「ぼくの殺意が恋をした」5話、本当に丈一郎を射殺したのは美月だったのか
美月をトリカブト毒から救出した柊は、本当のことを美月の口から聞き出すことができた。
やはり初恋だった葉山葵ちゃんだった。本物の鳴宮美月に「なりすまし」になってメディアに出ることにより、
母親の手術費用等全てを負担してくれると言う約束で、まだ漫画家デビューしていなかった葵が身代わりとなることになった。
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彼女しか知らない絵
柊はしばらくの間、葵を自宅にかくまうことにした。そして詩織にも真実を伝えた。
しかし当の葵は、「鳴宮美月」とはその時に電話したきりで、会ったこともなければ声は、機械で変換されており、男性か女性かもわからなかった。
しかし、本人からの指示は、チーフアシスタントの「水瀬」を通してきており、彼女が橋渡しをしている事は確かだった。
でも、彼女に問いただしても、電話でやりとりするだけで本人には会った事はないと言う。そこでその場で電話をかけるように柊は指示をした。
水瀬はまるで「鳴宮美月」がその電話に出ないことを確信しているかのように、「いいわよ」と言って電話をした。
そしてしばらくコールしていたが、結局出なかったので、「出ませんでした」と言うことでその場の話は終わってしまった。
詩織も「鳴宮美月」が気になりいろいろ調べていた。葵の母親は漫画家デビューしていないと言った。そして葵は漫画家デビューしたいと思い、
様々な事務所に、自分が書いた原稿を送っていた。その中に本物の漫画家「鳴宮美月」がいたことから、身代わりになるターゲットとなっていた。
しかし丈一郎殺されたとき、海に落として去っていく女性の姿は葵だった。鑑識にも鑑定を依頼したが、本人である可能性がほぼ100%だった。
しかし映画の試写見記者会見を2日後に控えており、そこに出席しなければいけなかったが、Death Princeに狙われていることもあり、
葵は記者会見に出席することなく、自宅兼事務所から姿を消してしまった。そして実写化の俳優だった流星も降板すると言って姿を消してしまった。
一気に「呪われた映画」とスタッフの間で言われ、昇進しか頭にない風岡は、勝手に1人窮地れていた。
鳴宮美月は？
やはり水瀬は、鳴宮美月とつながりがしっかりあった。電話だけのやり取りではなく自宅も知っていた。しかし葵が記者会見に出席しない。
と言うことを、鳴宮美月の自宅へ来て直接伝えていた。そのことから水瀬が鳴宮美月ではないということがわかった。
記者会見に出席しないことを伝えた時、ベッドから起き上がる人物がいた。その人物こそが鳴宮美月そのそのものなのか？
しかし葵には心配が1つあった。もし途中で身代わりを降板した場合、母親に何か危害を加えると脅されていた。
そこで柊は、詩織にお願いして警察に警備してもらうことにした。詩織にとっても「鳴宮美月」の本物がそこに現れるかもしれないチャンスを掴むことができるかもしれない。
しかし顔の判定結果は100%葉山葵だった。それに葵は柊に何か伝えようとしているが、それをいつも柊が遮ってしまう。
彼女はあの時ほんとに丈一郎を殺してしまったのか？もしくは、「鳴宮美月」はプロの殺し屋だとすれば、簡単に葉山葵に罪を着せることができるのではないだろうか。
つまり、自分が葉山葵になり済まして、わざと防犯カメラに顔を晒した。そして鑑定結果が「葉山葵」と必ず出る確実な変装をしていた。
プロならばそこまでやってもおかしくなかった。しかし結局葵のもとに「鳴宮美月」から電話が入り、記者会見を行うことになった。
しかし流星は、何度も柊に計画を潰されて、この暗殺計画から降ろされてしまったため、映画の出演も降板した。そしてアメリカへ旅立ってしまった。
事務所に戻った葵
結局葵は事務所に戻らなければいけなくなった。やはり「鳴宮美月」の命令には逆らえない。そこで柊は「僕は必ず守るから」とお守りを渡した。
柊は詩織と話をするために、一時的に自宅に戻っていた。しかし詩織は「鑑定結果」が100%を示している限り、葵が丈一郎を射殺したと言う事実は変わらないと言う。
柊は彼女は絶対にそんなことをしないと、言い切れる自信があった。それは幼い頃の葵との記憶だった。でもそこに至るまで葵の人生に何があったのかは柊も葵もそれぞれ知らない。
彼女が突然引っ越したのも、両親が離婚して兄が父のもとに残り、母親と一緒に引っ越しをすることになったからだ。しかし2年前に兄は急死していた。
柊もまた、丈一郎に育てられ、急に「殺し屋」としての教育を知らず知らずに受けていたことも今まで気づかなかった。
もしかしたら、亡くなったには本当に葵と、その後会っているのだろうか。もし別れてから会っていないとして、「死亡」の連絡だけ受けたのならば、
葵の兄が「殺し屋」として暗躍していてもおかしくないのではないだろうか。そして葵の母親の手術費用等の面倒を見ることも不思議ではない。
そんな時葵が突然事務所から連れ去られた。しかしお守りにはGPSが仕込まれており、柊がすぐに助けに向かったが、それは「鳴宮美月」ではなかった。
詩織が葵を襲うことを指示した、警察官だった。詩織は鑑識の結果から、葵が殺したことに確信を持っていた。だから、葵は鳴宮美月と別件で処理しようとしたのだ。
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※本ページ情報2021年7月現在です。詳細は「Hulu」公式ページにてご確認ください。
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