「家政夫のミタゾノ」2023最終回、殺人犯、情報をリーク、桃山家の真実

今回は矢口の恩師である、桃山家に派遣されることになった。車の通れない道、人力車で向かう。

 

たどり着いたのは想像を超えた豪邸だった。そして、矢口は恩師の再会を喜んだ。

 

恩師は今桃山和菓子店の社長をしている。そんな彼女が矢口にあることを頼んだ。

 

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会長を殺害した犯人は?

今回派遣されたのは、桃山菓子店が翌日開催する「レセプション」の手伝いをするためだった。

 

しかし矢口は社長からあることを畳まれていた。それは会長の部屋にある机の引き出しのどこかに、

 

「思い出の木箱」があるから探して欲しいと言うものだった。その中には教師時代の思い出が詰まっていると言う。

 

しかし、社長になる際に「過去を捨てなさい!」と言って、会長に取り上げられてしまった。

 

矢口と再会を果たしたことで、あの時の思い出をもう一度思い返したいと思ったのだ。

 

矢口は会長の部屋に忍び込み、様々な引き出しを開けて木箱を探していた。そこに会長が入ってきた。

 

下の階では会社の関係者である、親族一同が集まって、翌日のレセプションの打ち合わせを始めようとしていた。

 

すると矢口がペティナイフを持って、洋服が真っ赤に染まった状態で、「私会長を殺してしまったかもしれません!」

 

と言って出てきた。みんなで会長の部屋に入ると、医師である社長の夫は会長の脈をはかり首を振った。

 

一体犯人は誰なのか?ミタゾノは矢口に服を着替えさせ、真っ赤に染まったシミを取り除いた。

 

するとシミが移ったタオル「そば」の匂いがかすかにした。会長は重篤なそばアレルギーだった。

 

犯人が会長がいつも飲むトマトジュースに、「そば粉」を入れた可能性がある。そしてミタゾノはある紙を見せた。

 

A4の紙の隅に「M」と見て取れる筆跡が残っていた。これがダイイングメッセージだとすると、

 

その場にいる全員が容疑者となる。この中に犯人はいるのだろうか?会長の弟は警察に連絡をしようとしたが、

 

社長が翌日のレセプションを控え、会長が生きていることにしないと、株価が暴落する」と言って、

 

会長は生きていることにする。と決断した。その間も誰が犯人かみんな疑心暗鬼になっていた。

 

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過去作品

Hey! Say! JUMP
『それぞれ。』

 

 

情報をリークしたのは誰か?

副社長はいつもお酒を飲んで酔っ払っている。夜になり、お腹がすいたとダイニングまで来た。

 

ミタゾノは翌日の新作発表会でお披露目する、「もももなか」を勧めた。文句を言いながらも自室に帰って行った。

 

ミタゾノはいつもの行動開始していた。そして、会長の弟が若い妻のために、会社の金を横領していることがわかった。

 

しかし、翌日になると、会長は部屋にそのままいたはずなのに、車椅子ごといなくなっていた。

 

全員で手分けをして探していた。しかし、レセプションの時間が迫ってきた。するとインターホンが鳴った。

 

社長が対応すると警察が来ていた。誰が通報したのか?みんなを疑ったが、誰もが首を振った。

 

ミタゾノはそんなことお構いなしに、警察を家の中に入れていた。そして警察は「行方不明届けが出ている会長のことで」と言ったのだ。

 

誰も行方不明届けなど出した覚えもない。しかし、警察の後からいつも通り車椅子に乗った会長が入ってきた。

 

会長はそばでアナフィラキシーショックを起こして死んだわけではなかった。とても元気だった。

 

するといつもカードゲームで遊んでいる。社長の息子が「横領」と言う自分のカードではないものを見つけた。

 

すると、そこには弟が会社のお金を自分の口座に、定期的に移していることがわかった。つまり横領が発覚した。

 

動揺する弟がいる横で、いつものようにお酒を飲もうとした副社長が、1口飲んで吐き出した。

 

「これお酒じゃないか!」するとミタゾノが「中身がルイボスティーでしたので、お酒を入れておきました。」と言った。

 

副社長は本当はお酒は一滴も飲めなかった。ただ副社長として平凡で過ごせればいいと思い、いつも酔ったふりをしていた。

 

すると社長のスマホが鳴った。そこにはライバルの会社である「梅山」が新商品として「うめもなか」を発売した。と書かれていた。

 

桃山が今日発表しようとしていた。新商品と、形も発案も全く同じものだった。誰がこの情報をリークしたのだろうか?

