「美しい彼」最終回、かき乱される清居の気持ちと、清居の気持ちがわからない平良

平良は高校卒業の日、清居のあとを追いかけけた。しかし、それは清居にはもう見透かされた行動だった。

 

校舎を曲がると清居がそこで止まっていた。そして、いつまでも自分のあとをついてくる平良をストーカー呼びしながらも

 

なぜかわからないが、清居は平良に強引にキスをした。その時平良は手に持っていたスマホを水没させ、これで清居との関係も終わったと思った。

 

小山の気持ちと清居の気持ち

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小山とは大学に入り知り合った。吃音があり人づきあいが苦手な平良に気軽に声をかけてくれた。

 

そして、彼の誘いもあり「写真サークル」に入り、それなりに充実した日々を送っていた。

 

しかし、小山は一方的に平良に思いを寄せていた。それを兄に打ち明けたことから、兄が職場で弟の話しをした。

 

それは舞台の稽古場。演出家の兄はたまたま清居の舞台の演出を担当していたのだ。久しぶりに聞いた「平良」

 

清居は弟と彼を舞台に招待するように、演出家の兄に提案した。すると本当に平良が来た。あの時自分のことを「好きだ！」と言った

 

平良はもう自分のものではないのか・・・。でも平良は変装して一人で舞台を観に来ていた。それは清居の気持ちをかき乱した。

 

今は小山の「彼」のはずなのに、なぜまた自分の前に現れるのか！？自分との連絡を絶ちたくて携帯番号を変えたのじゃないのか！？

 

清居の気持ちはどんどんかき乱されていくが、そう思うほどに彼の演技はうまくなっていく。平良のことを思い演技をすると褒められる。

 

あのとき、なぜ自分は平良にキスをしてしまったのか！？自分でもわからない。でも、電話番号が変わってしまった悲しみはあった。

 

 

了承した小山だったが、平良に知らない番号から着信があった。翌日スタッフのヘルプできたのは平良だった。

 

小山が急用でこれなくなったため、平良を紹介したのだ。小山は平良が清居が今でも好きだとすぐに分かった。

 

「好きな人には幸せでいて欲しい」と言っていた。だから、自分に回って来たヘルプを平良に回して、わざと清居との距離を縮めようとしている。

 

平良にはその気持ちが理解できなかった。自分は清＝キングに使える者でいい。見ているだけでいい。

 

それなのに小山は清居との距離を縮めようとしている。清居も自分がそばにいることを望んでいないのだろう。

 

そして、片付けの時2人きりになった。清居は初めて自分の気持ちを言葉にした。電話番号を変えられて寂しかったことや

 

卒業式の日に自分からキスをしたのに、平良はその気持ちに気付いていないことなど。

 

しかし、平良は謝るばかり。そんなことをしているうちに、布を巻き込み棚の物が倒れてきた。

 

しかし、清居の上に倒れてきたのは平良だった。清居を助けようととっさに覆いかぶさったのだ。