「かしましめし」最終回、千春のモデル、英治の個展、ナカムラの同僚

千春たちがいつものように、わいわいがやがやと過ごしていると、いきなり海外留学していた母親が、

 

友達を連れて帰国した。韓国人の友人とこの家で同居しようという話しらしい。千春は戸惑ってしまった。

 

そして、英治もナカムラも突然の出来事で戸惑いを隠せなかったが、それぞれに思うことがあった。

 

コンテンツ

千春の絵のモデル

蓮井から「絵のモデルをしてほしい」といわれ、英治たちに背中を押されて、モデルになった千春。

 

だんだんと回を重ねることに緊張が解けてきた。そして、よく話すようになった。その中で母の話題を出した。

 

母子家庭で育った千春。一生懸命子育てをして、ひと段落して「自分の時間」として、『留学』の道を選んだ母。

 

その母が突然友達を連れて帰国し、「この家で一緒に住む」と言い出した。もともとナカムラたちとの暮らしは

 

「一時的な同居」だったが、それが壊れてしまうのは「怖い」と口にした。つまり千春は「一人になるのが怖い」

 

しかし、蓮井は筆を止めることなく、「人は元々一人。一人の方が気楽でいい。」と持論を述べた。

 

そして、千春が初めてモデルとなった絵が完成した。いつも鏡で見ている自分とまるで違う。

 

蓮井から見た「千春」はこんな表情をしているんだ。と、このモデルの体験は千春にとって貴重なものとなった。

 

■ドラマ関連作品

原作

おかざき真理

「かしましめし」

主題歌
OP
キリンジ
nestling
ED
kojikoji

 

英治のイラスト個展

千春はひたすらにキャベツを刻んでいた。隣の母は「いい加減にしなさい」とキャベツを取り上げてしまった。

 

千春は「帰国するなら一言言ってくれてもいい」と言ったが、母も「友達と暮らしているなら教えてくれたらよかった」

 

と、お互い様の言い分を口にしていた。そして、とうとう英治の初の個展がやってきた。

 

ナカムラと千春も受付を手伝って容易していたが、まだオープン前に男性が入ってきた。

 

英治が「イラスト」を描き始めるきっかけとなった、入院中隣のベッドにいた男性だった。昨日退院したらしい。

 

そして、「絵のことはよくわからないが、やっぱり君の絵が好きだ」と言ってくれた。それから大勢の人でにぎわい、

 

英治の初の「イラスト個展」は大成功を収めることができた。そんな二人を見ていてナカムラは気持ちが沈んだ。

ナカムラの同僚

千春はノミネートされたコンクールで、賞を受賞したらしい。そして英治は「個展」をやりぬいた。

 

しかし、自分は異動になった部署で毎日何をしているのかわからない。そして、彼の田口ともうまくいっていない。

 

そのうえ、千春の母が帰国したことで、今まで楽しかった3人の生活が終わりを迎えようとしていた。

 

そんなことを同僚に話すと、逆にうらやましがられた。家事や育児はうまくできるのに、「自分の息抜きがうまくできない」

 

その分、ナカムラは帰宅して仲間とわいわいすることで、息抜きができているという。しかし、その部屋を出なくてはいけない。

 

同僚を千春の家の食事に誘った。実はシングルマザーで日常的にいっぱいいっぱいだった彼女はとても喜んでくれた。

 

そして、残るは田口に旅行のことを謝らなくてはいけなかった。しかし、ナカムラはうまく謝れないまま

 

逃げてしまったが、田口は追いかけてきた。何があったのか、目覚めるとナカムラは一緒に眠れないはずの田口と寝ていた。

 

田口から、「追いかけあって、疲れて一杯飲んで、一緒に帰ってきた」という話しを聞き、自分で「できない」と思っていただけで、

 

本当は田口と一緒に過ごすことはできるのかもしれない。そして、千春が「母がほかの部屋を探すから、同居を続けないか?」

 

と、提案すると二人とも休日に「内覧」が決まっていた。でもその結果がどうなるかわからないが、

 

同居が解消されるまで、3人のかしましめしは続くのです。

 

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■キャスト

 

Twitterの感想

このドラマは毎話「前田敦子さん」の女優としての成長を、評価する声が多く聞こえましたね。

 

ブラック企業で精神的に病んでから、こころを閉ざしていた彼女が、2人に再会し、一緒に暮らしだし、

 

表情豊かになっていく。でも、本当はもう一人ではいたくないと思ってしまう気持ちも、よく伝わってきました。

 


 

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