暴露された事実が、木島校長逮捕へとつながり、生徒達に変化が「青のSP」8話

追いかけられたOBは、容赦なくつかまりすべてを打ち明けた。それは校長も関わる重大な事だった。

 

そして、部員にレーザーを照射した人物も特定されたが、それは「依頼」されたことで犯人は意外な人物だった。

 

まずは、レーザーが照射されたのは、三枝が実際にグランドに立ち、レーザーが来る方向を確認し、不審人物を探していた。

 

 

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グランドの周り建物

グランドの周りに、レーザーを隠れて照射できそうな場所は2ヶ所あった。そこに当日不審な人物がいたかどうか・・・。

 

三枝が聞き込みに当たると、工事中のホテルの駐車場にずっと止まっている不審な車があったという。

 

しかし、工事中だったため、防犯カメラは作動しておらず、人物の人相はわからなかった。

 

しかし、モンタージュ作成で、それらしき人物を割り出すことができ、三枝が男性の自宅へ向かうが

 

ちょうど帰宅した男性は、三枝を見ると逃げた!!しかし、三枝に捕まってしまった。そして素直に「依頼されただけ」と告白した。

 

 

では、その【依頼主】は誰なのか!?となると意外な人物が上がって来た。1年前事故に遭い学校へ行けなくなった

 

坂木の母親。学校へ行きすぎた部活動への抗議を何度しても、改善されず、挙句息子は事故に遭い、後遺症もあり今も学校へ行けない

 

息子の将来野球部の無理やりな練習に台無しにされた。と思い込み、男性に「嫌がらせをする」ように依頼したらしい。

 

それがレーザー照射事件の真相だった。しかし、【改善を求める】意見書は阿部の元には1度も届いていなかった。

 

しかし、阿部は監督として、生徒達の行動をすべて把握できていなかったことを母親に謝罪した。

 

意見書はおそらく、レーザー照射が起きたから木島が公表しただけで、今までのものはすべて木島が処分したのだろう。

 

そして、坂木はレーザーの被害に遭った、矢島に謝りたい。と申し出た。子供同士は何の恨みもないだろう。

 

 

OBの証言

嶋田に音声を送り付けたOBの1人を、嶋田は捕まえた。そして当時の話しを聞くことになった。

 

確かに小川先生が事故について詮索しようとしていたので、ちょっとした気持ちでブレーキワイヤーを切った。

 

しかし、それは木島校長による指示だった。このことが明るみに出ると「高校への推薦を取り消す

 

その前に、小川先生がこれ以上詮索しないように手を打て。と指示されていたのだった。

 

 

OBは涌井美月の事件以来学校に不信感を持ち、常に「ボイスレコーダー」を持ち歩いていた。

 

浅村先生との会話を録音したのも、これ以上野球部のことを詮索していないか確認するためだったのかもしれない。

 

しかし、実際に交わされたのは涌井美月に関する会話だったため、今まで表に出てこなかった。

 

それでも良心が痛んだのか、この学校の「隠蔽体質」を変えて欲しいと嶋田に託したかったのか、彼は音声を送ったのだ

 

 

嶋田は校長室に乗り込み、木島に手錠をかけた。反論する校長に当時の録音音声を聞かせた。

 

悪あがきする校長に、手元にあったハサミで校長の腕を斬り付けた嶋田。そして馬乗りになり首を絞めた。

 

浅村先生も止めに入ろうとするが、一人ではどうしようもない。そこへ三枝が現れ嶋田と木島を引き離した。

 

 

校長の逮捕

ついに「学校の隠蔽」の指揮を執っていた校長が逮捕された。生徒の前連行される校長。

 

そして、嶋田もハサミで傷つけたことなどから、「傷害容疑」で警察へ行くことになった。

 

小川先生の死は、校長が親からの意見書を無視し、挙句生徒を脅して起こした小さな出来事が「転落死」につながっていた。

 

しかし、まだこの学校は何か大切なことを隠している岡部について何も解決していない。

 

 

校長がいなくなった今、岡部をかくまう人物はいなくなった。そして、脅されることもなくなったので

 

まだまだこの学校から、隠された事件が出てくるはずそれも大きな事件が。それを公表しようとして小川先生は消された

 

と、嶋田は考えている。野球部のことが発端だが、それはただの片りんにすぎず、ちょうどいい時期にいい球が校長に投げられただけ

 

 

うなずき合う2人

美術部員だった涌井美月は1年前、顧問である岡部から日常的に【性的嫌がらせ】を受けていた。

 

ちょうど美術室から飛び出したところに、浅村先生と小川先生が遭遇し、小川先生が真実を突き止めようとしていた。

 

しかし、その真実がわかる前に、事故が起き彼女は亡くなった。ちょうど野球部で問題が起きたので

 

木島校長が生徒を利用して、小川の「詮索」を止めようとしたからだ。ちょうどいいタイミングで野球部が問題を起こしてくれた。

 

学校としてはそのくらい、「明るみ」に出したくない、涌井美月の件で重大な事を隠している。と嶋田はにらんでいた。

 

 

涌井は母の看病で1か月学校を休んでいたが、嶋田がスクールポリスになってしばらくしてから登校しだした。

 

その時から、事件のことについては何も話そうとはしなかった。そして、学級委員である尾崎に対して

 

「みんながいる前で話しかけないで」「優等生ぶらないで」冷たい口調を放っていたが、

 

校長が逮捕されたと聞いた2人は、見つめ合い「うなづき合った」おそらく学校が隠している重大な事を

 

この2人は知っていて、秘密を共有しているため、学校側もこの2人が一緒にいるとよくないと思っているのではないだろうか。

 

しかし、もうふたは外れた。校長がいない今、スクールポリスに相談し解決してもいいのではないか!?

 

という「うなづき」だったのではないだろうか!?

 

 

感想

この学校は、校長が腐ってましたね。やはり。そして、生徒もそれに気づき音声を記録しておく。

よっぽど校長も信用がなかったようです。そして、尾崎と涌井はどんな秘密を共有しているのか!?

それが公表された場合、学校側はどう責任をとるのか!?すでに校長はいない。教育委員会もその事実があることを突き止めて欲しくて

嶋田を派遣したのだろう。だから、木島校長からの電話に教育委員長の尾崎は出なかった・・・。

・・・!?「尾崎!?」浅村先生のクラスの学級員尾崎と、教育委員長尾崎親子!?

だとすると、すべてのピースが埋まる。子供から学校の隠蔽体質を聞き、そこにスクールポリスのモデル校になりたがった木島が来た

だとすると、学校の内部に警察を入り込ませることで、娘が訴えていることを公にできる。涌井美月の事件の真相を世間に公表し、

岡部を逮捕できるはず。生徒の尾崎はベテラン子役だった鈴木梨央が演じていることから、

当初から「重要なキーマン」になると思っていましたが、ほとんどストーリーに絡んでこないところが不思議でした。

 

 


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