「KNOCKIN’ON LOCKED DOOR」3話、可能にしたこと、3年前の事件、贖罪の気持ち

南雲は政界復帰をかけて、支援者を集めてパーティーを開いた。しかし、壇上であいさつ中に倒れた。

 

そして、グラスから「毒物」が検出された。会場の動画を見てもどこで「毒」が混入したのか！？

 

不可能を可能にしたのはいつだれが！？御殿場は昼間に細工して、南雲の事務所に忍び込んだが・・・。

 

可能にしたこと

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御殿場は南雲の事務所に忍び込んだ。昼間に秘書の浦和がひそかに、デスクの引き出しを気にしていた。

 

その事実を確かめに、昼間に開けておいた窓から侵入した。そして、浦和がもういらないといっていた、

 

南雲の常備薬をもらうと、引き出しを開けようとした。しかし、鍵がかかっていた。それを開けて、

 

中を物色していると、物音に気付いた浦和が入ってきて、御殿場は殴られて、床に倒れた。

 

そこに、「10万で証拠をつかんでやるよ！！」という御殿場の言葉の意味が、「住居の不法侵入」だと気付き、

 

南雲の事務所に向かった、片無は窓から入ったが、すでに頭から血を流し倒れている御殿場を見て、

 

過呼吸を起こして倒れてしまった。6年前の事件を思い出してしまったのだ。しかし、御殿場はしっかりと物を確認していた。

 

そして、5針頭を縫って帰ってくると、穿地にご飯をたかられた。「うちはめし屋じゃない」というが、

 

今回の住居侵入を見逃す代わりに、ただ飯を食べると言われれば逆らえない。そして、南雲の事件が3年前の事件に関係していることを知った。

 

それは、南雲が不正献金疑惑にかけられた、建設計画についての事故だった。しかし、なぜそれが関係してくるのか！？

 

そして、どうやって毒物をシャンパンに入れることを可能にしたのか！？その時御殿場はソファーに立ち、

 

床にマグカップを落とした。そして、片無のマグカップも落とした。当然2つのマグカップは床で粉々に割れた。

 

これが「可能にした」出来事なのだ！！御殿場は確信を持った。毒は最初から入ってなかったのだ。

 

 

あの事務所の引き出しには、3年前にクレーンの転倒により、5人が死亡した建設計画の資料だった。

 

南雲がその指揮を執っていたのだ。南雲が建設計画を早めるように指示をしたため、現場では無理なシフトが組まれていた。

 

そして、1人の男性がクレーンを操縦しているときに、転倒して一般人も巻き込まれ、5人が死亡した。

 

その後、その男性の妻が南雲に抗議に来たが相手にしなかった。しかし、彼女は遺族からも責められ、

 

自身は夫を亡くし、1年前にこの世を去っていた。そのため、その妻が南雲を恨んで犯行に及んだ可能性はない。

 

だとすると、その時の現場にいて、南雲の行動を把握できる人物として、翌日御殿場はあの会場に、

 

事務所の関係者を呼んだが、浦和市か現れなかった。しかし、御殿場はそこで殺人のトリックを語った。

 

それは、南雲が立った壇上にあらかじめ「毒物」が塗られていた。そして、実際はもっと前に南雲は「毒物」を摂取していた。

 

という仮説だった。それができるのは、南雲が当日どういう行動をするのか知っている人物だった。

 

いつも南雲が薬を飲む時間も把握しており、その水に毒を混入し、あたかも口にしたシャンパンで亡くなったように見せた。

 

浦和もその人物を知っていて、彼をかばっているのではないのか！？そこで片無がその人物は運転手の「堀田」だと言った。

 

彼が事務所に来たのは、1年ほど前。面接した浦和は堀田が、あの工事に関係していたことを知りながら、

 

運転手として雇った。という仮説だ。あの時クレーンの運転手は2人いた。しかし、あまりの強風で彼はクレーンを操縦できないと判断し、

 

亡くなった男性が、上から急ぎの工事を支持されていたので、クレーンを操縦して事故につながった。

 

そして、堀田は亡くなった男性の子供が過ごす施設を時々訪れ、「あの事故は自分の責任」だと語っていた。

 

堀田なら水を毒入りにすり替えたり、前日のリハーサルで南雲の動きがわかる。そのため、大体グラスが落ちる位置も推測できる。

 

だから、「毒物」を混入するのが、困難なパーティー会場で毒物をグラスに入れたように見せかけることができた。

 

 

しかし、おそらく御殿場より先に、片無は3年前の事故にたどり着いていた！？

 

 

 

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