「ユニコーンに乗って」2話、アナログ人間小鳥が新しい潮の目になる

佐奈がなぜ小鳥を雇用したのか、功は理解ができなかった。そして小鳥もアナログ人間なので、

 

IT用語などを記憶するのに必死だった。しかし小鳥を雇用したことで、会社に新しい風が老け込んだのは間違いない。

 

佐奈は「スタディーポニーキャニオン」を制作するにあたり、その前段階として「ユニコーンU」を試験的に運用したいと言った。

コンテンツ

アナログ人間小鳥の問題点

小鳥は会議中でもわからない言葉ばかり出てきて、内容についていくのが必死だった。

 

そして「共有フォルダー」や「ペーパーレス」といったことが理解できておらず、佐奈が訂正を依頼してきた書類に関して

 

プリントアウトして、手書きで間違った文字を直し、それをホルダーに入れて佐奈のデスクに置いた。

 

一方のもう1人の新人森本は、新しい運用を始めるにあたり、今までの平面的な画像よりもより立体的に3Dのアバターを制作依頼された。

 

 

今までよりも、個性を出せるように肌の色や髪型など、より自分好みに出来るようにアバターを仕上げていった。

 

 

しかし突然佐奈から、電話がかかってきて「1時に下に来てくれるようにメールを送った」と言われて急いで確認すると、

 

確かにメールが来ていた。そして出資してくれる企業に一緒に行くことになったが、そこで問題が発生した。

 

新しい顧客を100,000人に増やすため、新規事業として資金提供をお願いしに来たのだが、

 

先方は、200,000人増やさないと難しいと言われた。そしてこんなに間違いだらけの資料を提案されても困ると困惑された。

 

佐奈は「訂正して共有フォルダに入れるように」と指示したはずだったのに、小鳥にはそれがクリアファイルに入れて、デスクに置く事だった。

■キャスト

 

小鳥から潮の目が生まれ出す

かといって小鳥は失敗ばかりしているわけではなかった。今までのサラリーマン経験を生かして、自分でできることを探していた。

 

会社には大量のお中元が届いていたが、お中元の意味さえ理解していない、若者たちが働く会社で、その仲間はほったらかしにされていた。

 

小鳥はどの取引先から送られたものか、全て把握して、お返しを手配していた。そして自分なりにできることを考えた。

 

佐奈たちは新しい運用について、人気ユーチューバーに紹介してもらうと言うことを思いついたが、小鳥はイベントを行いたいと言った。

 

佐奈は人気ユーチューバーに、頭を下げて回ったが、どのユーチューバーからも無理だと断られてしまった。

 

一方の小鳥は、「体験会をさせて欲しい」と自分なりに資料を作り、営業に回ってプレゼンをしていた。そしてイベント会場を見つけることができた。

 

そして当日になるとSNSに体験会についてアップすることができた。そして会場に佐奈が行ってみると、親子連れたちが実際に体験して楽しんでいることを目にした。

 

小鳥の体験会は大成功だった。そして休日になり趣味のバードウォッチングに出かけた。

 

すると1人の男の子が鳥をを追いかけてきた。その後から女性がきたが、その女性が羽田だった。

 

帰り際に息子が小鳥に借りた、双眼鏡を壊したらしく、修理をしてお返ししたいと言うことで連絡先を交換した。

 

そして羽田は言った「潮の目の周りには、いろんな魚が集まってくる」と言って、佐奈がなぜ小鳥を雇用したのかわかってしまった。

 

小鳥はアナログ人間だが、アナログ人間だからこそ気づける視点で、新しい風を会社に吹き込むことができる。それが若い世代に良い刺激になるのだ。

■キャスト関連ドラマ

 

人気カフェでの体験会

小鳥が行った体験会が大盛況だったため、佐奈は若者に人気のカフェを貸しきて、そこで体験会を行いたいと申し出た。

 

無事にカフェで体験会を行わせてもらうことができた。そこには親子や、若者たちが続々と集まり、

 

その中に社員たちも混じり、一緒に新しいアプリを体験して遊ぶことを楽しんでいた。それを満足そうに見ている佐奈。

 

功はどうして佐奈が小鳥を独断で雇ったのかわからなかった。しかしこの体験会の様子を見てなんとなく理由がわかった気がした。

 

自分たちの視点からは見えないことが、小鳥には見えているのだ。そしてその見えない視点からのアプローチが今必要だと言うこと。

 

新しい社員を雇うにあたり「新しい風を入れたい」と言う佐奈たちの願いは、新しくキャラクターを生み出すCGを作る力や

 

一般の人間として、会社人として必要な知識を持った人間を入れることで、企業同士の付き合いがスムーズに行くように調整してくれる人間がいる。

 

新しい風はこうして「ポニー」を「ユニコーン」に変化させていく力を、徐々に見せ始めていた。

 

■ドラマ関連記


 

https://sakuramochi.life/hobby/tbs-17/

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