「下剋上球児」2話、選手たちの目標、星葉との試合、南雲の秘密

南雲は夏に3年生が引退するまで。という条件付きで、野球部の臨時顧問を引き受けた。

 

しかし、その影で南雲はすでに教師を辞める覚悟をしていた。そこには驚くべき秘密が隠されていた。

 

そして、ついに目標を掲げて、星葉高校との練習試合が始まることになったのだが、思いもよらぬことが起きた。

 

コンテンツ

選手たちの目標

南雲は野球部の顧問となり、忙しい日々が始まった。その頃美香は昔の同僚の結婚式に出席するため

 

上京することになったが、南雲はすっかり忘れていた。しかし、確認されてちゃんと子供たちの面倒を見ることを約束した。

 

会場に着いた美香は会いたくない人物に会った。それは「元夫」会いたくなかったし、話しかけても欲しくなかった。

 

しかし、まもなく誕生日の青空のために、「誕プレ渡してくれ」と思わず紙袋を預かってしまった。

 

色々と詮索されたが、美香は「こいつと別れて正解」と改めて自分の決心が正しかったと思った。

 

そして、南雲は学校に来ていない根室を訪ねていた。彼は往復4時間かけて登校しているため、

 

部活を続けることも大変だった。しかし、「欠席」が続いたまま連絡が取れない。そのため、家を訪ねることにした。

 

根室が休んでいたのは、祖母の体調がよくないということだった。するとそこに姉が帰宅して、根室に港の手伝いに行くように言った。

 

根室は南雲に挨拶をして、家を出て行ったが家の中の感じからして、決して野球をできる経済状況ではないことが分かった。

 

両親は他界したらしくく、祖母の年金と姉の収入でなんとかくらしているらしいが、本来野球が好きだった弟が

 

「野球はお金がかかるから」と自ら野球を辞めようとしていたことを知った。そして、南雲は帰ろうとすると、

 

港が騒がしかった。魚の引き上げに人が足りないらしい。南雲は根室を手伝って船に乗ることにした。

 

そして、色々と話すことができた。明日からはちゃんと登校すると約束してくれた。そして南雲は慌てて帰宅したが、

 

丁度宅配業者と鉢合わせした。荷物を受け取ると美香と2人で、青空から見えない場所へ行った。

 

美香は紙袋を持っていた。「これは青空が一番喜ぶけど・・・」と元旦那からのモノであることを打ち明けた。

 

南雲は嫌な顔することなく、「喜ぶならちゃんと渡すべきだ」と一旦プレゼントを隠すことにした。

 

■ドラマ関連

 

星葉との試合

山住は全部員に体力テストをしたが、思っていたよりも能力が低いことに愕然とした。そして南雲と目標を決めたが、

 

南雲は「夏に一勝!!」と書いたが、山住はもっとモチベーションを保つために、高い目標がいいと反論した。

 

しかし、結局部員たちを見て、徐々に目標を決めていくことにした。そして、星葉高校との試合が決まった。

 

と言っても、相手は強豪の2.3年生ではなく、入部したばかりの1年生となった。まぁ強豪校が相手にしてくれるだけでもいいだろう。

 

そして、当日の選手を発表したが、スタメンから外れた野原は納得がいかずに体育館を飛び出してしまった。

 

当日は犬養と越山高校の横田が実況席にいた。この実況を申し出て設けたのも犬養の力だ。

 

孫の翔の姿を実況したかったのだ。そして翔はピッチャーとして登場したが、相手は同じ1年生。

 

実は星葉にはかつて、チームメイトだった仲間がたくさんいる。翔も受験したのだが失敗したのだ。

 

元チームメイトだからこそ、互いの癖を知り尽くした中でもあるが、その元チームメイトから点を取られてはいけない。

 

というプレッシャーが彼を襲っていた。南雲は素早く気づいて声掛けをした。しかし、得点を取られると

 

