「婚姻届に判を押しただけですか」2話、距離が近づく2人と離れる2人

成り行きに任せて婚姻届に判を押し、祖母のお店を守った明葉。結婚生活2週間が経ち、お互いのルールを守りながら、

 

譲り合いながら生活してきたが、なんだかしっくりいかない。がさつな明葉と、几帳面な柊。なんだか常に監視されてるような生活。

 

パンにバターを塗るだけでも、塗った後のバターナイフ1本でさえ、洗わなければいけないことに緊張する。本当に息が詰まりそうな生活に、明るい兆しが見えはじめた。

コンテンツ

お互いを見つめ直すきっかけになった出来事

明葉は、ガチャガチャをコレクションするのが趣味だった。しかしそれを玄関の下駄箱の上に飾ったことで言い合いになってしまった。

 

出かける直前の柊は「すぐに片付けるように」と言って出勤していたが、明葉は壊れかけのクリームソーダの飾りを直し、しまうのを忘れて仕事へ行った。

 

帰宅するときれいさっぱりなくなっているガチャガチャ。家に入るなり柊に「勝手に片付けないでください!」と声を荒らげたが、

 

柊はアイコンタクトで黙るように明葉に指示をした。目線の先には義理の兄がいた。連絡もせず突然来たと言う。

 

その理由は、週末にたくさんの注文が入っており、お店も回さなければいけないので、人手が足りないと言うこと。

 

だから柊に、お店を手伝ってほしいとお願いに来たのだ。もちろん実家のお弁当をお土産に持ってきた。明葉は喜んでお弁当を食べていたが、

 

柊は仕事であいにく手伝えないと言う。しかし明葉は金曜日と土曜日なら大丈夫。と手伝いを気軽に了解してしまった。

 

手伝うのはお弁当屋さん。料理が苦手な明葉に務まるのか、行く末が既に見えている柊は、心配だったが、兄の手前断らせるわけにはいかなかった。

 

明葉は、仕事で自分が出した案が採用されて、嬉しい気持ちもあった。その勢いでOKしたので、あとになりお弁当屋さんの手伝いと言うことを考え直す羽目になった。

 

しかし断るわけにはいかず、当日1人でお弁当屋さんに行くことになったが、朝になり猫のおもちの様子がおかしい。

 

柊にそのことを伝えるも、彼も仕事に行かなくてはいかなかったので、とりあえずはそのままお留守番にした。明葉はお弁当屋さんに行くと、「店番」を頼まれ、

 

料理をしないと言うことでほっとしていたが、そこに柊の会社の受付嬢がやってきた。ファミレスで柊に水をかけていた女性だ。

 

彼女はあの時断ったことを後悔していた。ハイスペック男子と結婚したい彼女は、後になり柊が優良物件であることを認識したが、

 

時既に遅し、翌日には既に柊は入籍していたため、明葉が偽装結婚の相手だと知ると、口止め料として、効果なお弁当を要求してきた。

 

その後厨房の手伝いに入った明葉。料理ができないことがばれてしまった。その後買い出しに行った義理の兄が、肉屋さんに注文する、ハンバーグ用のお肉の注文を忘れていた。

 

柊に注意される前に自分から行動する。と言われていたため、メモの通りに合いびき肉600グラムを7 × 3 = 21個注文したが、後になりこれが大問題となった。

 

その頃会社では柊は、上司の舛田から「旦那の実家の手伝いに、行く嫁なんてそうそういないよ」と言われ、明葉の行動が一般的ではないことに気づいた。

■キャスト

実家の手伝いに合流した柊

仕事が終わり、実家の手伝いに合流した柊は、一旦家に帰ってから来ていた。おもちを留守番させるわけにもいかないし、やることもあったからと説明していた。

 

そして夜になり、4人で晩御飯を買うことになったが、昼間に明葉が調子乗りペラペラと話した中に、祖母が作る「アサリのしぐれ煮」が絶品なので、ぜひお店に食べに来てください。

 

と、いってしまったのだが、兄嫁の美晴は、柊があさりが嫌いであることを知っていた。だから「克服したんだ!」と喜んでいた。

 

明葉は墓穴を掘ってしまった。夕飯につみれとあさりの鍋が出されてしまった。柊があさりを克服したからだ。

 

隣で肩身の狭い思いをしながら、柊は美晴の手前、無理してあさりを食べていた。すると案の定、2人から「お互いの好きなところ」と言う質問が来た。

 

朝、柊が想定される質問に対しての答えを、資料にまとめて明葉に渡していた。柊は「料理上手」と答えるはずだったが、「大福を僕の分まで買って来れる所」と違う答えをした。

