「ハコヅメ」8話、20年間の沈黙の「守護天使」の正体がついに暴かれるか?
川合はどうして藤が本当のことを話してくれないのか、とても不思議に思っていた。
しかし交通機動隊長が、3年前に起きた事件について教えてくれた。20年間新人の女性警官ばかりを見つめる男性がいる。
しかし被害にあった桜を、ひき逃げしたのは守護天使である確信はない。ただ桜が倒れた後に軽トラが走り去っていった。そして守護天使が刑事を見ていたのも軽トラの中からだった。
川合が休みの日、違法な風俗の取り締まりの為、元締めがあるレストランに訪れると言う情報をつかみ、
それぞれ男女でペアを組み、あるフレンチレストランに潜入していた。まだ元締めが訪れていない。ドアが開くたびに注意を払うが、
1人目に入ってきたのは山田だった。手ごろな価格のフレンチレストランで女性とランチを楽しむため、何も知らずに入ってきた。
しかし異様な視線に気づき、バツが悪そうに席についた。そして次に入ってきたのはなんと源だった。
非番だった源も、女性とのデートを楽しむため、この店にたまたま来たのだ。しかししばらく気づかなかったが、やっと周りの身内が目に入った。
2人ともまずいところにデートに来てしまったと思ったが、すでに時は遅く、周りからの視線はとても冷たかった。
そしてターゲットに何か動きがあったため、合図をだしいつでも確保できる体制に入った。その瞬間店が暗くなった。
紛らわしくも源が、女性のために誕生日ケーキを用意していた。そのお祝いのために店内が一気に暗くなった。
とても居心地の悪い場所で、彼女となるはずの女性の誕生日をやることになったが、その時にターゲットの元締めが入ってきた。
そして一斉に元締めが座った席に、刑事が詰め寄り一生逮捕に踏み切った。しかし1人が逃げようとした。刑事としてとっさに源は体が動いてしまった。
ならば山田も動かないわけにはいかない。犯人確保に協力している間に、2人の女性に逃げられてしまった。散々なデートになってしまった。
そして翌日ハコ長は、昨日レストランで藤に打ち明けられなかったことを話した。川合が事件のことを知りたかったので全てを話してしまったと言う。
藤もそのことがいつか彼女にばれる事は覚悟していた。しかし川合は様々な人から事件について話を聞いていた。
そんな中で山田が、新人研修をしている川合を見て、一瞬で桜に似ていると判断し、町山交番の勤務になると知った途端、異動願いを出し交番勤務になった。
山田にとっては、川合が桜の代わりになると、藤の考えで犯人逮捕に結びつけようとしていることを話した。つまり自分がおとりであることに気がついた。
いろんな人が事件について話してくれるが、肝心のペアである藤からは何も話してくれない。川合がそれに不信感を募らせていた。
そんな中源とペアになり、違法な取引の情報が入ったため、周辺をパトロールすることになった。しかし何も起きなかった。
ただひたすら、川合トイレを我慢するのみだった。源はすぐそこにあるコンビニでいいか聞くと、「藤さんから警察以外のトイレには入るな」と言われていると言ったため一旦警察に戻ることになった。
源は今まで藤と組でも、1度もトイレの話題になったことがなかったので、気にも留めていなかった。
川合はいつも誰かの足を引っ張る自分が嫌だった。しかし警察に戻ると、不審車両の通報が入っており、再びパトロールに出ることになった。
黒いセダンの車。助手席から注意していると、フロントから煙を出し動けない黒いセダンを見つけた。中に人が乗っている。
不用意に近づく事は危険だと判断し、しばらく様子を見ていたが、山田たちも合流し、車へと近づいていくと男性が降りてきた。
しかし男性は警察に向けて銃を突きつけてきた。藤だけはひるむことなく、前日に公務中に怪我をしたにもかかわらず、拳銃を握り締め犯人へと少しずつ近寄っていった。
犯人が持っているのは「モデルガン」と分かっていても、いつを不審な行動を起こすかわからない。そのため源は私服のため銃を所持しておらず、川合のポケットから銃を取り出した。
その瞬間犯人は、モデルガンをして投降したが、源が川合から銃を取り出したため、万が一のための紐が川合にぶら下がったまま、河合は不自然な格好で立ち尽くしていた。
前日の喧嘩の仲裁で、けがを負っていた藤は、長時間にわたり拳銃を握り締めていたことにより、腕がしびれてしまった。そして手当てを川合がしていた。
藤も覚悟を決めて、本当のことを川合に話す時が来た。すると川合の意外な反応が見られた。「先輩がパワハラで異動されたんじゃなくてよかった!」
と、やっと真相きけたことに安心した。そして自分に何ができるのか考えてみた。結果的に源の所へ行き、もう一度似顔絵を書きたいと申し出た。
そして再度、唯一死後天使の顔を見た、育休中の婦人警官に来てもらい、話を聞きながら似顔絵を作成した。すると「似てる気がする」今回やっと似顔絵を描くことができた。
そしてそれを本署の皆に見てもらうと、「見たことがある顔」と言う反応返ってきた。少しでも藤の役に立てるように、1番肝心な似顔絵を描くことができた。
守護天使の似顔絵が作成された頃、守護天使と思われる男性が、管轄の警察に来て「免許の更新をしたい」と言っていた。
ちょうどその頃、周辺の警察に似顔絵を配るように大量にコピーされ、配布のため各刑事が警察へと配るところだった。
そして似顔絵をもとに、過去の犯罪歴から似た顔はないか、捜査が始まった。今まで藤1人が手がかりのないまま突っ走ってきたが、
川合が似顔絵を作成したことで、みんなが藤と同じ気持ちだということがわかった。3年前の事件。絶対に風化させてはいけない。
そんな気持ちを持ちながら皆日々、任務に励んでいた。改めてみんなの気持ちを知った藤。そして川合によって捜索がより早く進むかもしれない。
そんな期待がほのかに生まれた。ちょうど守護天使が免許の更新に来ている。似顔絵の到着がそれに間に合えば、犯人逮捕につながる可能性は高い。
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※本ページ情報2021年7月現在です。詳細については「Hulu」HPにてご確認ください。
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