「リバーサルオーケストラ」2話、庄司の問題と遅刻の原因。そして解決策。
常葉がマエストロとなった「児玉交響楽団」にいちど見学に来た初音。そこで初めてオーケストラと一緒に演奏してみて
とても楽しいと初めて思った。今までソロで演奏していたので、みんなで演奏する楽しさを知らなかった。
そのため常葉と一緒に春まで、「たま響」の改善に力を貸すことになった。そして部署は広報として異動した。
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庄司が抱える問題
常葉が来てから、時間に厳しくなった。午前10時に必ず全員揃ってなくてはいけない。
それがオーケストラとして当たり前のこと。しかしそこに必ずと言っていいほど遅刻してくる人物がいた。
それは主席フルーティスト庄司だった。そして演奏もちゃんとできないほど、まだ眠そうにしていた。
彼がなぜそんなに遅刻してくるのか？常葉は初音に調べるように命じた。これもコンサートマスターとしての仕事だと言う。
不本意ながらも、庄司の後をつけていくと、家ではなく、工事現場に向かっていた。そこで働く彼の姿があった。
初音は上司らしき男性に話を聞いてみると、彼は他にも仕事を掛け持ちしていると言う。彼がほぼ毎日遅刻してくるのは、
この仕事の掛け持ちが原因だった。しかしなぜそうなったのか？彼の家には家賃の督促状が届いていた。
つまり、家賃が払えないため、バイトを掛け持ちし、交響楽団の給料では、自分の生活を賄いきれてなかった。
庄司の遅刻の原因
庄司の遅刻の原因が、バイト掛け持ちにあると分かったが、常葉は庄司を快く思わなかった。
それはフルーティストとして、プロ意識にかなり欠けていると言うことだった。楽器を扱うものは体を大切にする。
なのに、彼がやっていたバイトは手を怪我する危険性が高かった。そのプロ意識の低さに常葉はいらだった。
そんな時初音は、妹が作ったお弁当を持って、バイトの休憩時間に庄司を尋ねた。そしてフルートを始めたきっかけを聞いた。
実家は造園業を営んでおり、父の手伝いで訪れた大きな屋敷で、どこからかフルートの音がした。
その屋敷の女の子がフルートの練習をしていたのだ。その音に魅了されたのが中学生の時。それからフルートに心動かされ、
親の反対を振り切って、音大に進んだため、親からの援助を一切受けず、奨学金で音大に通うことになった。
そのため、毎月、奨学金の返済や、楽器のローン等があり、家賃が払えなくなる時もあるため、毎月15万円の交響楽団の給料だけではやって行けなかった。
だからバイトを掛け持ちして何とか家賃を支払おうとしていたが、結局疲れてしまって遅刻してしまう。悪循環だった。
しかし、実家の母から電話があり、父に初期のがんが見つかったと言われた。親の反対を振り切り、音楽の道に行った自分。
最大のS響のオーディションを受けたが、不採用になった。これが自分の潮時かもしれない。そう思った時、母が訪ねてきた。
実家にも家賃の督促状が来ていたのだ。それで心配して上京してきた。そして実家をつく事を説得された。
庄司のための良い解決策
庄司がこのままフルートを続けられるように、皆が知恵を絞った。初音は妹を頼ることを思いついた。
妹のSNSのフォロワーは多かった。そこで庄司のフルートのオンラインレッスンを始める告知をした。
そうすれば危険なバイトをしなくても済む。しかしそれが始まる前に両親が来て、庄司もオーケストラを辞める決心をしていた。
そのため1度もしたことがない。無断欠勤をした。心配になった初音は、翌日部屋に迎えに行ったが、すでに荷造りを始めていた。
本当にそれでいいのか確かめたが、やはり音楽で食べていくのは難しい。と庄司も本当はわかっていた。でも諦めがつかなかったのだ。
しかし、初音に説得されて、フルートに魅了されたあの日のことを思い出した。そして2人で練習室走った！
10時ギリギリに部屋に入ることができた。すると、少し遅れて庄司の両親が入ってきた。常葉は同じフレーズを何度も庄司に演奏させた。
そして、何度か1人で演奏した後、全員で同じパートを演奏した。そして一言「やっと目が覚めましたね」と口にした。
実は、前の日に常葉に両親から相談されたのだ。そこで実際に演奏を聞いてもらうために、両親を招待したのが常葉だった。
そして常葉が庄司の演奏を認めた。と言う事はこれからどうしたらいいのか？次の解決策を常葉は初音に求めてきた。
「あなたの家に防音の部屋がありましたね？そしてあなたの両親は別荘で暮らしてますね？」
と言う事は…庄司がアパートを引き払い、初音の家に下宿することで、オンラインレッスンもできて、練習にも集中できる。
全てがうまく解決するのだ。庄司はすでにアパートひき払っていたので、その日のうちに初音の家にやってきた。新しい生活が始まった。
Twitterの感想
まだ第1話だけど…今期一番安心して観てられる大賞は #リバーサルオーケストラ です！『最愛』の清水友佳子さんのスピーディな脚本と清塚信也さんらがクラシックの名曲をアレンジして作った劇伴の相性が凄い。演奏シーンが贅沢に長くて素晴らしい。キャスティングも演技力重視で違和感ゼロな適材適所！ pic.twitter.com/MajMIJtdWk
— ドラマ考察/評論/実況好きの大島育宙（無限まやかしの非ドラマ回も告知します） (@zyasuoki_d) January 14, 2023
門脇麦ちゃんに、無理筋な役柄やサイコを充てようとするのは充分理解するけど、いまの麦ちゃんが輝くのは、意外にストレートな役柄だよなあ思う。一生懸命さが、観ていてハナにつかないっていうのは、それだけで才能だよねえ。あと、上手い人はやっぱりどこかコメディエンヌ。 #リバーサルオーケストラ
— しみず さるひこ (@bub_shimizu) January 18, 2023
岡部たかしさんの前期ドラマ、エルピスの村井さんとの演じ分けの凄さに興奮してる。顔つきが全然違うもん
#リバーサルオーケストラ#エルピス pic.twitter.com/zBtk6WcP3X— ライス村 (@ricevillage1225) January 11, 2023
バンドマスターが初音に変わったことにより、オーケストラ全体が活気づいていたのがよくわかります。
そして初音を演じている麦さんの表情もとっても良いと思います。本当に音楽を楽しむ姿がそこにあると思います。
そして脇役ではありますが、確かに村井さんの演じ分けは凄いと思います。一匹狼だった村井さんが、今では忠実な僕となっている。
今を代表している名バイプレイヤーだと思います。
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