「最愛」3話、記憶を取り戻した弟と、山田と接触した男は同じなのか?

2012年梨央の弟優は1通の手紙を残して姿を消してしまった。東京に来てから半年ほど、

 

いちど帰省したときに、弟を東京に連れてきた。そして家族として迎え入れ、一緒に暮らしていたが、その手紙が姉と弟の運命を変えた。

 

そして、山田の父親が殺害された時、目撃された若い男性がいた。そして公園付近の防犯カメラにも男性が写っていた。

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友人として話をしたい宮崎

事情聴取を受けた際、梨央は全く別人のように見えた。でも、宮崎はあの頃のままの梨央と話がしたかった。

 

行きつけのもんじゃ焼き屋さんで、話をすると言うので、2人で向かい合って話をしてみた。

 

しかし梨央は、防犯カメラには写っているが、山田の父親と接触したことを認めても、殺害は認めなかった。

 

宮崎の目から見ても、彼女は嘘をついているとは思えなかった。しかし梨央は認めた。「お守り」に見覚えがあったこと。

 

警察では知らないと言ったが、本当は宮崎に受験の願掛けとしてもらったお守りを、もらったその日になくしてしまったと言うことを初めて口にした。

 

寮の中でなくしたと思い、一生懸命探したが見つからなかったと言う。それが今になり、山田の息子の遺体付近から発見された。

 

なぜ寮の中でなくしたのお守りが、富山の山中に埋められていたのか。謎が深まってしまった。しかし梨央が伝えられるのはこれしかなかった。

 

あの頃のように友人として話すことができたなら、お互いどんなに気が楽だろうか。梨央はぽつりぽつりと思い出した言葉を言うが、

 

宮崎が話した言葉だったり、優が話したことだったり、梨央の記憶も少し曖昧なのかもしれない。でも事件当日公園で会ったときには、少し話をしただけだと言っていた。

■キャスト

事件当日の防犯カメラの映像と不審な脅迫メール

梨央は社長として、守らなければいけないものがある立場だった。特に今守りたいのは、新薬の開発を進めていること。

 

そのことだけには影響しないように、最新の注意を払って宮崎と話をしていた。その後弁護士の加瀬を流したが、

 

特に宮崎とは詳しい話をしていないと言った。お守りの事は言っていなかった。宮崎は梨央の言葉の裏付けを取るため、防犯カメラの映像を見ていた。

 

確かに会社に来たときに、山梨父親が一方的に叫び散らし、管理会社のものに連れていかれる姿が映っていた。

 

そして公園で会ったとき、梨央は帰りにタクシーを利用しているが、防犯カメラの時間と、ドライブレコーダーに映った時間。

 

この2つを照合すると、彼女が山田の父親を殺すような時間はなかった。そしてバディーを組んでいる桑田は、女性の視点から見て、

 

「彼女にはさせない」と言った。その根拠は、首を締められたことによる圧迫死だが、そのアザが首についているが、彼女の身長でそこにつけるのは無理な話。

 

そしてドライブカメラの中の、車内の様子を見ていると、ドライバーは彼女は寝ていたと言うが、よく見ると泣いているようだった。

 

いったい公園で山田とどんな話をしたのか。そしてなぜ彼女は泣いているのか。そこまで彼女は話をしてくれなかった。

 

そこで秘書にもアリバイを裏付けを聞いてみたが、確かに山田を殺害するにはスケジュール的にも無理があった。そこで去って行こうとした秘書は、

 

急いで振り返り宮崎を呼び止めて、スマートフォンの画面を見せた。それは数日後に行われる新薬の発表会のこと。

 

「もし新薬の発表会を中止しなければ、真田梨央を処刑する」

 

と、不気味な文言が書かれていた。しかし脅迫めいたメールはよく届く頃なので、特には気に留めていなかった。しかし今回は具体的だと言うことで、情報提供した。

 

発表会当日、宮崎は会場にいた。そして会社側でも不審者が入り込まないように、警備を強化して入場制限をしていた。

 

梨央の出番が近づき、犯人らしき怪しい人物が見えないことから、宮崎は会場内の見回りを行っていた。すると駐車場に、以前梨央にぶつかりかけて車を発見した。

 

