「KNOCKIN’ON LOCKED DOOR」1話、画家殺人事件、散乱した絵、解けた謎

御殿場と片無はお互いライバルの探偵であり、よき理解者同士。得意とするジャンルが違う。

 

御殿場は「HOW」どのようにして、この事件が起きたのかを解明するのを得意としており、

 

片無は「WHY」どうして事件が起きたのかを推理するのを得意としている。そして2人の探偵事務所が「KNOCKIN’ON LOCKED DOOR」

 

コンテンツ

有名画家殺人事件

ドアのノックの仕方で、相手がだれで、どんな用件で来たのかわかる。今回は女性のようだった。

 

今回依頼に来たのは「天才画家」と呼ばれる、四ノ宮英夫の妻由希子だった。なぜ彼が「天才」と呼ばれるのか!?

 

それは、生まれつき盲目であり、手術により奇跡的に目が見えるようになり、そこからみるみる絵の才能を開花させた。

 

そして、同じく画家の由希子と結婚し、彼女は英夫の「ミューズ」と呼ばれるようになったのだが、

 

今朝、自宅のアトリエで殺害されているのが見つかった。しかし、警察は「殺人」と決めつけて、

 

2人の刑事だけを残して撤収してしまい、夫が死んだ真相を知りたくて、ある人物から彼らの紹介を受けていた。

 

さっそく自宅へ行くと、画商の寺本と、なじみの刑事の穿地と小坪がいたが、捜査に行き詰っているようだった。

 

状況を聞くと、画商が今日会う約束をしており、家に来たが、その時由希子と息子の竜也は朝食をとっていた。

 

しかし、夫はアトリエにこもりっきり。と聞き、竜也と一緒に寺本は2階のアトリエに向かったが、

 

中から施錠されており、寺本は開けることができなかったが、竜也が「定規があれば空けられる」と言い、

 

由希子から定規を借りてくるように言った。そして、定規で跳ね上げ式の鍵を開けて中に入ると、

 

英夫は背中を刺されて亡くなっていた。そして、部屋中荒らされ、絵はすべて額縁からはずされ、

 

床に散乱していた。この密室でどのように彼は殺人事件に巻き込まれたのか!?2人の探偵の出番となった。

 

「10分だけ」と現場を見るが、納得いかず結局数時間現場を見ていた。そして事務所に戻った2人。

 

■ドラマ関連作品

 

散乱した絵

殺害現場のアトリエには、英夫の作品の絵が額縁から外され、散乱していた。しかし、1枚だけ、

 

「真っ赤」に塗りつぶされた作品があった。最初は贋作を隠すためと思われたが、絵の裏にある筆跡はすべて英夫のものだった。

 

そして、推理する2人のもとに由希子を照会した。神保がやってきた。そしてうまいものを食べたい。

 

と言ってきたが、リクエストが「あんかけチャーハン」だったが、米が全くなかった。しかし、御殿場は他の食材を見て、

 

「問題ない」と調理を始めた。パスタをゆで細かく刻み、ご飯の代用として「あんかけチャーハン」を仕上げた。

 

そして、神保は自分が持っている情報を提供した。英夫は記念館を作る話が進んでおり、画商の寺本と組み

 

自分の絵を高額で売りさばいていたらしい。もしかしたらその話の末の殺人かもしれない。ということだが、

 

当日中に事件解決とならなかったので、由希子から「探偵変更」の依頼が来ていることも伝えた。

 

そして2人は再び殺害現場を見に行った。そして御殿場は息子の竜也の体を触り、筋肉を褒めた。

 

実は彼はバスケットをやっていたが、天才画家2人の子供として、将来画家として期待されていた。

 

だから今は手を怪我してはいけない。という理由からバスケットはやっていないと言ったが、

 

小坪に向かい「彼なら瞬殺ですよ」と何か予言めいたことを言った。そして、3週間前に由希子と待ち合わせに向かう際、

 

英夫はエスカレーターから突き落とされていたが、防犯カメラの映像では顔が映っておらず犯人逮捕には至っていなかった。

 

