「最愛」5話、姉弟2人だけで白川へ。思い出の地に何があるのか?

ウィークリーマンションを契約していた誠。宮村を振り切り走って逃げてしまったが、その後電話がかかってきて

 

マンションの中のパソコンの画面を見るように指示があった。そこには山田の父親が殺害されたときのものと思われる動画があった。

 

間違いなく彼が殺したのかもしれない。でも電話の最後に「大ちゃん」とつぶやいた声は懐かしかった。

コンテンツ

誠と優の関係が明らかになる。

9年前にいなくなってしまった、梨央の弟の優。母の梓は約束通り彼を探し出してくれた。しかし彼は姉に会えないと言う。

 

白川から大好きだった姉とともに、真田家に住むようになった優。でもそれは彼にとっては居心地の良い場所ではなく、学校にも馴染めない日々だった。

 

そこで、懐かしくなり昔自分が使っていた携帯を取り出し、画像の修復を試みた。そうすれば自分が過去に撮った懐かしい写真が見えるかもしれない。

 

そんな好奇心から、携帯電話のデータを復元してしまった。そして1番最後に録画されていた動画。それを見たときに、自分が何をしたか全て知ってしまった。

 

だから、姉に迷惑をかけるわけにはいかないので、過去を全て知ってしまった上で、姉に手紙を書いて姿を消してしまった。

 

しかし、加瀬と梓が梨央のために弟を探し出してくれた。他県のホテルの中に滞在していた。加瀬は大量の絵はがきを買ってきた。

 

これに1行でもいいから、姉にメッセージを書いて毎月送ることを約束し、生活の全ての面倒は9年間ずっと梓が見ていてくれた。

 

その間独学でITに関する勉強し、姉が真田ウェルネスの社長に就任したことにより、敵が多くなったと感じ、いざと言うとき姉を助けられるように、いつもそばにいた。

 

そして、姉に危害を加えそうな人物を割り出し、「情報屋」としてその人物とやりとりをして、姉に危険が及んだ時は助けようと思っていた。

 

その危険人物こそが、専務をしている後藤だった。梨央を社長から引きずり下ろすため、誠と名乗る男性に梨央の弱点を探らせていた。

 

しかし、姉に近づいてきた人物は後藤だけではなかった。かつて自分が殺害してしまった山田の父親だった。

 

執拗に姉に迫る山田の父親を、姉が立ち去った後に、自分は殺害したかもしれない。それはいつも自分が耳にしている小型カメラに、池に突き落とすシーンが映っていた。

 

やはり今でもパニックになったり、興奮したりすると記憶がなくなるらしく、常に小型のカメラを耳に装着し生活していた。

 

幼い頃のように、姉が自分の記憶の代わりに、覚えていてくれるわけではないので、その代わりに小型カメラを身に付け、自分の記憶の代わりにしていた。

 

宮崎はできればこの事件からは手を聞きたかったかもしれない。15年遡り、事実を明らかにしなくてはいけない。自分が今まで踏み込みたくても、梨央が拒否し続けたことに踏み込む可能性が出てきた。

■キャスト

2人で思い出の地白川村へ

梨央は9年間ずっと弟にあいたくてたまらなかった。毎月届く葉書には「元気です」とだけあり、近況は書かれていなかった。

 

だから今どこで何をしているのか、元気でいるのか、いつも心配していた。しかしやっと再会できたのは望んでいた形ではなかった。

 

弟は犯罪を犯したかもしれない。姉は弟のために薬を開発していた。だから第一の治験者とになって欲しかった。しかしそれはもうかなわないかもしれない。

 

宮崎も、昔の思い出がよみがえってくるが、当時のことを聞くために、同じ寮に住んでいた陸上部の同級生を訪ねた。

 

山田が寮を訪ねてきた日、宮崎だけが姉の結婚式のために留守にしていた。しかしその日、山田は部員たちに大麻を使わせいたことが判明し

 

後に白山大学は、大会への出場停止や、活動の休止に追い込まれた。彼もまた大麻を使用したとして逮捕された1人だった。

 

今は家族にも恵まれ、熱帯魚屋を営なんでいるようだった。宮崎は彼を訪ねて当時のことを聞いた。警察にも同じことを聞かれたが、同期として話をすことにした。

 

山田が来た日の翌朝、早くに外で男性の悲鳴がしたと言う。おそらく厨房か、裏口あたりだったと思う。その後寮父の梨央の父はひどく疲れていた。

 

そんな様子を目撃していた。でもその後は何事もなく過ぎていたが、その2日後父親はくも膜下により、急死してしまった。

 

あの悲鳴は、何かその場所で大変なことが起きたのかもしれない。宮崎は当時の陸上部の記録を振り返るため、部室に保管してあった日誌を調べることにした。

 

しかし、いつもと変わらない日誌が書かれており、山田が来たと思われるときには、短い文章が書かれていた。そしてその後は白紙となっていた。監督でもあった寮父が亡くなったためだ。

 

梨央は危険と知りつつも、加瀬と協力して白川村に向かっていた。宮崎もその動きを追い、いつ弟と合流するか車で後をつけていた。

 

高速バスの停留所、途中で黒い帽子をかぶった男性が乗ってきた。確かに優だ。行き先は既にわかっている。おそらく実家だろう。

 

懐かしい、梨央の実家の前で張り込んでいた。中では仏壇に手を合わす姉弟の姿があった。梨央は加瀬に渡された赤い袋から、

 

いくつかの封筒を取り出し、通帳1冊弟に渡した。「遠くに逃げて!」それが姉の願いだった。東京では加瀬が動いていた。

 

フリージャーナリストとつながりがあり、梨央に不利な記事を書かせた可能性が後藤にあった。しかし、彼は白を切りとおし、

 

彼女の名刺だけ渡した。加瀬は彼女にコンタクトをとると、梨央の記事を書いた事は認めたが、彼女が興味を持っているのは、そのことではなかった。

 

後藤がいくつも所有している「ペーパーカンパニー」の真相を探っていた。しかし、後藤は男を雇っていたのか、彼女は捕まり、車のトランクに閉じ込められていた。

 

その頃白川村では、優が父親が毎日パソコンに日記を書いていたことを思い出した。しかし実家にはパソコンはなかった。

 

寮にあるかもしれないと思い、2人で懐かしい寮に戻ってきた。あの日のまま、時が止まったようだ。

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パソコンで残されていた日記

やはり優が、言うように父は、パソコンに毎日日記を書いていた。梨央が記憶をなくした日のことも、克明に記されていた。

 

しかし、ちょうどその日記を開いた時、宮崎がやってきた。でも添付されていた動画を再生した後だった。

 

その場で、4人が動画の音声を聞くことになった。山田を殺害したのは父親だと言う。その理由は山田が娘に乱暴をしようとしていた。

 

だからかっとなりビックで刺し殺し、山に埋めたこと。身に付けていたものなどは、違う場所に埋めたことなど、克明に告白をしていた。

 

そして2日経過したが、娘には記憶がないこと。そして弟は当日の夜は家で寝ていたこと。全てを告白していた。

 

しかし、優が宮崎に山田の父親の最期の姿動画を送信したことから、罪を償いたいと言う思いで、自ら宮崎に逮捕され、東京に連れ戻されてしまった。

 

梨央は加瀬に「助けて」と、だけメールを送信した。今後薬の開発が難しくなるかもしれない。今行っている治験も中止になるかもしれない。

 

加瀬はどのような方法で、彼女の窮地を救うことができるのだろうか。

 

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