「NICE FLIGHT」3話、明らかになるジェームスのプライベートと、河原の覚悟、同じ空を見ていた2人

粋と管制官の倉田は、同じ場所でため息をついていた。倉田は新人の教育係として頑張っているが、

 

河原とうまくやり取りができずに困っていた。そして互いにここで働く者だと打ち明け、

 

2人ともここから多くの乗客を見ているのが好きだと話した。倉田は思わず河原のことを愚痴ってしまった。

 

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様々な事実が分かってくる

CAの飯塚は今は、パイロットではなく『整備士』狙いのところで、気になるのはジェームスだった。

 

ちょうど粋が空港内を歩いていると、小さい男の子が抱き着いてきた。そして後ろからジェームスがきた。

 

飯塚は思わぬところで、ジェームスには子供がいて独身ではないことを知ってしまった。

 

そして、倉田は相変わらず河原のやる気のなさや、扱いづらさに悩んでいたが、

 

練習室に閉じ込められるのにうんざりしていた河原に、上から管制官として実地訓練にはいってもいいと告げられた。

 

渋谷から焦らずにやって、いざというときには倉田君がフォローに入るから。

 

と、緊張する河原の気持ちを解きほぐした。いよいよパイロットとの交信が始まったが、

 

機体の番号を言い間違え、現場を混乱させてしまい、すぐに倉田がフォローした。

 

その次は、安全な離陸をさせるために、周囲に危険なものがないか、目視して確認してから、離陸許可を出すことになった。

 

しかし、離陸許可を出した直後、渋谷がストップをかけた。すると離陸する期待の前に鳥の大群がいた。

 

これでは「バードストライク」で、事故につながりかねないが、すでに飛行機は離陸を始めていた。

 

そのため、バードストライクを起こし、滑走路は安全の確認のために1本閉鎖された。

 

幸いにも、エンジンに鳥が入り込むなど、事故にはならなかったが、立て続けにミスを起こしてしまった。

 

それでも河原は、「管制官は感謝されない仕事」として、不服に思っていた。

 

河原は本当はCAになりたかったが、親に反対され仕方なく管制官を選んだので、仕事にやりがいを感じていなかった。

 

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食事会で判明した事実

飯塚は本当のことが知りたくて、粋に頼みジェームスを誘い、いつもの餃子屋さんに来ていた。

 

すると、ジェームスは父子家庭で、今日は息子を迎えに行ったら、「友達の家に行く」と振られてしまい、

 

傷心の様子だった。そして、子供が2歳の時離婚したが、それは『事実婚』であり、彼女の思いを損著したもので、

 

ジェームスは今でも、彼女のことを愛していた。話しを聞くごとに飯塚の気持ちは重くなった。

 

ちょうどそこに、渋谷が珍しく倉田と河原を誘い、お店に来た。そして、倉田と渋谷は餃子を使い、

 

管制官の趣味レーションをしていたが、それを河原は冷めた目で見ていた。

 

そこで、ふと粋は以前の国内線の、着陸の時に管制官にとても助けられた話しをすると、

 

倉田が、あの時は渋谷が担当していた。と事実を話した。うすうす粋は気づいていたが

 

河原の手前気づかないふりをしていた。事実が明るみになり、河原は何も言わず店を飛び出した。

 

それを追うようにして、粋はお金を置いてお店を出た。河原が以前から誘っていたワインバーに行くことになった。

 

そして、河原が嘘をついていたのは、自分のためだったのだろう。と粋は口にしたが、

 

河原はこれでさっぱり辞められる。と言って仕事を辞める意思を告げた。

 

河原は翌日辞表を書いてきていたが、当日の管制の仕事はうまくいき、なんだかうれしくなった。

 

そして、帰りに倉田に呼び止められ、渋谷からのファイルを渡された。管制官として記事になったスクラップだった。

 

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同じ空を見ていた2人

渋谷が帰ろうとすると、雨が降っていた。すると粋が来て傘を差しだしてくれた。

 

粋は渋谷が濡れないように傘を差しだすと、渋谷はそれを避けるように傘から出てしまう。

 

そんな繰り返しをしながら、一緒にあるいていた。そして家に帰り、それぞれ食事を作り、

 

2人は別々の部屋から空を見ていた。夜の空に光る飛行機のライト。それを見ていた粋は渋谷に電話を掛けたくなった。

 

そして、渋谷に空を見ていたことを伝えた。会話は続かないが、2人のもどかしい気持ちが流れるそんなひと時を過ごしていた。

 

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