「どうせもう逃げられない」最終回、拓己の気持ちを変えた出来事
なほが就職活動中に、同じ会社を希望する仲間に裏切られ、落ち込んでいる時、短期バイト募集で、
拓己が経営する「ソロデザイン」に、経理として採用された。そして裏切られたことを知ると、
拓己は「俺はお前に嘘をつかない」と言った。でも、今はせっかく縮まった距離も、また離れてしまった。嘘をつかれたのだろうか?
コンテンツ
早朝の会社で…。
なほが会社に出勤すると、会社で泊まったのか、すでに拓己はソファーに座っていた。
なほは、好きだと言う気持ちを一旦受け止めてもらい、また突き放された気がした。でも伝えたい気持ちがあった。
改めて時間を用意してもらうようにお願いすると、「今話を聞く」と言うのでなほは、まだ頭の中でどう話したらいいのかまとまっていないが、
「向坂さんが好きです」と、1番伝えたい気持ちだけを伝えた。1度突き放されても、会社を離れるように言われても、
やっぱり和歩の気持ちは変わらなかった。すると拓己は優しく抱きしめてくれた。近くで拓己のスマホが鳴っているが、
出るタイミングを失い、かけ直すことになった。姪っ子の翼だった。しかし電波が届かないのか電話が通じない。
その前にメールが来ており「助けて」とだけあった。この日は雨が降っており、拓己のあの日の記憶がよみがえってきた。
あの日も雨だった。びしょ濡れになったちはるが助けを求めて、東京の拓己のアパートにやってきた。そして、名古屋に車で送る時、事故に遭い亡くなった。
拓己のスマホ持つ手がかすかに震えた。なほは優しく拓己の手を包み込み「向坂さんは悪くありません!」と優しく言葉をかけた。
そして、「とりあえず名古屋に行きましょう」と言って2人で早退し、名古屋に向かった。すると途中で兄の征己から電話が入り
「深い側溝の中に落ちており、足の骨にヒビが入った程度で済んだ」と連絡が入った。そのため家ではなく、病院に向かうことになった。
翼に何が起きたのか?
おそらく学校に行く途中だったんだろう。東京では雨が降っていた。名古屋ではどうだったのだろうか。
翼の背丈よりおそらく深い側溝があり、誤ってそこに落ちてしまった。そして足に怪我をしたため、自力で上ることができなかった。
そこに散歩中の人が通り掛かり、たまたま助かった。しかし念のため1日入院することになり、叔父と叔母が付き添ってくれると言う。
兄は、「翼が目を覚ましたとき、お前がいないと寂しいだろう。」と言って実家に泊まっていくことを提案した。
姪っ子には甘い拓己。兄の提案を受け入れ実家に泊まることにした。しかし部屋に行ってみると布団が並べてしいてあった。
拓己が翼の部屋に、なほの布団を移動しようとしたが、なほは拓己の腕をつかみ「一緒に寝てもいいですか?」と尋ねた。
拓己はそれを受け入れ、2人で同じ部屋に出ることになった。そこはかつて兄弟が使っていた部屋だった。なほはそれを聞いて嬉しかった。
何だか少し拓己に近づけた気持ちになった。なかなか眠れずにいたが、朝になるとすでに、拓己はふとんにいなかった。
そこでなほも着替えてリビングへ行くと、ちょうど翼が叔父と叔母に付き添われて、松葉杖をつきながら部屋に入ってきた。
足以外に異常はなく、全員がほっとした時、なほはソファーに何か落ちているのに気づいた。それを拾い上げると
みんながなほの方を見た。それはかつて拓己が拾い、保護した犬の「はる」のお気に入りのおもちゃだった。なくなった後家族で探したがどこにもなかった。
なほは翼に向かって「きっとそばに来てくれたんだね」と話しかけた。すると「ちはるちゃんも来てくれたよ。寒かったからショールをかけてくれたの」
すると拓己は、窓の外にちはるとはるが立っているのを見た。その時やっと気持ちが解放されたようだった。
原作
一井かずみ
主題歌
「オープニング」
GARNiDELiA
「エンディング」
ももすももす
「サーモクライン」
2022年2月2日発売予定
どうせもう逃げられない DVD-BOX [ 白洲迅 ]
価格:8.046円
なほの言葉に救われた拓己
拓己はずっと、あの交通事故の責任を感じたまま、1人で生きていくと誓っていた。しかし翼の時に「向坂さんのせいじゃありません」と
なほが言ったことが、拓己の今までの気持ちを救ってくれた。拓己は今までなほが、自分の弱い部分を叱ってくれることで、救われてきた気がした。
そして今回も、翼のことで不安になったが、それは自分のせいではない。確かにそう思えた。それはなほのおかげだ。
そしてちはるやはるのことがあり、1人では実家に行けなかった。そして行くこともできなかった。でもなほが「いきましょう」と連れて行ってくれた。
なほに気持ちを任せていれば、拓己は救われる気がした。だからなほの気持ちを受け入れることにした。1人ではなく2人で生きていくために。
初めて「なほ」と呼んでくれた拓己。翌日にはまたいつもの拓己に戻り、なほの背中に「2年2組のらくらあほ」と書いて貼り付けたまま
なほを買い物にいかせた。帰ってきてからそのことに気づき、なほは本気で怒った。そんなやりとりを見て深沢はやっと安心できた。
余たちも、2人の雰囲気の良さに、居心地の良さを感じたかもしれない。とにかくなほが、頑だった拓己の気持ちを変えてくれたことに間違いはなかった。
そしてこれから、2人で一緒に人生を歩むことになる。
MBSドラマ「どうせもう逃げられない」主演白洲迅プロフィールと役柄
MBSドラマ特区「どうせもう逃げられない」まっすぐな女の子なほ演じる横田真悠
MBSドラマ特区新ドラマ白洲迅主演「どうせもう逃げられない」概要
MBSドラマ特区「どうせもう逃げられない」1話、最悪の出会いと裏切りと
「どうせもう逃げられない」2話、色目が暗いのは照明のせい?のらくらの徹夜
MBS「どうせもう逃げられない」第3話、歓迎会と昔の彼との再会
「どうせもう逃げられない」4話、お互いを思いやり失恋したなほ
MBSドラマ「どうせもう逃げられない」5話、拓己となほの名古屋出張と拓己の過去
「どうせもう逃げられない」6話、深澤が打ち明けた拓己の過去と拓己の気持ち
どうせもう逃げられない 1話から見逃しは?
~~~何もかも欲張りに楽しみたいなら「AmazonPrime」会員がお勧め、音楽、動画、書籍、買い~~~
月額500円で楽しみ放題!!無料おためしもあるので、この機会にぜひ!!
コメントを残す コメントをキャンセル