探偵を変えたいと由希子は希望を伝えたが、もう一度チャンスを。片無と合流すると2階のアトリエのドアを激しくノックした。

 

英夫は頻繁にドアの色を塗り替えており、激しくノックすると塗料が粉になり床に落ちた。

 

その粉は事件当日寺本の方にあった。朝彼がアトリエのドアをノックした時についたのだろう。

 

しかし、すべての粉がついたわけではなかった。床に落ちた粉もあったはずだが、当日は床は綺麗だった。

 

■キャスト関連ドラマ

解けた謎

ドアを開けて中に入ると、絨毯に塗料の粉が残っていた。そして赤く塗られた絵の裏のナンバーと、

 

英夫の作品ナンバーを照らし合わせ、謎が解けた。しかし、竜也は下で待つように言われ、小坪も見張りとして下へ行くように言われた。

 

そこで、刑事の穿地と由希子が残った部屋で謎解きが始まった。犯人は部屋に鍵をかけていなかった。

 

しかし、寺本に「鍵がかかった密室」を確認させるために、密室になるように「トリック」を作り上げた。

 

それが、床に散乱した5枚の絵と、赤く塗りつぶされた絵だったのだ。寺本がノックをして粉が落ちたはずだが、

 

現場を見た時には粉はなかった。それがトリックだった。ドアに続く赤いカーペットを利用した。

 

そのために犯人は、英夫の代表作の絵を赤く塗りつぶした。そして、6枚の絵を廊下に敷き詰めて、

 

その上からカーペットを乗せて、カーペットが「長く」なるように細工をしていた。そして寺本と竜也が絵の上に乗ることにより、

 

重ねた絵の厚みで、ドアがロックされたように錯覚させた。そして、寺本が下に行っている間に、犯人はドアを開けて、

 

カーペットからすべての絵を取り出し、部屋にばらまき最後に赤い絵を置いた。そして何事もなかったようにカーペットを戻した。

 

その際に、部屋の中の絨毯に、ドアの塗料の粉が落ちた。それができるのは竜也しかしなかった。

 

犯行動機は、何度書き直しても、父に絵を直されてしまい、自分の才能を否定され、さらにバスケットもできなくなった。

 

しかし、彼は1度だけではなかった。3週間前の転落事故にもかかわっていたのだ。1階へ降りると小坪が倒れており、

 

「本当に瞬殺でした。」と竜也に突然襲われ、鈍器で殴られて気絶したが、死をほのめかす言葉を残しいなくなった。

 

竜也の部屋に入ると、切られたキャンバス。紐で封印されたかのようなクローゼットがあった。

 

その中には「バスケット」への思いが詰まっていた。彼は今もバスケットを続けている。辞めたのは嘘だ。

 

そして、その中の情報から竜也を泊めるために、2人は体育館へ向かった。そして、竜也に犯行のことを聞かせた。

 

彼はすべて認め、「死ぬことも許されない」と口にした。そして彼は殺人で逮捕されたが、

 

家に戻り由希子に3週間前の、防犯カメラの映像を見せた。下では由希子が待っていたが、転げ落ちる英夫ではなく、

 

逃げていく犯人を見ていた。由希子は息子が父に「殺意」を持っていることを知りながら止めなかった。

 

彼女は「私も共犯かしら?」と聞いたが、御殿場は「殺人教唆ではないです」というと、彼女は「私はミューズで終わりたくないの」

 

と、報酬を支払い、自分の部屋に入っていった。結局は彼女は裏方ではなく、表舞台に立ちたかったのだ。息子を犠牲にしても。

Twitterの感想

なんだか「お風呂のシーン」に着目した人がおおかったですね。「コタローは1人暮らし」でもおなじみのお風呂。

 

「ここには2人しかいないから、タオル外したら?」彼が『タートルネック』を着ているのは、

 

首にある何かを隠すため。それは大学時代までさかのぼることになるのだろうか!?

 


 

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