「ボクの殺意が恋をした」1話おじの本当の姿とこれまでの生活を振り返り真実を知る柊
男虎柊(おのとらしゅう)は5歳の時に両親を事故で亡くし、一人ぼっちで泣いていたところを、男虎丈一郎に助けられ
柊の両親が経営していた清掃会社を切り盛りしながら、丈一郎は柊を立派に育てた。とにかく心の優しい柊だが
なぜかいつも「間が悪い」仕事の帰りに、風船が気木に引っ掛かり取れずにいた子供の代わりに取ってあげるも、渡すときに割ってしまいさらに泣かせたなど、真の悪さがいつも邪魔を
コンテンツ
丈一郎の突然の引退宣言
ある日仕事から帰ると、丈一郎は突然仕事を辞めると言い出した。「これから第2の人生を楽しむ」
「柊を立派に育てたら引退すると決めていたし、この会社は君の両親の物だ」と突然一人にされて訳が分からない柊。
そして、丈一郎は珍しくおしゃれをして、出かけて行ったが、二度と戻ることはなかった。「海岸から水死体で発見された」のだ。
しかし、事務所にいつもくる警察の「生活安全課」の詩織は、丈一郎は背後から打たれた。と言っていた。ますます混乱する。
そこへ、詩織が何事もなかったように、すいかを持ってやってきた。そしてなぜかすいかを食べながら、丈一郎の「IDカード」を柊に見せた。
「コードネーム:五黄のトラ」詩織は、初めて真実を話してくれた。詩織は表向き「生活安全課」に所属する警察官だが
法律ではさばくことのできない悪人を、極秘に処分する警察の極秘組織「Secret Operation Service」を束ねる人物で
丈一郎はそこに所属する、一番腕のいい【殺し屋】だった。でも、今回の任務を最後に引退し、普通の生活に戻るつもりでいた。
信じない柊を、丈一郎の部屋に案内する詩織。隠し扉の向こうはクローゼットのように見えたが、カードキーをかざすとさらに部屋があり
あらゆる武器が揃っていた。自分の家なのにこんなことになっていたとは知らなかった柊。やっと真実を知ることができたが、
柊は今まで不自然な丈一郎との接し方にやっと納得がいった。窓ふきひとつも不思議な拭き方をするし、座学で爆発の仕組みなど
訳がわからないながらも柊は知らぬ間に、殺し屋の【息子】として、命が狙われても護身できるように育てられていた。
つまり、自分も殺し屋として育てられていたことに気付いた。そこで柊は「丈さんの仇をとりたい!!ボクが犯人を殺す!」と詩織に宣言した。
丈一郎を殺した犯人は意外な人物!?
詩織はすでに犯人はわかっていた。人気漫画家の「鳴宮美月」今まで表に出ることがなかった彼女が動き出した。
彼女もまた【暗殺屋】の裏の顔を持ち、丈一郎は美月を殺したら引退するはずだったが、あっけなく返り討ちに遭い亡くなってしまった。
人嫌いで表に出ることのなかった「人気漫画家」がなぜか活動を活発化させていた。雑誌の取材に応えたり、数日後には授賞式に出席するという。
そこで、「暗殺計画」を実行することになった。【毒入りカプセル】を背後から首に刺してしまえば、数分後には窒息死するという。
柊は授賞式の会場に乗り込み、美月を確認したが、その時「丈さんは銃でやられた。ならばボクも銃を使います!!」
と、詩織の指示を無視し通信を切ってしまった。化粧室から出てきた美月を狙おうとするも、掃除のおばさんが横切り邪魔をした。
そして、会場でチャンスをうかがうも、一人になった美月を狙おうとするも、上のシャンデリアが気になり、不意に美月を落下するシャンデリアから助けてしまった。
そこに「イヤリング」が落ちているのを見て、思わず拾ってしまった柊。暗殺計画は失敗。改めて美月の居所を確認し、今度こそは!!
と、部屋に侵入するも、彼女は無防備に眠っていた。そして天井裏から聞こえてくる不穏な音。一瞬丈一郎の座学で、火があるとその熱で驚異的な威力になる爆弾があることを思い出した。
目の前に転がって来たボールが膨らむ。中には粉のような物。それがあの「粉塵爆弾!」と思い、不意に近くにあったアロマキャンドルを消してしまった。
シャンデリアも、今回の爆弾もフリーの「殺し屋」による仕掛けであり、彼は「死に方こそ美学」と死に際を美しく演出したい。と常々思っていた。
しかし、屋上で待つ彼に爆発音は聞こえてこなかった。本来ならば美月の部屋から色とりどりの煙が巻き上がるはずだった。
ボールの破裂音で目を覚まし、粉塵だらけの部屋から屋上へ息を吸いに来た美月は、手を賭けた手すり事落下した。・・・が、柊が手をつかんでしまった。
またもや別の殺し屋が仕掛けた罠を、潜り抜け美月を助けてしまった。手を離せばこれで終わる。しかし、柊はどうしても丈さんと同じ目に遭わせたい。
気づくと美月を引っ張り上げ、不審がる美月にイヤリングを届けに来た。と、とっさの嘘をついた。すると美月は「私を守って」と言い出した。
もう一人の殺し屋の存在
詩織によるともう一人フリーの殺し屋がいる。彼は世界を飛び回るモデルとして活躍しているが、真の姿は「デス・プリンス」を名乗る殺し屋。
しかし、「死の美学」にこだわり、死に敬意をもってせっすることから、彼なりの殺し方にこだわっている。
今回も、事前に美月に接触し、モデルという立場を利用して信用させ「これ、僕が使っているアロマキャンドルです。良かったら」
と、プレゼントしていたが、これこそが今回の凶器だった。アロマキャンドルに火をともすことで、やがてその熱で睡眠剤のようなものが部屋に充満し
ターゲットは眠ってしまう。そこを狙い、排気口から彼女の部屋にボールを投げ込み、勢いづいたボールは、一番奥の彼女の部屋に到達する。
すると、アロマキャンドルに接するほどに大きく膨らみ始め、やがてアロマキャンドルの炎で爆発し、彼女は死に至るはずだった。
しかし、柊が助けてしまったことで、彼の計画は2度も無駄になった。柊は殺すつもりが、「守って」と警護を頼まれる始末。
本当に間が悪すぎる。しかし警護するなら一番近くで、いつでも彼女を狙えるのではないだろうか・・・。そっと毒入りカプセルを注射することも可能。
柊は彼女を守るのか、殺すのか!?どちらに転ぶだろうか!?
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「ボクの殺意が恋をした」は日本テレビ系列の放送となります。
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※本ページ情報2021年7月現在です。詳細は「Hulu」公式ページにてご確認ください。
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