既に犯人は会場にいる。急いで会場に戻り場内を探すが、どこにもそれらしき人物はいなかった。その車両の持ち主の顔は既に特定されていた。

 

そして洗面所の個室を一つ一つ見て回ると、1カ所のトイレに着替えた跡があった。ちょうどその時梨央の控え室に1人の警備員が入ってきた。

 

「発表会を中止しないと処刑するといったでしょ」と言ってナイフをちらつかせていた。梨央はとっさに後ずさりし、後ろ手にスマートフォンで加瀬に連絡を取った。

 

しかし加瀬が電話に出た頃には、梨央は既に連れ去られており、加瀬と宮崎が梨央の行方を探していた。廊下の角を曲がる姿を見て、追いかけたが

 

少しの差で加瀬が、梨央をさらうように抱き止めた。しかし男もそのままではいられず、加瀬の腕をナイフで切りつけた。

 

すぐに救急車で運ばれ、男は警察に逮捕された。そして病院に行った宮崎は、男の事情を梨央日本話した。

 

以前ライバル外車だった製薬会社の社長で、有能な研究者を4人引き抜かれたことに恨みを持っており、その後会社が潰れてしまった。

 

そしてその真田ウェルネスが、開発した新薬の治験中に、人が死んでいると言う事実を隠していると言う。しかし、梨央はすべて間違った情報だと言う。

 

4人の研究者たちは、働く環境や設備などを考えて、自分たちの意思で転職してきた。そして試験中の人が死んだのは、事故であり薬とは因果関係がないと言う。

 

全てが男1人の思い込みであり、経営者として、4人の研究員を粗末にした結果、転職されてしまった事実を、梨央のせいにしていた。

■キャスト関連作品

山田のホテルにあった500万円はどこから?

もう一つ警察が解けない謎があった。山田が宿泊したホテルの金庫に、青い紙袋に入った500万円があった。

 

しかし真田ウィルネスから、500万が動いた形跡はなく、どこからその大金を手に入れたのか。銀行の防犯カメラに映っている時点で、すでに青い紙袋を持っていた。

 

そこで周辺の聞き込みを行っていると、喫茶店で山田を見たと言うマスターがいた。若い男性と会っており、何かわたすだけですぐに別れたと言う。

 

それがあの青い紙袋だと言う。そこで喫茶店から出て行く防犯カメラの映像を見ていると、宮崎は気づいた。公園の防犯カメラにも同じ男性が写っていたこと。

 

この男性はもしかしたら専務が、梨央の弱点を握るために、宿っている男性ではないのか?常に防犯カメラで梨央を監視し

 

自転車でいつも移動している、あの黒い服を着た男性は一体何者なのか。2012年、優が姿を消したとき1通の手紙を残していた。

 

「僕はお姉ちゃんが消した記憶を取り戻しました。僕は人を殺しました。」

 

優は突然記憶を取り戻し、あの時消した動画の映像が頭の中に蘇ったのだろう。そして山田の息子に向けて、自分が棒をつけさしたこと。

 

それを思い出して、彼は姿を消してしまった。その時どこを探しても彼を見つけることができなかった。しかし母は見つけてくれた。

 

でも優は姉に会いたくないと言って、月に1度安否確認のための葉書を送ることを約束して、それ以来弟に会うことがなかった。

 

その葉書は梨央の部屋に全て飾られており、「僕は元気です 優」と、いつも同じ文面だが、写真付きの絵はがきはいつも違うものだった。

 

きっと梨央が恐れているのは、優が記憶を取り戻し、姉のために復讐をするのではないかと思っている。すでに息子は亡くなっているので、父親に向けて。

 

だから、犯人について思い当たることがあっても、誰にも言うことができなかった。

■ドラマ関連

Twitterでは男性の正体は誰になっているのか?

やはりネット上でも、情報屋をしている男性について、梨央の弟の可能性が強い。

 

タイトルの「最愛」に込められた意味を考えると、梨央と優は最愛の姉弟。であり、宮崎にとって梨央は最愛の人。

 

そして、今回3話の冒頭に、なぜか加瀬の生い立ちについて挿入されていた。初めて家族ができたと言う話。そこに梨央が加わった。

 

わざわざこの話を挿入すると言う事は、加瀬にとって最愛は、梨央。


 

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