「最愛」4話、黒い服の男性の正体と事件の真相

ドラマの冒頭では、いつもキャストの誰かの「最愛」について語られている。

 

今回は専務をしている後藤をだった。彼は結婚することもなく、仕事を生きがいにしてきたようなものだが、

 

次期社長に期待されながらも、梨央が現れたことにより、社長の座を奪われてしまった。だから何か弱みをつかもうと、情報屋を雇っているのだろうか?

コンテンツ

梨央を社長の座から引きずり降ろしたい

後藤は梨央が現れてから、人生の計画が狂ったのかもしれない。真田ウェルネスを経営していた元社長は、

 

本当は、娘の次に社長にするならば、後藤だと決めていた。しかし真田ホールディングスを経営している母親が、

 

真田ウェルネスの社長に梨央を任命した。兄は真田ビジネスサポートの社長をしている。つまり一族経営となり、

 

後藤は専務と言う役職に収まった。しかし納得がいかないのは、真田ウェルネスは介護事業に力を入れていた。

 

しかし、梨央が社長になってから、薬の開発に力を入れるようになった。それが彼女の夢だったから。

 

優のように、事故や怪我などで、脳に損を追い「高次機能障害」に陥ってしまった人を助けるための、新薬を開発していた。

 

 

既に治験まで来ているが、投資している金額は25億に及ぶ。しかし収益は0円。そのため赤字事業を切る必要がある。

 

何度グループ全体での、役員会議で発言をしても、ホールディングスの社長である母親の梓が、薬が承認されれば、特許を取得して、持続的な収益が見込める。

 

と、後藤の意見はいつも握りつぶされてしまう。そして梨央は薬の開発を続けている。まるで梨央が会社を私物化しているようで気に入らなかった。

 

そこに、山田の父親が殺された、殺人容疑をかけられてしまった梨央が、社長として会社にいることが許せなかった。

 

そのため「情報屋」を雇い、彼女の行動を24時間監視させ、何かボロが出ないか探っていた。しかし、梨央の行動に関して、何も不利な事はなかった。

■キャスト

警察が黒い服の男を追い詰める!

山田の父親が殺害されたことに、いくら調査しても警察は進展がないため、宮崎たちに違う事件に関わってもらうように指示をした。

 

しかし、宮崎はもう少し捜査の範囲を広げたいと提案し、あと少しだけ山田の事件に関して捜査することにした。

 

手がかりになるのは、公園の防犯カメラに映り込んでいた黒い服の男性の写真。梨央がいなくなったすぐ後に現れた。

 

事件に必ず関係していると、確信を持っていた。そこで範囲を広げて聞き込み調査を続けると、ウィークリーマンションの管理人が「ここに住んでいる」

 

と、誠と言う名前を教えてくれた。もう少し詳しく話を聞こうとした時、その男性が帰宅してきた。宮崎を見るとダッシュで逃走した。

 

宮崎もそのあとすぐ追ったが、線路で遮断機が降りた寸前に、男がすり抜けてしまい、電車が通り過ぎる頃には男性の姿はなかった。

 

そして、携帯に非通知の電話が入った。「部屋の中のパソコンのホルダーを見れば真実がすべてわかる」とパスワードを教えて最後に「大ちゃん」と言って電話を切れた。

 

まだ捜査令状も出ていないので、家の中を調べる事は禁じられているが、パスワードを忘れないうちに、宮崎は急いでフォルダーを見た。

 

すると該当するナンバーのファイルは動画になっており、それを再生すると、執拗に山田の父親にすがられる梨央が映り

 

その後に、カメラは山田の父親に近づいていき、もみ合いになっていた。そしてカメラの方から手が出てきて、父上の首を絞めて、池に落とすまでが映されていた。

 

しかし宮崎が注目したのは、山田の父親の首を絞めるその腕。腕には何針もなった傷があった。それは白川村に住んでいるときに見たことがある。

 

梨央の弟優。彼は遊具から転落し、腕に傷を負っていた。そしてその時頭を強く打ち、すぐに記憶をしなってしまう「高次機能障害」に陥ってしまった。

 

その障害を和らげる薬を開発するために、梨央は白川村の家にいる時から猛勉強して今に至っている。

 

そして、電話の最後に「大ちゃん」とつぶやいたことから、山田の父親を殺害したのは弟に間違いなかった。

 

梨央にもその頃、メールが届いて動画が添付されていた。そして殺害の様子が鮮明に写し出されていた。そしてもう1通のメールである建物の屋上を指定された。

 

そこに向かうと、男性が1人立っていた。そして梨央の方を向くと「動画見た?そういうことだから」と言った。

 

梨央は何年も会っていなかったので、弟だとは信じられなかった。まさか優しいあの子が殺人をするなんて。

 

おそらく、優は記憶をすぐに失ってしまうため、耳に装着していたイヤホンに、カメラが付いており、常に自分の行動を覚えておけるように記録していたのだろう。

 

これで梨央と、宮崎が同時に真犯人を知ることになった。でも、それが15年前の事件とどう関わっているのか、宮崎にはわからなかった。

■キャスト関連作品

Twitter上での見方は?


はじめに、高橋文哉さんのツイートを載せてみました。やはり自分の身分を明かしたいのが、弟としてジレンマにあったのかもしれません。

 

いつも近くで見守りながら、防犯カメラやパソコン、あらゆる電子機器から、姉の行動を見つめていた弟の愛情。

 

15年前に起きた事件も、姉を助けようとして、思わずやってしまったこと。しかし運がよかったことに、障害のおかげで、記憶に残らなかったこと。

 

しかし、おそらく優はあの頃のガラケーを姉との思い出として、大事に持っていたが、ある日ふと削除された記録を復元し、

 

自分が犯した罪に気づいたのだろう。だから最愛の姉を守るために、姿を消して名前を変えた。

 

しかし、最愛の姉がいつまでも疑われているのは、弟として本望ではなかったと思う。だから「大ちゃん」と自分でわかるように電話をかけたのだと思う。

 

■ドラマ関連

 


 

TBS2021年秋スタート新作ドラマ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です