「どうせもう逃げられない」6話、深澤が打ち明けた拓己の過去と拓己の気持ち

拓己は過去を思い出していた。捨て犬だった「はる」を保護して。飼っていたが引っ越しにより、飼えなくなり、

 

兄がいる叔母の家に預けることになった。しかし、突然インターフォンが鳴ると、兄の妻であるちはるが「はる」を抱いていた。

 

テレビ関係の仕事をしているちはるは、時々東京に来ることがある。そのため、車で来る時には「はる」を拓己の家に1泊させてくれた。

 

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拓己とちはるだけの秘密

激しく雨が降る夜、拓己の部屋のインターフォンが鳴った。ちはるがいたが、「はる」は連れてきていないようだった。そして、重く沈んだ表情。

 

家に上げ、濡れた体をタオルで包むと、ちはるはある告白を始めた。「プロデューサーと寝てきた」どうしても作りたい【子供番組】があり、

 

そのプロデューサーと関わる、仕事関係の女性は皆手を出されており、ちはるも前からしつこくアプローチされていた。そして、番組を作るために寝た。という。

 

夫には絶対に言えない。と泣くちはる。拓己はちはるの元へ行き優しくキスをした。「いいか?ちはるは俺に強引に迫られて、男の力に勝てなかった」

 

そして、もう一度キスをすると「大丈夫。明日になればすべて忘れているから」と優しくキスをした。拓己は幼馴染のちはるが好きだった。

 

しかし、ちはるは兄と結婚し、子供も生まれた。もう自分がそこに入る隙間などなかった。ならば、ちはるが抱えた罪の意識を少しでも軽くするために

 

ちはるは「拓己が強引に迫って、夫以外と関係を持った」と思わせることぐらいしかできなかった。そして、ちはるの車だろうか、土砂降りの中ちはるは後部座席にいた。

 

おそらくあのまま、自宅のある名古屋まで夜の間に送り届けるつもりで、ちはるは後部座席で仮眠をとるつもりだったのだろう。

 

そんなちはるが、「抱いてくれてもよかったのに。私全部覚えてるから」と、拓己には辛い一言を放った。それでも拓己はちはるのことが好きだった。

 

そして、ちはるは「あのポスター素敵だよね。でも、私あんなに美人じゃないよ」と、拓己が撮影したが、深澤が撮影したことになっている

 

花畑の中、はるを抱いたちはるのポスターの話しをした。拓己は「ちはるは綺麗だよ」というと、「それじゃあ告白に聞こえるよ」という

 

拓己は「俺のなかではちはるは一番美人だ」と話していた。それが最期の会話になるとは思っていなかった。

 

そんな会話が静かに流れる中、車の前を何かが横切り、ハンドルを切った。それがちはるの最期となった。

 

彼女が屈辱的な思いまでして作りたかった番組。もしあの事故がなければ、今頃彼女はあのまま活動を続けていた。その動きを自分が止めてしまった。

 

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途中で降り出した雨

拓己が外出している間、深澤は「あのポスター」の真相について話していた。「これは俺が撮影したことになっているけど、撮影したのは拓己」

 

と、言い出し、彼女の事故がきっかけとなり、拓己はそれを最後に「デザイン」を辞めてしまった。そして拓己にメールで全員に話したことを伝えた。

 

中でも浦江は複雑な気持ちを抱えていた。自分が入社した時にはすでに「過去の作品に触れるな」というルールがあった。どうしてその事実を伝えてくれなかったのか!?

 

翌日拓己が出勤し、いつもの挨拶をするが、振り返るが誰も挨拶を返してくれない。そこでもう一度挨拶すると、やっと返してくれた。やはり過去のことを告白したのは間違いだったのか!?

