「KNOCKIN’ON LOCKED DOOR」8話、妻と上野のつながり、蝶の謎、美影のアドバイス

検察官の片桐が殺害された。家族も誰も入れない自室で、胸を打ち抜かれて即死していた。

 

穿地は現場検証の段階で、御殿場達を呼んだ。それは「犯罪コンサルタント」美影の影が見え隠れしているから。

 

彼が犯人に犯罪を提案した可能性が高い。しかし、片桐は遮光カーテンの窓越しに射殺されていた。

 

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妻と上野のつながり

片桐が殺害されたのは、10年前の「料亭放火事件」が関係していた。捕まった犯人の無実を支援する団体があった。

 

その団体が、当時の犯人とされる男性の新たなアリバイ証拠を提出し、再審請求をしていたのだ。

 

しかし、再審請求は却下されてしまった。その支援団体の代表の男性は1年前の「歩道橋転落」事故で亡くなっていた。

 

今はその男性の同級生である、上野という女性が団体にいた。しかし穿地は彼女が射撃の選手であったことを見逃さなかった。

 

彼女が美影から「指南」を受けて、犯行を実行したと考えていた。その背景に1年前の歩道橋転落事故があった。

 

彼女もいっしょに歩いていた。しかし後ろから男性がぶつかってきて、2人は転落した。しかし、ぶつかってきたのは、

 

当時料亭に出入りしていた業者の男性だった。彼女は命が助かり、薄れる意識の中で男性が言った言葉に憎悪がわいた。

 

それは、10年前の放火殺人の真犯人は「自分」という告白と、再審請求が通ったら困る。という言葉だった。

 

それを知っているのか、再審請求は却下されたため、上野の怒りの矛先は検事である片桐に向かった。

 

しかし、御殿場達は彼女一人では犯罪は成立しない。と考えていた。そこで家の近くの防犯カメラを確認していると、

 

穿地は上野の後ろを歩く、片桐の妻の姿があった。どこかしらで上野と妻がつながり今回の犯行を可能にしている。

 

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「不可能」を可能にするトリックがどこかにあるはず。御殿場は再度片桐の家に行き現場を見ていた。

 

そこに「お茶」を運んできた妻に、「いろいろうるさくてすみません」と言うと、2階からの音はほとんど下に聞こえないという。

 

しかし、犯行当日妻は、2階から「ドンッ!!」という鈍い音を聞いて、上に上がっているはずだった。

 

そうなると、片桐が倒れたのは「窓際」ではないと考えた。それは窓際には分厚いカーペットが敷かれていた。

 

では大きな音がした理由とは・・・。相当重い物が落ちないと、下に音が響かない場所。

 

それはクローゼットの近くのフローリング部分。ではなぜそこに彼は倒れたのか・・・!?それを解くカギが『蝶』だった。

 

そして、美影はそれを利用して、上野に銃撃のタイミングを指南した。と言うことになる。

 

上野は相変わらず犯行については黙秘していた。御殿場はどうなると蝶が犯罪のヒントになるのか考えた。

 

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美影のアドバイス

片無と御殿場はこの「不可能」が、可能になることを考えた。フローリングでも相当な重さがかからないと音がしない。

 

そして、その重さを考えると100㎏を超えるが、片桐の体重はそれほど重くない。ではどうしたら重くなるのか・・・!?

 

そこで御殿場は『蝶』を思い出した。誰も部屋に入れない。掃除も自分でするというならば、蛍光灯の交換も自分で行ったはず。

 

そうなると、あの日もしかして蛍光灯がちかちかと切れかけていた。その交換のために片桐が椅子に乗って交換した。

 

そう仮定して、よく蛍光灯に入り込む『蝶』が床に落ちていてもおかしくない。そうなると、遮光カーテン越しでもターゲットを狙える。

 

と言うのは、蛍光灯が夜にちかちかし、片桐が交換しようとすると、デスクの上の「ランプ」を明り取りとして使う。

 

そうなると、外から見ると一定の方向からしか「光」が差し込まない。それを「タイミング」として、

 

上野に美影がアドバイスをしているとすると、遮光カーテン越しでも、片桐が今どのポイントにいるのかわかる。

 

蛍光灯を交換しようと、椅子の上に立ち、手をあげて交換の最中と言うことになるのだ。上野はそれを合図に

 

サイレンサーを発射して、片桐を射殺した。その推理を裏付けるため、御殿場は片無に椅子から落ちてもらった。

 

1回目は床に倒れただけ。下では音がしない。そして2回目椅子からフローリングに落ちた。下に「ドンッ!!」と響いた。

 

そこで御殿場は「奥さんが聞いたのはこの音です。」と2階に上がると片無がフローリングに倒れていた。

 

そこで妻の協力が必要になったのだ。音を聞いて先に部屋に駆け付け、フローリングで倒れている夫を窓際まで移動させ

 

いかにも窓際で撃たれたように見せかける。これで不可能が可能になった。そして上野も自白した。

 

これは「犯罪コンサルタント」の美影とつながりがあると、穿地が上層部にばれてしまい、最後の仕事となった。

 

しかし、事務所に戻ると薬師寺が「不可解、不可能両方のお客様です」と案内した。ソファーに座っていたのは美影。

 

向かいに御殿場と片無が座り、美影の隣に穿地が座ると、雰囲気を察して薬師寺は出かけた。

 

そして、美影は「依頼がある。」と言い、「6年前の密室殺人未遂事件」と口にした。その第一発見者は

 

美影、穿地、片無の3人だった。そしておそらく「被害者」は御殿場だろう。この未解決事件を3人に依頼してきたのだ。

 

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