「婚姻届に判を捺しただけですが」離婚したはずなのに、柊の猛アプローチがはじまる

明葉は柊にビンタをしたまま家を出た。ちょうど文芸誌の表紙のコンペがあり、

 

集中できるから良かったかもしれない。憧れの作家さんが審査員に名を連ねているので

 

明葉も気合いがはいるが、流石に連日会社に泊まるのもしんどい頃、柊が来て「ハグ」してくれて幸せを感じたが…。

コンテンツ

柊の言葉に固まる明葉

しばらく家を空けて、柊は改めて明葉の存在感の大きさが身に染みた。だからこそ「ハグ」をしにいったのだが、

 

つぎの瞬間明葉は固まってしまった。柊が笑顔で「離婚しましょう。一度リセットします。」と思いも寄らない言葉に

 

返す言葉が見つからず「わかりました。」としか言えなかった。会社が始まる前に自宅に戻り、離婚届にサインをした。

 

心の中で明葉は言葉を飲み込んだ「好きでもない人と結婚して、好きな人と離婚した…。」結局明葉が、柊に伝えた言葉は届いてなかった。

 

好きが「LOVE」であることに。明葉は早速会社で離婚を報告した。突然結婚して、突然離婚したことに、周りは驚いたが

 

明葉は「約束」はまもらなくてはいけなかったから、仕方ないこと。借金を返した今、妻である資格はない。

 

しかし、柊の気持ちは全く違ったようだった。牧原に「LIKE」と「LOVE」の違いを聞き、一人になった時「LOVE」だと気づいたから離婚したのだ。

■キャスト

柊の本心

柊の複雑なこじれすぎた気持ちに、誰が気づくことができるだろうか?明葉を本気で好きになったから「離婚」した。

 

柊の家族も、突然の結婚報告に驚いたばかりで、またもや突然の離婚報告。しかし、美晴だけは見抜いていた「ちゃんと言葉にしないと伝わらないよ」

 

柊は明葉がコンペに参加することを知り、今までのコンペの傾向を調べた。そして、受付の麻宮の部屋に居候していると知り

 

その資料を麻宮にあずけた。偽装結婚を知っているのは、麻宮と牧原だけ。明葉もいつまでも会社に居られないので

 

祖母の家に行くわけにもいかず、麻宮を頼っていた。しかし、それから毎日のように、コンペに向けて頑張る明葉に

 

麻宮を通じて、安眠グッズやうなぎ弁当などが届いた。別れたはずなのに、毎日、毎日何かが届く。いつのまにか麻宮の部屋は荷物が積み上がっていた。

 

そんな中出勤すると、柊が会議室で待っていた。一応話しを聞きにいくが、コンペについてさらに詳細をまとめた資料をくれた。

 

離婚してからの方が、積極的な柊の気持ちが明葉にはわからなかった。柊の中には美晴しかいないと思っていたからだ。

 

しかし、柊は実家に帰り、母が湯たんぽを探して、押し入れを探していると、幼い頃の思い出が出てきた。

 

「ザリガニ観察日記」

 

旭と2人でザリガニを採りにいき、旭は母に自慢げにみせたが、柊はザリガニを持っていなかった。理由を訊ねると

 

「僕は見ているだけでいいから。」と、3匹のザリガニを別々の水槽に飼い、名前をつけて観察していた。

 

そう思えば、今でも自分は変わっていない。美晴を好きだけど、その笑顔を見ているだけでいいから、偽装結婚した。

 

そして、明葉のことを好きになった自分に気づき、関係をリセットし、応援している自分。変わる時が来たかもしれない。

■キャスト出演作品

 

明葉の気持ちを知りたい柊

麻宮も一度は結婚を考えた相手だったが、かなり重症のこじらせぶりにあきらめたようだ。

 

ちょうどコンペ受賞作品の発表がある日、柊は上司の愚痴から思わぬことを教えることになった。

 

今日打ち合わせするはずたったデザイナーが、文芸誌のコンペの授賞式に参加するため、打ち合わせができないと言ってきた。

 

しかしコンペの結果は18時に発表されるはず。上司が言うには「出来レース」既に受賞作品は決まっていたのだ。

 

そのことを知らずに、パソコンの前で受賞作品の発表を待つ明葉。柊は急いで授賞式の会場へと走っていった。

 

そして18時。明葉は落選したことを知り、少し落ち込んだが、周りが空気を和ませようと、その場で飲み会を開いてくれた。

 

その頃柊はある行動に出ていた。翌日出勤した明葉。憧れの作家さんが会議室で待っていた。すると信じられない言葉が出てきた。

 

「あなたの作品は素晴らしかった。あなたの旦那さんが土下座をしたの。また機会があったら一緒に仕事しましょうね」

 

と、昨日授賞式前での事を話した。明葉が一生懸命作った作品を見てください!と、柊は人目もはばからず、ロビーで土下座していたのだ。

 

それに,消して、既に受賞作品は決まっていたが、明葉がエントリーした作品を見てくれていた。受賞は逃したが、柊のおかげで次につなげることができた。

 

いつものように麻宮の家に帰ると、慌てて掃除している麻宮。するとインターホンが鳴った。明葉に出るように言うと

 

そこには柊がいた。そして麻宮は「これから合コンだから」と言って出かけていった。麻宮も協力して、柊が本当の気持ちを伝えるチャンスを作った。

 

明葉は柊の気持ちがわからないまま、向き合って座っていた。そして改めて柊から「好きです。これはLOVEです。」と言われた。

 

これでようやく柊が、離婚をしようとした意味がわかったかもしれない。一旦リセットして、恋人から始めたい。だから離婚が必要だった。

 

そう考えると、離婚してからコンペまでの1週間、柊の行動の全てが明葉へのLOVEアプローチだったとやっと理解できた。

 

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