吉高由里子主演ドラマ「最愛」15年前の出来事と、現在の大輝との関係

15年前に弟のために新薬を作りたい!!という夢を抱き東京の大学へ進学した梨央。そして15年後にあの時「好き」だと気持ちを確かめ合った大輝と

 

事件の参考人と、刑事という立場で再会することになった梨央。大輝にはまるで別人のように見える梨央。一体東京へ行ってから彼女に何が起きたのか?

 

そして、なぜ富山で発見された白骨遺体の近くから、梨央が陸上部のメンバーにあげたお守りが出てきたのか?

 

コンテンツ

任意で事情聴取を受ける梨央

岐阜県の白川村で、白山大学の陸上部の寮父兼監督だった父親。その近くに実家があり、大学まで白川村にいた梨央。

 

しかし、幼い異母兄弟が公園で遊んでいる時に、自分が目を離したすきに遊具から落ち、脳に損傷が起き

 

パニックなどになると「記憶がなくなる」という症状がでるようになってしまった。そこで梨央の将来の夢は薬学を学び

 

弟のために【新薬】を開発することが目標となった。そのために東京の大学へ進学するべく受験勉強を寮で行ったりしていた。

 

ある日、試合が終わると寮に住む生徒達は打ち上げをしていた。そこへ「出入り禁止」されていた院生の山田が強引に加わった。

 

しかし、翌朝目覚めると自分の布団で、弟が横に寝ていた。寮にいたはずなのにどうして!?と疑問を抱えたまま東京へ上京することになった。

 

そして、父と離婚し、東京で実業家となっていた母親の家に実の兄と住むことになったが、小さい頃に別れたきり会っていなかった兄。

 

そして、素行も悪くなかなかなじめない中、母も「なんでも言ってね」というが仕事でごはんすら一緒に食べることもなかった。

 

寮での生活が懐かしく思えた。しかし15年の月日が流れ、山田の父親が会社を訪ねてきた。そして公園近くの川で死亡しているのが発見された。

 

所持品に今は梨央が社長となっている「真田ウェルネス」の名刺があり、会社の防犯カメラを確認すると、山田と梨央が何か言い合っている様子があった。

 

大輝は大学卒業時に、警察官採用試験をうけ、今は警視庁にいた。そのため、事情を聞くために15年ぶりに梨央に再会したが

 

梨央は「はじめまして。真田梨央です」と、大輝のことはすっかり忘れたように別人となり、あの頃笑顔でいっぱいだった彼女は笑わなくなっていた。

 

そして、山田の父親が訪ねてきた時の事を聞くが「会いましたけど、一方的に何か言っていました」と、山田の父親とは会話していない。

 

と、表情を変えることなく答えた。しかし大輝は「以前にもこの方にあったことがありますか?」と尋ねると、梨央の手が少し動いたが「覚えていません」

 

と答え、逆に「刑事さんはあったことありますか?」と尋ねてきた。まるで【本当は当時のことを覚えてる】という合図の様だった。

 

■キャスト

15年前に何が起きたのか詳細を知る

梨央はまだ幼い弟優を岐阜の祖母の元に残し、東京へ行った。しかし、「毎日電話する」という約束をしていた。

 

それが兄のしゃくに触ったのか、携帯を取り上げられてしまい、優との約束を果たせなくなってしまった。

 

会社の顧問弁護士に「なんでも相談して」と、母親から言われていたので、加瀬に言うと会社の携帯を貸してくれた。

 

そんな時、白山大学の陸上部員が大麻使用疑惑で逮捕され、その大麻を譲ったとされる院生の山田は数カ月前から行方不明と報道された。

 

梨央はすぐにでも岐阜に帰り、弟のそばにいたかった。しかし、母から騒動がおさまるまで我慢。と言われ言う通り東京に残り電話で我慢した。

 

借りた携帯で電話をかけると、元気な優の声があった。そして「代わるね!」と携帯を大輝に渡したが、優が誰との電話か言わなかった。

 

呼びかけ続ける懐かしい大輝の声。陸上部は無期限活動休止となっているはず。やっと梨央が返事をすると、久しぶりに2人で話した。

 

そして、騒動により大輝は内定していた東京の企業から、「内定取り消し」になり、人の役に立つため警察官を目指すことを聞かされた。

 

年末、雪の降る中梨央は白川村にいた。祖母の家に行ったので陸上部員たちは梨央の帰省を知らなかった。

 

前から優が「見せたいものがある」と言っていた。それが何なのかずっと気になっていたが「怖いから一緒に見ない」と優は梨央を一人にした。

 

上京する間際になくなった優の携帯。父の遺品の中から出てきたが、中に怖い映像があるから、必要なかったら消して欲しいと優に言われた。

 

梨央は最初にあった動画を再生すると、ズルズルと何かを引きずる音がした。音量を上げると、あの疑問を持った夜のことだった。

 

山田が梨央にクスリを飲ませ、「朝になったら全部忘れているから」と言いながら、梨央を引きずる音。優はそれを携帯で撮影していたのだ。

 

山田はそれに気づき、優に襲いかかったが優は近くにあった、鋭利な棒で立ち向かっていったそして山田の腹部を刺してしまった。

 

そのまま梨央の上に倒れた山田。梨央の記憶がはっきりとつながった。山田は女性にクスリを飲ませては、性的暴行を加え

 

その様子を写真に残していた。おそらくその現場を見つけた父が、2人を家に帰し布団に寝かせてから

 

証拠隠滅のため、山田の血痕を消したり、遺体を富山の山中に埋めに行ったりしたのだろう。そして朝方梨央が目覚めた時に帰宅し

 

「大丈夫。大丈夫」と繰り返し言い聞かすように言っていた。もし優が撮影していなければ、自分は山田の餌食になっていた。

 

目覚めた時に腕に傷があったのは、引きずられた時にできたものだった。そして、陸上部員が逮捕された時、女性マネージャーが

 

山田からの性的暴行を訴えた。それを聞いた大輝は最後の夜、梨央の腕に傷があったことを思い出した。もしかして梨央も被害者!?

 

■キャスト関連作品

15年で変わった梨央の生活

15年の間に梨央は、実の兄と何とかうまくやるため、加瀬の力を借りながら知恵を付けて行った。

 

そして、白川から東京に戻る時、優が心配で東京に連れて帰り、一緒に生活していたが、優は5年後失踪してしまった。

 

そして今、やっと優のための【新薬】が完成し、認可を待つ状態の時に、山田の父親が現れた。加瀬の言うように今騒ぎになっては

 

新薬を開発した努力も無駄になる。しかし社内では梨央を最初からよく思わない人物がいた。それは母の側近に近い後藤だった。

 

会社は老後施設に力を入れているが、梨央がやりたいことのために3年で9億もの金を使ったことに、疑問を感じていた。

 

しかし、梨央の母は「老人施設は先細り、他の強みもないとね」と軽く受け流していた。後藤は梨央をなぜそこまでかわいがるのか

 

理解できなかったのか、常に梨央を監視する少年を雇っていた。そして社長室にも音声が聞こえるように、監視カメラを無断で取り付け

 

梨央と加瀬の会話などを盗み聞きするように指示していた。もちろん事情聴取の日も少年は社長室の会話を聞いていたが

 

これと言って怪しい話題にはならなかった。しかし、大輝が刑事になって自分のところに来たことにはやはり、梨央も驚きをかくせなかったようだった。

 

でも、今は【新薬の認可】が優先なので、波風は立てたくない。だから静かにしているのが一番の策だと話していた。

 

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