「イタイケに恋して」9話、佐知が連絡した相手と研究所解散の危機
佐知は自分の気持ちをどうしたらいいのか、相談するためにある人物に初めてメールを送っていた。
そして待ち合わせ場所に現れたのは、影山の元カノだった。相談内容も考えると、なぜ彼女を呼び出したのか。
そしてその後、「AI六朗」に初めて「AIサ」が写し出され、「今回にて研究所は閉鎖します。」と宣言された。
今回研究所に来た相談者は、大学の同級生グループの1人に恋をした男性だった。しかし告白して失敗した場合、
もう彼女と友達でいられなくなるのか。それを考えると告白するの迷ってしまうと、相談に来ていた。
しかしその悩みについては、佐知も密かにに共感する部分があった。佐知は恋をすると全て投げ出してのめり込んでしまうタイプらしい。
だから現実的な恋はしないと決めていた。しかし「KORUKU」と言う、ビジュアル系のボーカルを配信している男性に恋をした。
画面の中の声ならば、自分失う事はないと思い、相手を束縛することもないと考えていた。しかしそのKORUKUの正体を知り、
佐知の悩みが現実になってしまった。KORUKUは、いつもそばにいた影山だった。動画の配信も研究所から行われていた。
だからこそ相談に来た男性が、いつも身近にいる女性に告白をした場合に、振られることが怖いと言う気持ちがよくわかった。
しかしその気持ちを誰に相談したらいいのかわからなかった。そこでSNSに夜通しつぶやき続けてアカウントが凍結されてしまった。
自分の気持ちをぶつけるところはSNSしかなかった。しかし意外な人物にコンタクトを取った。影山の元カノ。
前に影山と破局をした原因について、彼女は佐知に、「あれは彼の誤解だった」と詳細を話していた。
彼女の本命は影山であり、昔にベランダにいた男性はストーカーであり、後に来た男性は元カレだった。と言うのだが、
通常であれば、ストーカーを家に上げ、元カレを家にあげておいて、影山が本名だと言うのは信じがたい話である。
しかも同じ日の同じ時間帯に。影山にいくらそれが誤解だと言っても、信じてもらえないのは仕方ないこと。
佐知はその相手に「自分の恋を相談しよう」と初めて彼女にメールをした。本来であればライバルであるはずの元カノだ。
佐知は今までの恋愛で、相手のことを好きになりすぎて、四六時中相手のことでいっぱいになってしまい、結果的に相手を束縛してしまう。
そんな恋愛を繰り返してきたから、もう現実の恋には自分でもうんざりしていた。そんな時にビジュアル系のボーカリスト「KORUKU 」に出会い、
その歌を姿を見ているうちに、徐々に彼に惹かれていく自分に気づいた。しかし彼はスマホ越しだから、彼に思いを寄せても大丈夫だと思っていた。
しかし彼の本当の姿を知ったとき、KORUKUはいつも自分の身近にいた、恋にちょっと不器用な男性だったと言うことに気づいた。
そしてマリックは、親友の元カノに大好きな少女漫画の「放課後エターナル」のナナちゃんを重ね合わせ、恋をしていた。
しかしそれは大切な親友の元カノであり、まだ影山は元カノのことが忘れられないでいる。そのことを思うと自分は告白できないと、電話の相手に気持ちを打ち明けていた。
その後、声が聞こえたからか影山がいる部屋のドアを開けた。するとKORUKUに既になり、今まさに配信を始めようとしていたところだった。
マリックは一瞬ハロウィンの仮装かと思ったが、影山はギター1本の弾き語りでは収入がないので、動画配信でビジュアル系のロックを歌っていることを告白した。
しかし影山は本来ならばアコースティック派で、ロックを歌うような歌手を目指していなかった。しかし元カノがロックが好きだったので、
そのリズムに自分の気持ちを載せることで、歌い終わった後気持ちがスッキリしたことに気づき、謎のビジュアル系ロックシンガーKORUKUが誕生した。
そんな話を2階でしていたが、1階にいる佐知にもその内容が聞こえてきた。自分が大好きになったビジュアル系ロックシンガーが生まれたのは、
元カノのためだった。そして今でも影山は元カノのことが「大好き」だと言っているが、過去の傷がまだ癒えていないので、彼女を受け入れることができないでいた。
だからこそ佐知は、影山の元カノと一緒に話すことで、自分の気持ちに整理をつけようとしたのかもしれない。
自分がこの人なら大丈夫と思って画面越しに恋をした相手は、いつでも手の届く場所にいた。でもそのすべては今隣に座っている元カノのために捧げられていた。
つまりすべては元カノを中心に回っており、自分の事などもともと眼中になかった。それでも恋してしまった気持ちを止めることができなかった。
影山がビジュアル系のロックシンガーをやっていることを、マリックが知った夜、なぜか3人は布団を並べて寝ていた。
マリックが「何か音がする」と怖がるため、畳のある部屋に布団を敷いて3人で寝ていたが、飯塚は明日佐知に告白すると言う。
しかし、マリックと影山はいつもながらにネガティブな発言で、もし振られてしまったらどうするのか?振られてしまったらここにいられないのではないか?
そもそも飯塚は、2人の話が「自分が振られる前提」でされていることが気に入らなかった。でもその後影山が言った言葉に2人は大きくうなづいた。
もし飯塚が失恋して、この研究所を出て行ってしまう時は、3人で一緒に出て行こうね。この言葉に2人は賛成してくれた。
するといきなり六朗が、うるさくて眠れないと怒鳴ってきた。そこで眠れないついでに、昔バーテンダーをやっていたと言う六朗に甘え
それぞれが好みのカクテルを作ってもらい、いろいろな話に花が咲夜が明ける頃、みんなは酔いつぶれて寝ていたが、
しばらく使っていなかったAIの機械が動き出した。その音に目を覚ました3人は、今まで「六」と表示されていたのに、
今回はなぜか「サ」と表示されるていることに違和感を覚えた。すると流れてきた音声は佐知の声で
「恋愛研究所はこれにて閉鎖します。最後のお給料はちょっとだけ弾んでおきました。今までありがとうございました」
と、いきなりの研究所閉鎖を告げられた。状況が理解できない3人。きっと佐知はこれ以上影山のそばにいられないと判断して、研究所を閉める決意をしたのだと思う。
もし影山に再び会ってしまったら、自分の気持ちの暴走を、自分で抑えることができないと言うことがわかっているからだ。
「イタイケに恋して」のイタイケには様々な意味があると思うが、この場合は佐知が、残念なイケメンである影山に恋した結果だと思う。
「イタイケに恋して」は日本テレビ系列の、読売テレビ制作です
そのため、1話から何度も観たい、無料見逃し1週間過ぎてしまった。という場合「Hulu」がおすすめです。
※本ページ情報は2021年7月現在です。詳細については「Hulu」公式サイトをご確認ください。
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