「初恋、ざらり」8話、岡村の母の誕生日、障害の告白、普通になりたい有紗

岡村は父からの電話を受けた。「週末母親の誕生日」だというが、岡村はあまり家に帰っていない。

 

その理由として、「彼女でもいるのか?」と父に尋ねられ、「一応彼女はいる」と答えたのを

 

有紗は聞いてしまった。自分は「一応」という存在だったことに、床をたたきながら泣いた。

 

コンテンツ

岡村の母の誕生日

岡村は有紗に「家に彼女連れて行ったことないからつい」と、事情を説明して、改めて有紗を大切に思っていることを伝えた。

 

そして週末は2人で岡村の実家へ行くことになった。有紗は着る服がないと実家へ戻ったが、事情を知った母は驚いた。

 

しかし、嬉しそうに彼氏の家へ行く娘のために、自分の服を貸した。そして有紗もまたママから服を借りれたことがうれしかった。

 

そこで母親から「相手のご両親には障害のことは言わないこと」と言われてしまった。岡村と交際する時には

 

「障害のことをちゃんと話すこと」と言われたのに、その矛盾が理解できなかったが、母親は付き合うことと、

 

相手の家族とのことは別のことだと説明した。当日有紗は岡村に手伝ってもらい身支度をした。

 

そして、緊張しながら家まで着くと、庭に入ると有紗の足が止まってしまった。岡村に「自分に変なところはない?」と確認した。

 

そして、岡村が大丈夫というと、袋から小さな花束を取り出した。そして、玄関に入ると、

 

「ママさんお誕生日おめでとうございます」と、花束を渡した。昼食は「手巻き寿司」が用意されていたが、

 

箸がうまく使えない有紗は、具の「サーモン」を落としてしまった。気にしていた有紗だが、

 

父親が岡村に「お前が巻いてやれ!!」と助け船を出してくれたため、岡村が有紗の分を作ってくれることになった。

 

そして後片付けになったが、母親は有紗と「女性だけで話したい」とキッチンの片づけを頼んだ。

■キャスト

障害の告白

有紗は家を出る前に確認した。母親が言うように、岡村の家族に「障害のことを告白しないほうがいいのか?」

 

岡村はまだ初めてだから、もう少ししたら話そう。今日はまず「言わないでおこう」と約束をした。

 

有紗もそのつもりでいた。しかし、母親の手伝いをしていると、「料理はできるの?」などと聞かれてしまい、

 

プレッシャーに押しつぶされそうになった有紗。岡村の荷物にならないように、自分でできる料理は頑張っているが、

 

きっと母親が言っている「料理」とは違う通ったのだろうか!?有紗は思わず「私障害があるんです」

 

と話してしまった。岡村はそんなことも知らずに、父親と話していた。「お前はもう36歳だ」と言われ、

 

将来的には「結婚も考えているのか?」と言われても、はっきりと答えられず言葉を濁した。

 

そして、何事もなく実家を後にしたが、有紗が急に謝ってきた。「岡村さんごめんなさい。障害のことをママさんにいっちゃいました。」

 

岡村が思うタイミングと違ったが、有紗がそう判断していってしまったなら仕方ない。

 

■ドラマ関連作品

原作

ざくざくろ

「初恋、ざらり」

主題歌

OP

a子

あたしの全部を愛せない

ED

ヒグチアイ

恋の色

普通になりたい有紗

岡村は将来的なことを悩んでいたが、「子供」は別に欲しいと思っていなかった。有紗はそれを気にしていた。

 

岡村がそれを求めないと知り、少し安心した。そして翌日早く出社した岡村。有紗はできることをしようと

 

料理をしていたが、1つのことに集中しすぎて、火にかけた食材をこぼし、慌てたため切った玉ねぎを床にばらまいてしまった。

 

なかなか思うようにできない。翌日は有紗も仕事だった。すると配送担当の人から、天野が補助が欲しいと言っていた。

 

ということで、「配送担当してみたらどう?」と声をかけられた。有紗には自分にできることなのかどうかわからなかった。

 

しかし、仕事が終わり控室へ行くと、パートの人たちから「頑張っている」と言われて、認められたようでうれしかった。

 

岡村を待つため、休憩所にいたが、岡村が「今日も買えり遅くなるけど、今ちょっと休憩」と有紗と手をつないだ。

 

そこに配送担当の男性が来て、「配送のこと、所長に推薦しておいたから」と言った。岡村は有紗にはできない。

 

ととっさに思ってしまったのか、「今のままでいいよ」と有紗に行ってしまった。しかし、有紗が泣き出した。

 

「自分にはできない」と思われている。しかし、岡村はそんなつもりはなく、有紗に無理をしてほしくなかった。

 

泣く有紗をなだめながら、岡村はそのままの有紗が好きだというが、有紗は「普通になりたい」と訴えてきた。

 

少しでも知的障害と思われないように、求められた仕事をこなしたい。というのが有紗の思いだった。

 

岡村のスマホには母親から、将来的に2人が結婚して、子供ができたら「知的障害」が遺伝しないか?

 

と、心配するメールも来ていたが、岡村は今のままの有紗が好きだった。でも有紗は少しでも「普通」に近づきたかった。

 

■ドラマ関連記事

Twitterの感想

岡村さんは障害を知らずに、有紗を好きになったから、「純粋に好き」と言える。でも、有紗は

 

どこか「劣等感」を持っていて、いつも「こんな私でいいの?」と迷いがみえかくれしている。

 

でも、二人だけの世界ならとても平和にいられる。そして、実家に来ていく服を普段は酔っている母親が

 

娘を思って真剣に選んでくれる。そして。一番似合う服を選んでくれて、素直に喜ぶ有紗もかわいかった。

 


 

 

テレビ東京2023年7月スタート。新ドラマ概要とストーリー

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です