日曜劇場「TOKYO MER」2話MERに残るかどうか悩む比奈、医療ミスを記事にした久我山
「TOKYO MER」の研修医比奈は【なぜ自分がメンバーに選出されたのか?】疑問に思っていた。現場でもみんなのように機敏に動けない。
研修医は自分でなくともまだたくさんいる中で、どうして!?兼務しているので、余計につらくなってきていた。
そこへ循環器外科の指導医の高輪が来たので、本当のところを聞いてみた。高輪は本来は言ってはいけないけど・・・。と真実を話した。
その時すでに「研修医」を一人メンバーに加えることが決まっていた。他にも救急医をいれようとしたが、元々人員不足の中からは難しかった。
そこで研修医を誰にするか。という時に喜多見が手を挙げ、「この人を入れてもいいですか?」と比奈の履歴書を提示したので加入が決まった。
それが本当の理由だった。だったらなぜ喜多見が自分を選んだのかがわからなかった。喜多見は相変わらずマイペースで、「MER」専属なので
ロッカーを一人で使わないように、ガムテープを貼りみんなが使えるようにしていた。しかし、比奈だけは院内の自分のロッカーを使うと拒否した。
そこに【工事現場でクレーンが倒れ、鉄骨の下敷きになった犠牲者が多数出た模様】と緊急要請が入った。
車内ですでに喜多見の中には、「助ける」プランが出来上がっていた。そこで迅速にメンバーに指示をしていった。
まず喜多見が素早く「トリアージ」をしていくので、比奈は「黄色タグ」の患者の搬送指示を任された。素早く患者を仕分けていく中
上に鉄骨がまだ不安定にぶら下がっている下に人が下敷きになっていた。レスキューの千住から嫌味を言われながらも、トリアージの結果
緊急オペをここでしないと助からないと判断した。千住から危険と言われるも、「人の命を助けたい」一心でオペを開始した。
レスキューもいつ上から鉄骨が落ちてくるかわからないので、急いでオペと同時に鉄骨から患者を救出するように急いだ。
やっとオペが終わり、レスキューがエアバックで鉄骨をある程度持ち上げた時、比奈が「危ない!!」と、叫ぶと同時に不安定だった鉄骨が落下してきた。
しかし、比奈の一言で真っ先に喜多見達が、引っ張り出したため、誰も下敷きになることはなかった。
比奈はトリアージされた患者を搬送する際、女子高生の足を見た。メモを見ると「可能性のある症状」が書かれていたが、比奈は独断で
すでに少女の片足は色が変色しているのに、近くの病院へ搬送指示を出した。しかし、オペを終えた喜多見がすぐに「緊急オペ」とMERに運んだ。
比奈はすぐにオペが必要かもしれないが、そこから逃げてしまったのだ。しかし、搬送前に喜多見が気づきオペをした。しかし、点滴がすでになくなっていた。
すると音羽が大量の点滴をコンテナに詰めて持ってきた。喜多見は鉄骨が落下したことから、起こりうる患者の症状を予測し、緊急事態に点滴が足りなくなると予測し
音羽にできるだけ点滴を集めるように指示していた。「厚生省の人間なら近くの病院から何とか出来るでしょ」と言われ、かき集めてきたのだ。
心拍停止から危ない状態だったが、点滴が間に合いショック症状もおさまり、血圧も安定した。もしあのまま救急車に乗せていたら、高校生は命を落としていた。
責任を感じた比奈は「MER」は自分には無理だと思った。そして翌日MERへ行くとみんなの様子がおかしい。すぐにタブレットの記事に気付いた。
自分が誤診して患者の命を危険にさらしたことが、ネットニュースに流れていた。ますます自信を無くす比奈。しかし、音羽は憤りを覚えていた。
この記事を流したのは、厚生省の久我山しかいない。本人もあっさりと認めた。音羽の「MER」つぶしが遅いからだと言われた。
比奈はますます自分には「無理」だと思って行くようになった。しかし次なる出動要請が入った。【お祭り会場で屋台での爆発で多くのけが人が出た模様】
すぐに向かう喜多見たち。しかし、比奈の悩む姿を見て、しばらくは比奈は「サポート」に徹することになった。車内でいつも通り指示する喜多見。
そして、比奈はあくまでもサポートとして、トリアージ済の人々で黄色のタグの人を救急車に乗せるように言われた。
指示通り動いていたが、2次被害が出た。元々爆発で不安定になっていた「太鼓を積んだ屋台」が崩れ落ちたのだ。喜多見は比奈に「ここから先のトリアージを頼む」
と、危機管理指令室から「ドクター2名体制」と言われていたにもかかわらず、比奈を入れて「3名になってしまった」久我山が来て、比奈がミスをしないかみていた。
しかし、知事の赤塚が来て「いいわそのまま3名で」とドクター3名体制を許した。そして久我山に「そこ私の席だからどいてくれます?」と見透かしたように言った。
比奈はしばらく戸惑ったが、しかし自分しか後トリアージできる人間はいない。そこで、意を決して患者の元へ向かった。
指令室では救護室を3か所用意し、救急搬送を待っている間に処置できる患者を喜多見と音羽が治療していた。
しかし、比奈の前に子供が頭を打った。という母親が泣いていた。子供はすぐに救急に運ばれたが、それに安心した母親は、比奈の話しを聞かずに歩き出した。
すると数歩で倒れてしまった。急いで駆け付け、触診と超音波で診ると、臓器のどこかで大量に出血していた。このままでは危ない。
喜多見と音羽にヘルプを頼むが、どちらも手が離せないと断られてしまった。しかし、このままだとこの母親は助からない。
コメントを残す コメントをキャンセル