 

明葉は想定外の答えだったので、自分は「経済力のあるところ」と答えなければいけなかったのに、「甘えん坊な所」と違う答えをし、

 

これまた調子乗ってしまい、あることないこと話しだしてしまった。すると柊は食事を終えて、席を立ってしまった。

 

謝るため追いかけていくと、2人が止まる寝室には、布団が2枚並べて敷いてあり、お揃いのパジャマが置いてあった。

 

「まぁ、普通夫婦が実家に泊まると言ったら、こうなりますよね…」と、明葉と柊は言葉をなくしたが、柊が枕を逆向きにすることで解決した。

 

しかし、眠れない柊は「水を飲んでくる」と1階に降りて行ってしまった。すると美晴がそこに来て、一緒にお茶を飲んでいた。翌朝4時に起きなくてはいけないのに

 

柊は美晴といることが嬉しくて、なかなか寝室に戻る事はなかった。そして翌朝大変なことが起きた。納品されたハンバーグ用の肉が21個ある!

 

と言って、兄が厨房に駆け込んできた。注文したのは明葉。柊がなぜ勝手にそんなことをしたのか。と怒りだした。美晴が7 × 3 は、7対3の事だと教えてくれた。

 

しかし、柊の苛立ちは収まらず、おもちの体調が良くないので、動物病院に連れて行き、そのまま帰宅するように指示をした。

 

すると動物病院で意外な出会いがあった。受付をしてくれたのは、お金がなくて困っていた時に、見切り品を売っているスーパーを教えてくれた青年が、

 

動物病院の看護師だった。そのことに驚きつつも、診察には異常がなく、様子を見ることになった。そしてそのまま帰宅すると、玄関に自分のガチャガチャが飾ってあった。

 

あの時、柊が実家に来る前に「用事があったから」と言ったのは、壊れていたガチャガチャを直して、玄関に飾る事だった。

 

そして帰宅すると、まだSNSを始めたばかりの兄夫婦は、あの大量のひき肉をさばくため、新メニューを開発し、「MOMO’Sバーガー」を限定80食で発売すると言う。

 

明葉は自分でできる事はないか。考えてみると、デザイナーと言う職業を生かして、ハンバーガーのフライヤーを作った。

 

徹夜をして作成し、朝には仕上げることができた。それを路上で配っているところに、出勤途中の柊が来た。

 

もらった人が捨ててしまったフライヤーを見ると、確かに「フォントにこだわった」素敵なフライヤーだった。

 

明葉に近づき半分もらうと、自分も通行人に対して、ハンバーガーを宣伝し始めた。そしてハンバーガーは好評につき売り切れてしまった。

 

明葉は2人で、ちょっと贅沢の打ち上げをしたいと思い、お惣菜を買ってきていたが、帰宅した柊はほとんど寝ていなかったので、すぐに寝室に行ってしまった。

 

しかしその前に、明葉に向かい「結婚したのがあなたでよかった」とつぶやいていった。

 

■キャスト出演作品

柊の本当の気持ちに気がついた明葉

自分に厳しく叱ってきたかと思えば、ガチャガチャを玄関に並べることを許してくれたり、明葉の好きなところは、

 

自分が好きな大福を買ってきてくれるところ。と予想外に本当のことを話した柊。そして朝の忙しい中、自分の話を聞いていないようで、しっかりと聞いてくれていた柊。

 

そんな一面、一面に触れるたびに、明葉は不思議な気持ちになってきた。そして実家に泊まった時も、今まで自分が味わったことのない「家族」を感じることができた。

 

そして帰宅してきた柊。その時兄達がまたSNSでハンバーガーのレギュラーメニュー化決定!のお知らせを告知してきた。そこに写っていた美晴に明葉は考えることがあった。

 

美晴がハンバーガーを持って、ひまわりの花をバックに笑っている。あの受付嬢が柊から聞き出した「ひまわりのように笑う人」

 

そして兄が教えてくれた。柊と美晴は同級生の幼なじみであること。しかし美晴が選んだのは柊ではなく、兄。

 

柊が言っていた「心の中で愛し続けたいから」と言っていたのは美晴のことなのだろうか?思い切って質問してみると、

 

意外にもあっさり認めてきた。「彼女のために結婚したんです」と言ってに階に上がっていってしまった。今回のお手伝いを通して、

 

少し2人の距離が縮まった気がしたが、柊が本当に好きなのはお兄さんのお嫁さんだった。その事実を知ってしまった明葉は胸の中に複雑な気持ちを抱くことになってしまった。

 

■ドラマ関連

 


 

TBS2021年秋スタート新作ドラマ

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です