「ボクの殺意が恋をした」4話恋のラインバルに!?鳴宮美月の本当の正体は!?
DeathPrinceが眠った二人をボートに乗せ、そのまま火で囲われた湖の真ん中に置き去りにした。瞬時に油の匂いを感じ
美月を助けるために湖に飛び込み、助かった2人。しかし、そのせいで美月が高熱を出し寝込むことになった。その看病を編集者の風岡に命じられ
柊は言われるままにタオルを交換したり、汗を拭いたり看病をしていたが、何気なく部屋を歩き回っていると、見たことがある【絵】を見つけた。
コンテンツ
彼女しか知らない絵
それは柊が両親を亡くしたばかりのころに、仲良くなった1つ年上の女の子。葵ちゃんが「これを書くと元気になるの。だから柊君にも書いてあげるね」
幼い日の約束を思い出した。この絵は「私だけのもの」と彼女は言っていた。柊はもらった絵を大切に保管して、誰にも見せていない。
だとすると、同じ絵を描けるのは「葵ちゃん」しかいない。そばで殺すチャンスをうかがいながらも、間の悪さで「ボディーガード」になってしまう柊。
しかし、その絵を見る前から彼女に「葵ちゃん」の面影を重ねることがあった。しかし、丈一郎を殺害した犯人だから。と自分に言い聞かせてきたが、
ちょうど目を覚ました美月に「葵ちゃん?」と聞くも、「誰それ?」といつものそっけない返事が返ってきた。絵を見せても「そんな絵知らない」と答えた。
でも、彼女以外に誰がこの絵を描くのか!?柊は詩織に昔の思い出を話した。そして、美月は葵ちゃんの可能性が高いことも。
ではなぜ彼女は「葵」であることを認めないのか!?何かそこに重大な秘密が隠されている感じがする。特にチーフアシスタントの水瀬の動きが怪しい。
映画のクランクイン
美月の体調も良くなったころ、詩織が突然事務所を訪ねてきた。「柊がいつもお世話になっています。」と菓子折りを持ってきたが、柊に早く任務遂行するための作戦か!?
そしてもう一人、怪しい動きをしていたのが、チーフアシスタントの水瀬。出社時間になっても来ない日があったが、丈一郎の記事と、柊の身元を確認し、柊の職場へ偵察に行っていた。
鳴宮美月のコミック「ハリネズミ探偵ハリー」の映画実写化がすでに決まっていた。そしてそこに世界的モデルの八乙女流星の出演が決まっていた。
もちろん、八乙女の目的は「鳴宮美月」を殺害すること。そのためにキャスティングされたのだろう。そしてついにクランクインの日を迎えることとなり、
作者と出演者の対談が行われることになった。そこで記者からの質問に、映画に主演2人の恋愛が描かれることもあり、恋愛観について尋ねられたが
八乙女は「恋愛はすべての感覚を刺激したときにうまれるもの」と世界的スターらしい回答をした。つまり、人が持つ「視覚・味覚・嗅覚・触覚、聴覚」このすべてが満たされた時こそ「恋に落ちる」となんともめんどくさい回答だった。
しかし、八乙女は不思議なことに撮影現場に「ハリネズミ2匹」を連れてきていた。ハリネズミ探偵の話しなので、少しでも雰囲気づくりに。というが、柊は怪しんだ。
しかし、「ハリネズミ」を使った殺害方法をいくら考えても出てこない。その間に美月からの差し入れで、みんなにチョコレートが配られた。八乙女が「甘いものは・・・」と迷っているうちに
柊がすべて食べてしまい、残りは美月が持っている1個となった。すると美月はそのチョコを八乙女に食べさせた。その瞬間、彼の五感すべてが刺激されたのだ。
ちょうど「美しい死を演出」しようと、いつものようにイヤフォンで音楽を一人だけ聴いていた。そこに美月の視線、チョコの甘さ、甘美な音楽、チョコを持つ美月の手の感覚、そしてチョコの豊潤な香り。
八乙女はあろうことか、ときめきに浸ってしまった。すなわち彼もまた「ターゲット」に恋をした瞬間。しかしDeathPrinceとして、「美しい死」を彼女にプレゼントすることが彼の任務。
ハリネズミが逃げ出した
八乙女がハリネズミのゲージを開けた時に、チョコのお誘いがきたので、そのままにしていたため、ハリネズミがいなくなってしまった。
全員で手分けしてハリネズミを探すも、どこにDeathPrinceの罠があるかわからないので、改めて美月に自分のそばを離れないように指示をしたが、柊が横を向いている間に
美月はハリネズミらしきものを見つけて、地下に降りてしまった。柊はいなくなった美月を慌てて追いかけ、地下室があることに気付き、すぐに追いつき中に入った。
しかし、それがDeathPrinceの今回の罠だった。建物すべてにカメラが仕掛けてあり、美月の行動に合わせて、ハリネズミのおもちゃを操作して、いかにも本物のハリネズミが地下室に逃げ込むように見せた。
そして地下室に閉じ込められた二人。何が起こるかわからないが、騎士の目のあたりが赤く光った。瞬時に美月を抱き寄せた柊。騎士から毒針が出るように仕掛けがあった。
何発もの毒針をよけるも、なかなか当たらないので、DeathPrinceは遠隔操作で、自分の動きに合わせて騎士が動くように体にセンサーを付け、直接柊を襲った。
首を絞められ、その手を離すことができない。そこで美月が後ろから椅子で思いっきり騎士を殴ると、なぜかいとも簡単に倒れてしまった。しかし、そのはずみで1本の毒針が美月を襲った。
あっという間に呼吸が弱くなり、脈も弱くなっていく。そこで丈一郎の座学を思い出した。無臭であり、少量でも人を殺せる植物の毒。1つは「吐く」のですぐわかるが、【トリカブト】はほんの少量で、すぐに死に至る。
しかし、【OD】錠という唾液だけで溶ける、解毒剤で助けることができる。柊は来る途中に診療所があるのを思い出し、美月を負ぶって山を下りた。
途中で体力が持たなくなり、美月を木にもたれ掛けさせて、診療所へ向かい解毒剤を持ってきたが、美月はすぐに吐き出してしまった。そこで柊は自らの口で溶かして、「口移し」で美月に薬を飲ませた。
まだ朦朧としているが、美月に薬が効き始めた。「また助けてくれたのね。」という美月に本当のことを教えてほしい。と頼む柊に、美月は「私は葵、ある人から鳴宮美月に成りすますように頼まれてる」
と、やっと本当のことを打ち明けてくれた。そして、美月の母が入院する病院では、詩織が母親に探りを入れていた。何とか怪しまれないように話しを聞き出すと
やはり鳴宮美月は「葵」であり、漫画家を目指しているがまだデビューできないでいる。と現実と異なることを母は話した。
となると、本物の鳴宮美月は誰なのか!?成りすました葵を殺害しても意味がないのでは!?今のところチーフアシスタントの水瀬が裏で動いているので怪しい線だ。しかも内密に調査をしている。
そして柊が美月を狙う時、必ず彼女が邪魔をしている。本当の鳴宮美月は誰なのか!?
主題歌配信開始
1話からゆっくり視聴した方は「Hulu」
「ボクの殺意が恋をした」は日本テレビ系列の放送となります。
日本テレビ出資の「Hulu」にて、いつでも1話から何度でも視聴することができます。
※本ページ情報2021年7月現在です。詳細は「Hulu」公式ページにてご確認ください。
コメントを残す コメントをキャンセル