人物を犯人にする必要があったのだ。そこに浮かび上がったのが、家で少女をかくまっていた松本。

 

そして、彼は帰りがけに何も言わずテーブルに、「USBメモリー」を置いて立ち去って行った。

 

これが『パンドラの箱』から、様々なものを取り出すカギとなるのだろうか!?

 


 

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