「ユニコーンに乗って」8話、小鳥の私生活と、森本の本心と新しいエンジニア
佐奈たちは韓国のエンジニア「ミン・ソヌ」をスカウトすべく、次のeスポーツの大会に出場すべく
練習を始めた。佐奈の妹も参加し、別々の場所でオンライン対戦をしたりしながられんしゅうをするなか、
小鳥は足をひっぱらないために、ひそかに個人予習をしており、必殺技を出すなど周りを驚かせた。
コンテンツ
謎の多い小鳥の私生活
eスポーツの練習を重ねてきたが、不運なのか初戦の相手が「ゲームアカデミア」だったが、
そこに森本はエントリーしていなかった。そして、佐奈たちは初戦敗退というあっさりとした負け方をしてしまったが
そこで優勝したのが、「ミン・ソヌ」だった。彼はグループ対戦に個人で対抗して勝ったのだ。
やはり、ミン・ソヌと会うのは難しい。新しいエンジニアを探そうという話になったが、
小鳥が突然早退した。普段から小鳥の私生活が「謎に包まれている」という話題があったので、
急いだ様子もあったので、気になる佐奈を功が後押しして、「CEOとして行ってこい!!」と背中を押した。
履歴書の住所から家に行くと、ちょうどタクシーが着き、小鳥と年配の男性が下りてきた。
小鳥の父だという。いつもはグループホームで生活しているが、階段から転落した。
という連絡を受け、急いで病院へ連れて行ったところだった。そして、しばらくは在宅療養となった。
そのため、小鳥は在宅勤務でいいと佐奈は伝えた。すると小鳥も安心したが、肝心の父は小鳥が銀行を辞めたことを知らなかった。
佐奈のことを銀行の後輩社員だと思っていた。佐奈は話しを合わせてくれた。
そして、佐奈をバス停まで送り、バスが来るまで佐奈は小鳥に質問した。「本当は教育関係の仕事に就きたかったのでは?」
誰にも言っていなかった思いを言い当てられ、焦る小鳥だが小学生のころから、鳥が好きで勉強をしなかったが、
鳥が好きなら国語を頑張れば、難しい鳥に関する本も読めるかもしれない。算数を頑張れば数字で何か統計がとれるかもしれない・・・。
と、言ってくれた先生がいて、初めて学校が楽しくなったという。だから教育関係に就きたかったという。
しかし、今それが叶いとても充実した日々を過ごしているという。そんな話を会社に戻り佐奈はみんなにした。
みんなは、謎に包まれた小鳥の生活を少し理解し、さらに小鳥のことが好きになったかもしれない。
会社を裏切った森本の本心は?
やはり、新しいエンジニアを募集しようとしたところ、「ゲームアカデミア」からの転職者が多く来た。
これは何かわけがある。と実際に応募者に会い話しを聞いてみた。そして、ゲームアカデミアの実態を知った。
同時に小鳥は会社を辞めてから、SNSの森本のアイコンが「くらげ」になっていることを気にしていた。
以前、画面いっぱいにくらげが泳いでいるのを見た小鳥は、森本に「くらげが好きなんですか?」
と、聞いたところ、「くらげには脳がない。ただ海の中をただよっているだけでいい。息ができなくなるとくらげになりたくなる」
と言っていたのが気になり、ゲームアカデミアで楽しく仕事をしている。と言った森本の言葉が本当なのか、
確かめてみる必要がある。と佐奈と功はゲームアカデミアへ出向いたが、中に入ることはできなかった。
しかし、以前ビジコンで一緒になったゲームアカデミアの男性社員が、やはり森本のことを気にしていたのか、
ゲスト証をくれたので、2人は中に入ることができたが、森本を見つけられなかった。
ゲスト証をくれた男性は、森本が休憩室にいるのを見つけ、以前の会社の同僚が会いに来ていることを伝えた。
急いでオフィスに戻ったが、ちょうど社長と佐奈たちが鉢合わせをしたところだった。
佐奈たちは、ゲームの駒のように社員を使い捨てる。そんな社長のやり方に反論していた。
結局佐奈たちは、森本に会えないまま、会社に戻ることになった。
本格的に新しいエンジニアを募集する
佐奈たちは本格的にエンジニア募集をした。そして、小鳥も面接に参加し、条件に見合う人材を探したが、
森本以上の人間は現れなかった。みんなががっかりしている中、小鳥が今新しくエントリーがありました。
と、画面に履歴書を映した。「ミン・ソヌ」と書かれており、写真はなかったが、経歴を見て佐奈は気づいた。
やはり森本が入ってきた。両親の都合で名前が二つあり、日本では森本と名乗っているという。
そして、志望動機を聞くことにした。すると森本はどこへ行ってもなじむことができずにいつも一人だった。
高校の時、試験問題が流出する事件が起き、真っ先に疑われそれから学校へ行けなくなり、
引きこもりとなった彼はゲームばかりしていた。その時佐奈のスタディーボニーの会見を見て、
すぐにダウンロードをすると、自分のやりたいことがそこに詰まっていた。それからまた好きだった、プログラミングを勉強するようになり、
学校に入学した。スタポニがまた自分を外に連れ出してくれた。そんな会社で働きたい。
と、涙ながらに語ったが、誰も森本を責めるものはいなかった。またいつものように、次郎に冷たく突っ込む森本が帰ってきた。
そこに、小鳥が「いつか渡したくて」と、みんなで神社へ行ったときに買っていた鉛筆を渡した。
次郎たちも鉛筆を出すと、森本も嬉しそうに掲げた。そして、無事に「スタディーポニーキャンパス」はリリースを迎えた矢先、
佐奈は羽田から、「ポニーからユニコーンをめざしているのよね?その先は?」と聞かれて答えに詰まってしまった。
永野芽衣新ドラマ「ユニコーンに乗って」脚本、主題歌、概要など
「ユニコーンに乗って」1話、企業を夢見た佐奈が突き付けられた現実と学びの情熱
「ユニコーンに乗って」2話、アナログ人間小鳥が新しい潮の目になる
「ユニコーンに乗って」4話、高山のわなと、2人を救った小鳥、そして新しいアイデアが生まれる
「ユニコーンに乗って」5話、小鳥の新しい靴と、ビジコンに向かって動き出したエンジニアたち
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