 

またしても全員が疑心暗鬼となって、疑い始めた。すると社長の息子がまた不思議なカードを見つけた。

 

そこにはQRコードがあった。それをスマホで写すと、社長の夫と夫の嫁がやりとりしているメールが出てきた。

 

会長はこのことを利用して、社長の夫が意思であることを理由に、今回の計画に強制的に参加させた。

 

すると、弟の嫁は社長の夫だけでなく、全員の男性と男女の中になっていた。会長もそれを認めた。

 

そしてミタゾノが「警察からの忘れ物です。」と言って、2階から袋の中に入った紙をばらまいた。

 

それは「督促状」だった。会長は仮想通貨で膨大な損失を出し、10億円余りの借金を作っていた。

 

そのため、レセプションの発表を遅らせ、ライバル会社に情報をリークすることで謝礼をもらっていた。

 

全員がそれぞれの思いで動いていたため、お互いの動向に全く気づかなかったのだ。

 

その時矢口のスマホが鳴ったが、なぜかダイニングの引き出しの中からスマホが出てきた。

 

相手が「非通知」だったため、誰かわからなかったが、犯人はミタゾノだった。の引き出しに木箱を入れていたのだ。

 

そして矢口は喜んで社長に木箱を渡した。しかし嬉しそうな顔ではなかった。それは会長の実印だった。

 

実は社長は会長の本当の娘ではなかった。そのため遺産相続をしても社長には1銭も入る事はなかった。

 

しかしこれまでに幾度も「養子縁組」の話を社長から会長にしていた。亡くなった母は再婚相手だった。

 

母は本当に父のことを愛していた。それでも会長は、血のつながらない社長を養子に迎えようとは思わなかった。

 

お互いの本当の姿がわかった。ところで、社長は「本当は洋菓子が好きだった。」と言って、

 

和菓子屋の社長になる事は嫌だった。と本心を打ち明けた。そして全てが明るみになった会長はお茶を飲んだ。

 

矢口がとっさに「それそば茶です!」と言って飲むのをやめさせたが、アレルギー症状が出始めた。

 

しかし車を入れない道であるため、救急車を呼ぶのが難しかった。そこでミタゾノが猛スピードで人力車を走らせた。

 

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桃山家の真実

桃山家の人々は、一族で代々続く和菓子店を守り抜いてきた。しかしその真実は金に間見れたものだった。

 

お互いが自分たちの利益になることばかりを優先し、結局は10億円以上の負債を抱えて、お店も立ち行かなくなった。

 

新商品の発売もお蔵入りとなった。がくりと肩を落とす社長に、ミタゾノはお汁粉を作って出した。

 

それは新商品として発売するはずだった最中を使ったものだった。そしてその中にはモチモチの白玉が入っていた。

 

社長は改めて本当に思い出の品が詰まっている箱を取り出した。そして家庭科の教師だった頃の思い出を振り返っていた。

 

すると、息子が箱の中を見て「そのカード何?」と聞いてきた。教室だった頃、お菓子をあげたお礼に生徒がくれたものだった。

 

息子はそのカードに指紋をつけることを許さなかった。なぜなら、とてもレアなカードでオークションで3億円の値段がついた。

 

そして豪邸も売却したため、すべての借金を返済することができた。そこで改めて洋菓子店としてスタートすることにした。

 

それぞれの本音が分かり、社長が洋菓子をやりたいと言う思いも伝わり、方向転換した形となったが、

 

会長の偽装の殺人事件は、自分の借金を隠すためのものであり、そのことで全員の本音があらわになった。

9話の家事豆知識

・トマトジュースのシミは、酵素系漂白剤の液体と粉を混ぜ、服に染み込ませてから

タオルを下に敷き、ブラシで上から叩くことで簡単に落とすことができる。

・指などに刺さった棘を抜く時は、5円玉など穴の開いたコインで、刺さった部分を浮き上がらせ、

押し出されてきた棘を、毛抜きなどで引き抜くことで、簡単に取ることができる。

・カーペットに染み付いた匂いは、重曹をふりかけ、しばらく置いてから掃除機で吸い取り、

濡れたタオルなどで拭くことで匂いを取ることができる。

・すぐに硬くなってしまう白玉団子を柔らかくモチモチにするには、混ぜるときに水を使わず、

豆腐を使い粉を練ることで、豆腐の中の成分が、水分の蒸発を抑え、翌日でもモチモチの白玉団子になる。


 

 

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