日本テレビドラマ「ハコヅメ」1話デコボココンビ女性警官の交番勤務の始まり
麻依は警官になったことを激しく後悔しながら、無我夢中で商店街の中を疾走する強盗犯を追いかけていた。
しかし、もともとへっぽこな彼女が追いつくはずもないのに、外野の声援がすごくて、あきらめることもできない。
そんな中、あろうことか足がもつれて転んでしまった・・・。しかし、パトカーで先回りしていた聖子により確保された。
麻依はただ【将来的な生活の安定を求めて】公務員試験を受けたが、警察官しか受からなかったから、警官になった。
そして10ヶ月の訓練ののち、現場勤務配属となったが、元来どんくさく、朝も寝坊ばかりの彼女は10ヶ月で劇的に変わった。
規則正しくおき、ベッドメイキングをして、遅刻することなく出勤する。田舎の父が見たらびっくりするだろうな・・・。
なんて考えていたが、実際の勤務は【駐車違反切符】を切れば文句を言われてばかりで、たまに暴言もはかれる。
自分のせいじゃないのに。しかも次々と無線が入り、現場に急行し食事する暇すらない。そんな激務とは知らずに警官になった。
だからすぐに「辞める決意」を固め【辞職届】を書き、ポケットに忍ばせて、上司に渡そうとするも、いつも間が悪く緊急無線が入る。
そして、彼女は交番勤務に回されることになったが、その移動の最中に渡そうとした【辞職届】も、「助手席でも気を抜かない」
と、言われてしまい渡すことができずに、交番に到着する。しかしその車中で、ペアになる警官がベテランだがある事情で交番勤務になったらしい。
麻依は不安になるが、聖子のきつい物言いから「パワハラ」で部署異動になったと勝手に想像していた。そしてペア1日目。
パトカーでパトロールするも、聖子が急ブレーキを踏んだ。自転車がいきなり飛び出してきたのだが、聖子はそれよりも歩道に倒れている男性に注目していた。
最初は優しく「怪我がないか、痛むところはないか?」と確認していた聖子だが、立ち上がった男性が去ろうとすると、任意同行を求めた。
「その靴、ある事件に残されていた靴底と一致しています。それにただ歩いているだけでハンマ―などいりますか?」
交番で取り調べを受けることになった男性。実は連続窃盗犯で聖子の同期の源が必死に追い求めていた人物だった。
しかし、男は何も話さなかった。そこで麻依に「これも経験だから」と男性の前に座らせ何か話せ。と言われて戸惑う麻依。
「どうして強盗をしようと思ったんですか?」などと場違いな質問ばかりするが、「一番大変だったことは何ですか?」と聞くと男性の態度が変わった。
いきなり饒舌になりあらゆる犯行を自慢げに自供しだした。そこで源を聖子は呼ぶが、すでに到着したときには「調書」は出来上がっていた。
源はなぜこんなに早く出来上がったのか不思議だったが、麻依が知らないうちに【世間話】をしながら、すべて聞き出していたのだった。
聖子はその可能性が彼女にあることを見抜いて、席につかせたのかもしれない。
麻依が勤務を開始して間もないのに、緊急通報として【自殺志願の男性から通報あり】と無線が入るので、部屋に行くと通報した坂本は「もうしません」
と、いうもすでに15回も麻依は自宅を訪ねている。そして再び通報が入った。しかし、いつもなら開いている玄関が閉まっている。
麻依はいつもの嘘だと思い帰ろうとするが、聖子が皮手袋をして警棒でガラスを割り中に入った。どんな些細な通報でもちゃんと確認する!!
と、中に入ると、いつもいる坂本はどこにもいない。暗がりの中懐中電灯で探すが、奥の部屋で首をつっていた。
あまりの衝撃に動けない麻依に、体を持ち上げるように指示し聖子は包丁でロープを切った。そして麻依が通報できない代わりに救急要請をした。
駆けつけた救急隊員により病院に搬送されたが、聖子は麻依に「ここに残り坂本さんの様子を見ていること」と命じられ病院に残った。
聖子も上司の伊賀も「麻依が辞めたい」と思っていることにすでに気付いていた。しかしあえてそのことに首を突っ込まないようにしていた。
坂本は発見が早かったので、一命をとりとめることができ、麻依は無事に交番に戻ることができたが、しばらくすると初老の女性が訪ねてきた。
「今回はうちのバカ息子がお世話になりました。坂本の母です。息子を助けていただきありがとうございます。そして、川合さん?目を覚ました時あなたがいてくれて、とても安心したと申しておりました」
と、わざわざ謝罪と感謝を言いに交番を訪ねてくれた。しかし麻依は自分は「いつものこと」だと、現場を去ろうとした。だけど聖子の機転助かった命。
感謝されるのは、自分じゃないという気持ちが沸き上がってきた。そんな些細なことも見逃すようじゃ、やっぱり警官は向いていない。と思うのだった。
麻依が改めて【辞職届】を書いていると、突然聖子が訪ねてきた。「どうして家が分かったんですか?」と驚くも、
そこは警察の宿舎。聖子も前々から住んでいたが、刑事だったためほとんど家に帰ることがなかったので顔を合わせたことがなかった。
そして、もう一人女性警官がビニール袋を提げて部屋に来て、2人して勝手に上がり込み「女子会するよ!!」といきなり飲み会が始まった。
なぜ警官になったのか聞かれ、本当のことを話す麻依。しかし、父が喜んで差し入れを送ってくれた。と日本酒を見せると
2人のテンションは上がった。麻依は下戸で知らなかったが、相当いい日本酒のセットを父は送ってきてくれたらしい。
そんなに喜ぶなら。と2人にプレゼントするも、下戸なのにビールを飲み酔いつぶれてしまった麻依。仕方なく早朝勤務の警官は帰宅し
聖子が片づけをしていたが、ごみを捨てようとしたとき、ごみ箱に大量の書きかけの「辞職届」の紙が捨ててあった。
そして、再び通常勤務となり、窃盗犯が車で逃走中と無線が入り、現場に向かうも「商店街」に逃げ込んだという無線を聞き、
聖子は「あの場所は車が入れない。川合走って追いかけろ!!」と言われ、言われるままに走り出し、通報と似た風貌の男性を見つけた。
そして麻依に気付くと走り出した。相手は体格のいい男性。追いつくはずもない。でも必死で追いかけた。しかし、足がもつれて転んだ。
と、その時聖子がパトカーで先回りし、男の逃走経路をふさいだ。源も駆けつけ即時逮捕につながるも、犯人を追いかけて転んだ失態を、
一番の親友に見られてしまった恥ずかしさと、やっぱり自分には警官に向いていない。という思いがごちゃ混ぜになった。
交番に戻ると、ポケットから【辞職届】を出すも、ポケットに入れたまま走ったのでボロボロ・・・。それを聖子が見つけて、「辞める必要はない。あなたのペースでいけばいい」
と、励まして、これでもか!!!というくらいに【辞職届】は粉々にちぎられてしまった。このコンビうまくいきそうですね。
主題歌
【オープニング】
ロイ-RöE-「YY」
※2021年7月21日配信決定!!
※動画再生回数1億回突破のヒット曲
【エンディング】
milet「Ordinary days」
※シングルCD2021年8月4日発売予定
「ハコヅメ」は日本テレビ系列放送です。そんな時は【Hulu] が安定して1話からゆっくりいつでも視聴できます。
※本ページ情報2021年7月現在です。詳細については「Hulu」HPにてご確認ください。
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