「KNOCKIN’ON LOCKED DOOR」6話、10円の話し、推理合戦、現実は？

御殿場が最近浮気調査ばかりで、気持ちが滅入っていた。もっと自分の力を生かしたかった。

 

片無はいつもふたりでいるのに、今日にかけてラウンジのような場所にいる。それぞれ考えることがあるのか？

 

そんな時、アルバイトの薬師寺が、通学中に聞こえた話をしてきた。そこに穿地も加わった。

10円の話し

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薬師寺は高校に行く時、男性とすれ違った。その時男性は誰かと電話で話していた。

 

なぜその内容を覚えていたのかと言うと、その男性が「10円玉」と言っていたからだった。

 

なぜ10円玉にこだわっているのか？しかも「10円玉が少なすぎる。あと5枚は必要だ」と相手に話していた。

 

合わせても150円となる。それを10円玉で必要とする意味がわからない。そこで穿地も加わり可能性を考えた。

 

すると、薬師寺のスマートフォンから片無の声も聞こえてきた。薬師寺が万が一のためにスピーカーにしていた。

 

「割り勘の可能性」例えば、前の日に何人かで食べて割り勘でお金を払った。そして、お釣りをみんなに平等に配る時、

 

もしかして10円玉が足りなかったのかもしれない。でもそうすると1円玉でも可能性が出てくる。

 

次に「お賽銭の可能性」いつの間にか神保も加わっていた。これから神社に行くのに、お賽銭が足りないということ。

 

神保は「100円玉とかなら戸惑いますが、10円ならお賽銭として気軽に入れられる」と言う。

 

もしかしたら、男性は、もう1人の人物と神社をめぐるのかもしれない。そうなるとやはり10円玉よりも5円玉の可能性が高い。

 

しかし、穿地はただ飯を要求してきた。御殿場は「冷やしだご汁」を作った。そして話の続きをした。

 

御殿場と片無は現実的な話をした。今この時代で10円玉が必要となるもの？それが何か。きっとそこに答えがある。

 

そして2人が同時に答えを出したのか「公衆電話」すると、穿地もその話に乗ってきた。でも、その男はスマホ持っていた。

 

しかし穿地から見れば、スマホを使ってしまうと足がつく。そこで公衆電話からかければ、誰からかかってきたのかわからない。

 

だから10円玉があと5枚ぐらい足りないのだ。ではなぜ15枚ぐらい必要なのか？そこを考えていくと、

 

男性はかける相手のおそらく名字を知っているのだろう。そして公衆電話から、電話帳を使って同じ名字の人に電話をかける。

 

すると片無が、「1人数分だとすると10円玉で足りる」ということは、同じ名字の人間が15人ぐらいいる。

 

そして、少し会話をして探している人物にたどり着く。そして、電話帳から住所を掘り出して、口封じをする。

 

そんな 推理合戦が行われたが、まるで刑事ドラマのようで、現実的ではないことにみんなは笑っていた。

 

玄関先で主婦が包丁で刺されると言う事件が起きた。幸命に別状はなかったが、事件が起きた事は確かだった。

 

そしてその内容聞いてみんなびっくりした。その主婦は、前日に男たちが喧嘩をしているのを見てしまった。

 

なるべくその場に関わらないように、引き返したのだったが、その時にクリーニング店の館員カードを落としていた。

 

そして、警察では、道路上に血痕が残っていることから、事件と断定した調べていると、空き部屋から男性の遺体が見つかった。

 

鑑識の結果、道路に落ちていた血と男性のものが一致した。主婦が見ていた喧嘩は、殺人事件に発展していたのだ。

 

そして、クリーニング店の会員証から、男性たちは主婦の名字を知り、おそらく電話帳から住所を特定し、

 

口封じのために包丁で女性を襲ったと思われる。先ほど事務所で推理していたことが、現実の事件となっていた。

 

そして片無と合流した御殿場は、片無から「7年あれば充分だ」という言葉の意味を考え始めた。

 

御殿場は「7年経てば行方不明者は死者扱いとなる」と口にした。その言葉を話したのは、初老の男性で、話した相手は若い女性だった。

 

片無は「1年経てば形がつく」と次に行くと口にした。もしも、結婚相手が行方不明になった場合、

 

1年経てば、自然に離婚が成立する。そんな推理をしながらも、2人は現実的にはありえない。と笑い合っていた。

 

本当に現実ではありえないのだろうか？10円玉の時みたいに、2人は結婚を考えているのかもしれない。

 

 

 

そして「あるわけない」「ない」「ない」と言ったその後に本当に起きた事件。未然に防げたかもしれない。

 

でも、最後片無の問いに、首を触りながら答える御殿場。そして6年前の光景。どうつながるのか！？