そんなことを思いながら、拓己はオフィスに入ったが、3つある電球がひとつきれていたので、交換しようとしたら転落してしまった。それがあまりにも大きな音だったので、

 

みんなが社長室に集まった。中でもなほだけが不安な表情で動けずにいた。なほはこれまでにも、背中の痛みで動けなくなった拓己を見てきた。

 

だから、また突然倒れたかもしれないと思ったのだろう。みんなに「のらくらと2人きりにさせてくれ」とみんなを部屋から出した。

 

そしてなほを抱き寄せると「今まで辛い思いさせてきたのに、心配させてごめん」と謝って来た。今のは本当にただの転倒だと強調したかった。

 

一方、浦江は以前勤めていた会社で、上司と折り合いが悪く会社に内緒で、面接を受けていたが、拓己は浦江の過去の小さな作品を覚えており、

 

今の作品より、あの作品の方が好きだった。と浦江の思いを組んでくれた。だから、社長の思いに応えようとやってきたが、信頼関係が揺らぎそうなとき

 

同じ仕事をしている友人が独立するため、一緒に立ち上げメンバーに誘われていた。余には相談したが、明確な答えはなかった。

 

なほに相談すると、引き留められた。初めてだった。自分は誰からも独立してバリバリデザインの仕事をしている方が、似合っていると言われていた。

 

なのになほははじめて、自分のことを止めてくれた。そこで、社長に伝えたらどうなるかなほに聞くと、「止めるにきまってます!!」と言い切った。

 

関連作品

原作

一井かずみ

「どうせもう逃げられない」(全10巻)

主題歌

「オープニング」

GARNiDELiA

「春がきたよ」

「エンディング」

ももすももす

「サーモクライン」

※2021年10月20日配信スタート

浦江の突然の退職願い

その日の帰り道、途中のベンチで座っていたなほを拓己は見つけて、隣に座った。だれに話しかけるでもなく、話した後「愚痴を言ってごめん」と謝って来た。

 

拓己は会社に入ろうとしたとき、余と「独立」の話しをしていた浦江を知っているので覚悟はしていた。そして出勤すると、その友人から会社宛に電話がかかって来た。

 

返事が遅く、独立するということをなめているのか!?と多少怒っている様だった。そして電話を切ると、浦江は「会社を辞めさせてください」というと、

 

拓己はあっさりとOKを出した。そして、私用電話は自分のスマホにかけてきてもらうことと、社内の雰囲気を乱さないことを注意された。

 

なほはオフィスに入って行った拓己を追いかけるように、オフィスに入って行った。そしてなぜ浦江を止めないのか!?自分の気持ちを伝えないのか!?

 

外まで聞こえるくらいの声で拓己に迫った。そのため深澤はすでに拓己にとってなほは特別な存在だとわかっていたので、なほが拓己を叱るのを面白そうに聞いていた。

 

そして、あらためて出てきた拓己は、浦江に「辞めないでほい」と言ったものの、後が続かなかった。なほに助言を求めるも、「気持ちを素直に」と言われ

 

「辞められると俺が困る。俺が寂しい」と本心を口にした。浦江は内心うれしかったに違いない。なほが絶対に止める。と言ったのに、案外あっさり退社を認められてしまった。

 

でも、本当は自分がいないと「俺が寂しい」という部分に、ここに残ろうという気持ちに決心がついたのかもしれない。

 

そして、なほが最後に帰るため、テラスにいる拓己に帰宅の報告をすると、「早く帰れよ。こんなどうしようもない男といるとどうなっても知らないぞ」と言われた。

 

すると、なほは少し間を置き「どうなってもいいですから」と、カバンを放り出し歩き、拓己のシャツの首元をつかんでひきよせ、キスをした。

 

そして「おやすみなさい」と帰って行った。予想外の展開に拓己1人、今の出来事をおもいだしていた。自分に「私は死にません!」「社長のそばを離れません!」と

 

自分の気持ちを素直にぶつけるなほ。そして、いつでも自分の気持ちをちはるのように、見透かすなほ。もしかしたら拓己の気持ちはなほにより少しずつ変わってきているかもしれない。

 

キャスト

 

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