「TOKYO MER」2話比奈がメンバ―になった理由と張られてゆく伏線

比奈には「目の前の命」を助ける覚悟ができなかった。しかし、夏梅たちにせかされ、緊急オペを決意した。

 

久我山はモニターを見ながら、「医療ミス」が起きることを願っていた。しかし、比奈はどうしたらいいかもわからず

 

とりあえずオペ室に入り、夏梅の指示で深呼吸して落ち着いて指示を出していった。人員が足りない。

 

コンテンツ

出血の場所はどこか?

気持ちを静めて、母親のおなかにメスを入れた。そして人員が足りないので、ホアンに腹部の内部を開くようお願いし、血液を吸い出しながら

 

出血場所を探した。見つけた!!すぐにペアンで傷口を止めると出血は止まった。しかし母親の容態はますます悪くなる一方。

 

となると、もう一か所出血の可能性がある。比奈はそこを探すがなかなか見つからない。そこで「脾臓」と可能性を考えて、止血しようとしたところ

 

喜多見がヘルプに来た。すぐに代り残りの出血は左腹部だと診断した。もしあのままだったら、再び誤診して、患者を命の危険にさらした

 

しかし、喜多見は「さきに弦巻が、止血してくれたから、あれだけ早い処置ができた。弦巻のおかげだ。」と比奈をねぎらった。

 

今回も負傷者は出たものの、2回の出動で、死者は0だった。指令室の駒場は「どうしてドクター3名を許可したんですか?間違ったらあなたの立場が

 

というと、「私は、TOKYO MERと心中するつもりはないの。もしもは駒場さん!」と声をかけて指令室を出て行った。

 

比奈は改めて喜多見に、なぜ自分をMERに入れたのか聞いてみた。答えは簡単だった。履歴書に「人の命を救いたい」と一言書いてあった。

 

それだけが理由だったが、今時の医師希望で純粋に「人の命を救いたい」と書ける人物は少ない。だから比奈を選んだと理由を話してくれた。

 

そして、鉄骨事故の女子高生から色紙をもらったと、喜多見に見せた。喜多見は空いている時間に、他の病院に搬送された患者の経過観察もしていた。

 

それを知り比奈はとてもマネできないだろうと思っただろう。しかし、喜多見はこの色紙は比奈が持っているように言った。「励みになるから」と。

 

翌日、みんなの顔が明るかった。MERのロッカーを使わないと言っていた比奈が、端の空いていたロッカーに名前を書いていたからだ。

 

これで比奈も落ち着いて、MERの一員として活動することができるだろう。

 

キャスト

「シェフは名探偵」で若きオーナーを演じる佐藤寛太プロフィール

TBS【MIU404】第5話出演のマイはフォンチーは本当にベトナム人か!?

 

はりめぐらされていく伏線

このドラマは知事の肝いり制作で、知事直轄の救急医療専門チーム「TOKYO MER」を描いたものだが、ところどころ伏線が張られている。

 

厚生省の白金は赤塚を敵対視し「TOKYO MER」をつぶすために、医師免許を持っている、部下の音羽を送り込んだ

 

しかし、音羽は喜多見の足を引っ張り、ミスを誘引するどころか、緊急オペに参加し、積極的に患者を助けている。

 

それは、まずは「信頼関係」を築いてから一気に「TOKYO MER」をつぶすための作戦だという。そして、内密に喜多見のことを調べている。

 

伏線1

喜多見に妹?

喜多見は5歳の頃、アメリカのテロに巻き込まれ、目の前で両親を失っている。その時喜多見は3人でショッピングモールにいた。

本当に血のつながった妹がいたのだろうか!?テロの時はどこかに預けられていたのだろうか!?

 

伏線2

かん口令。赤塚が喜多見と高輪に「くれぐれもあの事は」と口止めしている。バレるとMERの存続が危険だという。

それは音羽が調べている、喜多見空白の1年間「2020年」だろうか!?

 

伏線3

赤塚が診察の際、高輪に「またいっしょになっちゃったしね」と茶目っ気たっぷりに笑っていた。どちらかが喜多見の「元妻」の可能性

これは2話で、高輪が5年前に別れた妻だと言っていた。しかし5年前に分かれていて、その後2020年の喜多見についてのことを知っているのか!?

 

伏線4

MERには喜多見君が必要。と赤塚が言っていた。3人は何年前からの知り合いなのか・・・?少なくとも高輪が元妻だと知っているから、

5年以上前からの知り合い。しかし、なぜ喜多見でなくてはいけなかったのか!?

 

伏線5

危機管理センターの駒場に「私はMERと心中なんかしない」と言ったこと。自分で立ち上げた制作でも、MERがつぶれても

自分は責任をとらず、駒場が取るべきという態度を見せたこと。なぜ自分の制作だと発表し、責任は駒場にあるのか!?

 

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TOKYO MERはなぜ東京海浜病院なのか?

「TOKYO MER」の本部は【東京海浜病院」にある。それはなぜなのか!?赤塚の主治医がいるから!?

 

それだけで本部を置くだろうか・・・!?やはり、赤塚、高輪、喜多見の3人が極秘にしている何かが関係し、

 

本部は「東京海浜病院」でなくてはいけなかった。のかもしれない。知事の制作であれば、もっと違う病院でも許可が出たはず。

 

院長とのなんらか深いかかわりがあるのだろうか・・・!?そこに2020年がどうかかわってくるのだろうか!?

 

MERの存続を危険にさらす秘密とは、喜多見が2020年にどこで何をしていたのか・・・。それがどこを調べても出てこないことが不思議。

 

どこからも漏れてこない、喜多見の消えた1年。「命を助ける」ことがモットーの喜多見が、悪事を働くわけがないので

 

逆に、「悪事に手を染めた人物たちを極秘に助けていた。」可能性はあるだろうか!?

 

それならば、反社会勢力に関わった人間を起用した、知事の任命責任も問われるはず。だからこそかん口令で、決して表に出ない情報となっているのだろうか。

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