翔の集中力も切れてきた。南雲は選手交代で根室をピッチャーにした。山住に無謀だと思われた。

 

しかし、星葉にはまだ無名の選手のため、彼の情報はない。そして何より南雲は彼の性格を知っていた。

 

普段の授業から研究熱心で、柔軟に物事に対応していく姿。それが野球にも出ていると判断した。

 

その判断は正しかった。相手の選手は彼がどんな球を投げてもまともに打つことができなかった。

 

根室は翔より球は早くないが、コントロールが武器なのだ。それに思うように翻弄されていた。

 

すると、スタンドで見ていた野原も興味を持ち出し、陸上選手だった久我原も観客席で興味を持ち出した。

 

星葉を相手に得点を許さない。そして南雲は選手を集めて終わった時のイメージをさせた。「1点リードで勝つ」

 

イメージが大切だと伝えた。そして椿谷に打順が回ってきたとき、「メンバーに選ばれた」という緊張から、

 

南雲が出す「バント」のサインがわからなくなってしまい、思いっきりバッドを振り、塁に出てしまった。

 

ヘッドスライディングを決めたはずが、慣れていない彼は「顔面」からグランドに突っ込んだため顔に大けがをした。

 

メンバーがぎりぎりだったので、これ以上試合は続行不可能かと思われていたが、少し前のめりで見ていた

 

久我原を山住はベンチに呼んでいた。そこで南雲は選手に久我原を追加して、椿谷の代打として出塁させた。

 

そして、彼の俊足で得点を取ることができた。その後も試合に参加して久我原は野球の楽しさを知ることができた。

 

結果は惨敗だったが、選手たちが秘めている本当の力を南雲は知ることができた。だからこそ決心が固まった。

 

■ドラマ関連記事

 

南雲の秘密

青空が待ちに待っていた誕生日が来た。元夫からのプレゼントは欲しがっていた「ゲームソフト」だった。

 

やはりとても喜んだ。そして2人からのプレゼントを開けると「社会大全集」の箱がでてきた。

 

南雲は青空に「欲しいって言っていただろう」と言っても、青空はやはりゲームの方がうれしかったみたいだ。

 

そして、改めて美香は三重に帰ってきてよかったと口にした。そして南雲は何かを決心したように自分の手を握った。

 

山住を呼び出した南雲。何を言われるのか不安な山住。「夏で顧問を辞めること」を伝えた。

 

しかし、山住は南雲の監督としての素質を信じていたので、やめてほしくなかった。しかしそこには隠された南雲の秘密があった。

 

再婚して、家族を養うために焦っていた気持ちもあった。だから「実は教員免許を持っていない」

 

と山住に打ち明けた。山住も教員なので、教員資格がないということがどれだけ大きな秘密なのかわかっていた。

 

しかし、資格がないと教員になれないこともわかっていた。南雲は焦る気持ちで試験は受けて受かった。

 

しかし受かった後に「出席日数」が満たしていないことで、教員免許が取得できないことに気づいた。

 

そこで家族を養うために、教員免許を「偽造」したのだ。だから「教師でない自分に監督の■すらない」と打ち明けた。

 

山住は自分にはその秘密を打ち明けないでほしかった。と言ったが、南雲は恩師の賀門は大学の恩師であるために

 

本当は「教員資格がない」事実に気づくのは、時間の問題と判断して春を持って教員を辞める覚悟をしていた。

 

そのころ、野球部員たちは野球の楽しさに目覚めて、バッティングセンターで練習をしていたが、

 

そこに日沖の弟がいた。弟は元々星葉の生徒たちが気に入らない部分があり、喧嘩になってしまった。

 

それを聞いた兄は、弟を止めるために現場に向かって急いでいたが、事実を山住に告げた南雲はこれからどうするのだろうか!?

 

■キャスト関連作品

 


 

TBS2023年10月スタートドラマ概要、ストーリー

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です