「下剋上球児」6話、1年後の南雲、山住の過去、1回戦対戦相手は五十鈴

南雲は「教員免許」を取得してないにもかかわらず、偽装して高校教師をしていた。
1学期が終わると、すぐに警察に自首して、裁判の結果待ちとなっていた。
その間、義理の父の牡蠣の養殖を手伝って、長男の青空と一緒に生活をしていた。

 

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1年後の南雲

やっと裁判の結果が出ることになった。「不起訴」ということだった。一安心することができたが、
弁護士が驚いたと言って、見せてくれた紙の束があった。それは野球部が声をかけて、
必死に集めた「嘆願書」だった。それに法的な効力は無いが、今回の不規則には多少影響があったかもしれない。
署名をしてくれた一人ひとりの名前を見て、南雲は涙を流していた。そして代表者の名前に校長の名前があった。
改めて吹きそうになったことを報告し、校長にお礼を言ったが、「生徒たちの代表として名前を貸しただけです」
と、言ってくれた。これで職を見つけることができれば、東京にいる妻と娘を呼び寄せて暮らすことができる。
しかし、現実には1年前に事件を起こした彼にとって厳しいものであった。
何度も面接に行っては、事件のことを口にされ、何度も不採用を言い渡されていた。
そんな時でも、根室が1人で投球練習をしていると、練習に付き合うこともあった。
そして、妻が働く会社でイベントがあったため、青空を連れて上京することになった。
妻と久しぶりに会い会話を交わしていると、妻の元夫が話しかけてきた。それをきっかけに3人でテーブルを囲むことになった。
元夫は青空にゲーム機を買っていた。そして南雲に資金援助を申し出た。あまりにも行き過ぎた行動に妻は怒った。
不倫したのが悪いのか、教師を偽って続けていたのが悪いのか、と言う話し合いになってしまったが、
妻はそういう話をするために、ここにいるわけではないと言うことで、4人でイベント会場に向かった。
子供たちは触ると動く絵に感動して、とてもはしゃいでいた。妻はさりげなく夫の今の状況を聞いた。
まだ就職先は見つからない。それでも頑張って面接を何度も受けていることを伝えた。

 

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山住の過去

越山高校は、南雲がいなくなり、新しい野球部の監督を探していた。それに犬飼が口を出してきた。
横田が監督を引き継ぐはずだったが、彼は野球をよく理解してないことがわかった。
山住は勇気を出して口にした。「私が監督をやってもよろしいでしょうか?」犬飼は勝たしてくれるならば。
と言うことになった。正式に山住が監督となり、選手たちを栄養面からもサポートし、
練習試合の相手の分析も行って、選手たちにどう対応したらいいのかも指導していた。
そして、椎名と言う生徒が、五十鈴高校におり山住とは元部活顧問と生徒と言う関係だった。
山住は今の高校に来る前、椎名がいた高校を辞めていた。その理由は定かではなかったが、
コンビニで山高の生徒と、椎名が鉢合わせしたときに、過去のことを話した。
山住と生徒が淫行したということで、前の高校を辞めていると言うのだ。生徒たちは真実が知りたかった。
だから南雲に電話をかけた。しかし、南雲は勝つために山住先生を信じること。と言い聞かせた。
そして、生徒たちは「今度1勝したら、監督として復帰してください。」と口々に懇願した。
南雲泣きそうになりながら電話を切った。やっとその頃南雲は物流関係の仕事に就くことができた。

 

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対戦相手は五十鈴

夏の甲子園に向かって、第一試合が始まることになった。そして、抽選の結果椎名のいる五十鈴に決まった。
椎名は、何かしら山住に恨みがあるようだった。しかし山住は生徒たちを勝たせるため一生懸命だった。
過去に、椎名のいた高校で山住は上司たちに聞かれることになった。それは生徒と学校外で合っていること。
しかし山住からしたら、椎名が「自殺」をほのめかすようなことを言ったので、会いに行っただけだと説明した。
しかし、椎名から聞いていた話は、その後ホテルに誘われた。ということだった。
山住は椎名を励まして、その場を去った。まるで違う事実が伝わっていた。そして、結果的にその学校は辞めた。
彼のことがあったからではなかった。別の理由で山住はその学校を辞めただけだった。
一方的に椎名が山住を恨んでいるだけだった。そしてその恨みは試合にも現れていた。
ピッチャーとしてマウンドに立った椎名。そして相手高校が先に3点リードした。しかしベンチにいた
椿谷がずっと見ていて気づいた。彼の投球がボールを持ったときの位置で違うと言うこと。そして観察をした。
すぐにそのボールの投げ方に対応して、選手たちは頑張っていたが、密かに南雲が応援に来ていた。
見つからないようにしていたはずだったが、熱くなるたびに南雲は、だんだんと階段を上ってしまった。
その姿に気づいた選手たちは、南雲がいることに大喜びして、みんなで手を振っていた。
南雲が気づかれたことでベンチに座ることにした。妻も隣に座った。改めて仕事が決まったことも報告した。
選手たちは、南雲に勝つ姿を見せたいため、一生懸命頑張った。そして点を入れることができた。
その姿に、南雲は金網の近くまで行き、選手たちに大声でアドバイスをした。それが功を奏したのか、
選手たちは、相手高校を翻弄するようなプレーをして、1点リードすることができた。そしてそれを守り抜くために頑張った。
初めの頃は、コールド負けで全試合することもできなかったが、1点を守り勝ち抜くことができた。
選手たちは山住に感謝を伝えた後、ベンチにいる南雲に向かって大きく手を振っていた。南雲も涙がこぼれそうになりながら喜んだ。
「監督として戻ってきてください」と選手たちも南雲に向かって大きく手を振っていた。
そして五十鈴高校は強豪校だったが、あえなく山高に負けたことで、悔しさをにじませながらも、
互いに挨拶をして別れた。後犬飼は眼科に来ていた。そして精密検査を受けて手術を進められていた。
「翔ちゃんの頑張る姿が見えなくなるのは嫌だ」とつぶやいていた。もしかして目が見えなくなる可能性があるのだろうか?

 

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