「マイルームエンジェル」5話、落語の本と少年Aの存在、修学旅行の事件

天使は自分のことを知った。幸紀のバイト先によく来ていた男性の息子だった。そして遺書を残していた。

 

同じ日に同じ時間、同じ場所に倒れた男性2人。それは運命が引き合うように、1人は助かり、

 

もう1人は天使の姿になった。しかし、なぜ天使の姿になったのかはわからない。

 

コンテンツ

落語の本のアカウント

幸紀は天使のことを知るために、一緒に家を尋ねたが、父親には彼の姿が見えなかった。

 

その間天使は家の中をウロウロしていた。そこから父が好きな落語の本を持ち出していた。

 

そして、SNSの書き込みサイドに、天使が生前誹謗中傷を受けたことが書かれていた。

 

そして本を見ているとあることに気づいた。1番最後のページに@から始まる何かのアカウントが書いてある。

 

スマホにそのアカウントを打ち込んだ。しかし鍵がかかっており見ることができなかった。

 

アカウントは「じゅげむじゅげむ」」と書かれていた。パスワードがわからないと鍵も開かない。

 

幸紀は寿限無の続きを打ち込んでみた。天使はそんな簡単なパスワードであるわけは無い。

 

と否定したが、簡単にアカウントは解除できた。落語の本に書かれていたアカウントは、

 

天使が生前使っていたSNSのアカウントだった。そこから思い出せる事は、1人の少年の事だった。

 

■ドラマ関連作品

 

少年A君の存在

天使は、仮にその少年を少年Aとした。天使になる前の彼は、いつも熱心に落語のテープを聴いていた。

 

少年はその姿に興味を持っていた。そしてイヤホンを片方取り上げて、何を聞いているのか自分も聞いてみた。

 

それが落語だとわかると、馬鹿にされるのかと思ったが、少年は馬鹿にはしなかった。

 

それどころか、それ以来彼とは仲良くなり、彼の部活のない日は、一緒に勉強したりした。

 

そして昼食も一緒に食べるようになった。ある日、天使は普段勉強教えてもらっているお礼にハンカチをプレゼントした。

 

すると、少年は恥ずかしそうにカバンから袋を取り出した。「お前が落語が好きだから」と言って、

 

落語のキーホルダーをくれた。天使はとてもうれしかった。それから彼の友達とも仲良くなるようになった。

 

そこから少年の様子がおかしくなった。自分は天使の家に行ったことがない。でも他の友達は行ったことがある。

 

そのことが少年には辛かったのだろう。それから天使への当たりが強くなり、陰湿ないじめが始まった。

 

天使はその意味がわからず、自分のアカウントに気持ちを書き込むようになった。

 

■ドラマ関連作品

 

修学旅行の夜の事件

事件は修学旅行時に起きた。部屋で一人ぼっちだった。天使は少年が酒の匂いをさせて尋ねてきた時

 

無理矢理酒を飲まされそうになり、それを拒否した。すると少年は開いている窓から飛び降りるように言った。

 

しかし天使は飛び降りなかった。そして元の場所にうずくまった。少年は何かを取り出そうとして、ポケットに手を入れた。

 

その時窓の枠に腰掛けていたが、ポケットに手を入れたことで、バランスを崩し、

 

手すりが外れて窓の下へ落下してしまった。天使は窓の下を見ることができなかった。

 

落ちた少年の手元には、天使がプレゼントしたハンカチが落ちていた。これを取り出そうとして少年は亡くなった。

 

そして天使は「人殺し」とSNSに書き込まれ、言われもないことを責め立てられるようになった。

 

それは天使だけでなく父親にも向かった。父親は疲弊していた。これ以上自分も耐えることができなかった。

 

そしてあの日、コンビニ近くの屋上から天使は飛び降りた。ちょうど幸紀が刺されたタイミングと同じだった。

 

天使は過去を思い出しても、自分のことのように思えなかった。幸紀は少年が天使のことを好きだった。と言った。

 

天使は物事ははっきりと伝えてもらわなきゃ困ります。と言いつつ「今なら飛べる気がします」と言って、

 

自分が飛び降りた屋上から翼を広げようとした。幸紀は「お前さえよければ、ずっと俺の家にいてもいい」と言った。

 

天使ははっきり言ってもらわなきゃ困ります。言いつつもうれしそうだった。そして「居させてもらわなきゃ困ります」と言った。

 

幸紀は素直じゃない天使をくすぐった。そして天使は幸紀に抱きついた。それに反応するように幸紀も抱きしめた。

 

天使が家に来たから、将来の事などどうでも良いと考えなくなった。これは天使が負の感情を衰退っているのだろうか?

 

こうして、天使と幸紀は同じ部屋に住むことになった。

 


 

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