「ゼイチョー」5話、外国人労働者、派遣会社、農園の問題解決

蒼一郎が財務省にいた頃、仲が良かった3人。蒼一郎、相楽、礼二。しかし礼二は2人の前で飛び降りた。

 

命を助かったが、意識が回復することなく、今も延命装置に繋がれている。蒼一郎は見舞いに来たが、

 

なぜか相楽が病院にいたのが気になった。そして彼が飛べ降りた原因は何だったのか?

 

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外国人労働者の納税

3課の加茂原が銭湯に入っていると、礼儀正しい外国人がいた。散らばった桶を片付けている。

 

脱衣所に行くと、彼がロッカーを開けっ放しにしていた。そこから税金、滞納者に届く封筒が見えた。

 

加茂原は思わず声をかけてしまった。「これは払わないといけないから、税務課に来て」と声をかけた。

 

そしてグエンという彼は税務課に約束通りやってきてくれた。そして国保について説明を求めてきた。

 

自分は外国人なので、国保に入る義務は無い。と言っていたが、彼は市民税を滞納していた。

 

しかし、彼は農業を学ぶため日本に来ている。その時の契約により、契約主が給料から天引きで収める場合もある。

 

そのことを説明すると、彼は雇い主がそのように言っていた。と言い始めたのだった。

 

後日農園を尋ねると、蒼一郎たちの目の前で、農園の経営者、生島とグエンの意見が食い違い言い合いになった。

 

結局、給料から税金が天引きされるのか、労働者自身が自分で納付するのかがあやふやなまま帰ってきた。

 

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派遣の外国人労働者

華子は出先から帰ってくると、案内図を見ている外国人女性がいた。思わず声をかけてみたが、

 

彼女は届けられた封筒の意味がわからない。と言って、納税課の封筒を出してきた。華子は3課に連れてきた。

 

やはり彼女も納税については、よく知らないようで、派遣先の会社が天引きで収めてくれる。

 

そんな契約だった気がすると言ってきた。彼女は介護施設働いているが、月15万にも満たない給料を

 

やりくりして、祖国の実家に仕送りをしていた。そのため、いきなり滞納と言われても支払うことができない。

 

彼女の介護施設では、かなりの外国人労働者がいた。そして華子は先日スーパーのレジでクレームを受けていた女性を見た。

 

彼女も同じ介護施設で働きながら、アルバイトをしていた。それは祖国の実家に仕送りするためだった。

 

蒼一郎は介護施設で働いている外国人について調べた。副市長である相楽が納税に関して、

 

しっかりと収めるように葉っぱをかけてきたので、意地でも徴収しないといけない。そして滞納の原因を調べなくてはいけない。

 

そして調べていくうちに、彼女たちが登録している。派遣会社が何らか関わっていることがわかってきた。

 

華子は彼女たちの月給を調べた。そして蒼一郎は派遣会社の通帳記録を調べた。するとあることがわかったのだ。

 

派遣会社の社長が、彼女たちの給料から10%天引きし、自分の口座に入金していた。

 

つまり派遣している外国人たちには、給料から天引きで納税する。と言っておきながら、

 

その納税分のお金を着服していたのだ。社長は最初罪を認めなかったが、税金が国のために使われていると言われると、

 

何も言い返せなかった。着服したお金から納税され、今後は正規に働いたお金が支払われるように、雇用形態を見直した。

 

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農園の問題


これで介護施設で働いている彼女たちの納税の問題は終わった。しかしグエンの納税の話は終わっていない。

 

蒼一郎はもしかして農園でも同じことが起きているのかもしれない。と思い「手伝い」と言って、

 

3課は1日生島農園を手伝うことにした。してお昼休憩になると、グエンたちが祖国の料理を振る舞ってくれた。

 

まるで本当の家族のように、仲良く一緒に暮らしながら、農園の経営を手伝っていた。

 

浜村たちは、何のために来たのかわからない。と思いながら蒼一郎のかった考えがあまりわかっていなかった。

 

蒼一郎は生島に向かって、「今日は本当は、生島さんが天引きされる税金を、着服しているか確かめに来ました。」

 

と言って、自分たちの理由を素直に打ち明けた。するとグエンが来て「生島さんは何も悪くない」

 

と、言い出した。蒼一郎は初めに彼が窓口に来た時、健康保険に関しては知らなかったようだが、

 

市民税の納付については、ある程度の知識があったことに疑問を持っていた。そこで確信をついた質問をした。

 

グエンは生島さんを助けるために、わざと納付をしなかったのではないか。その分のお金を生島さんに渡したのではないか?

 

するとグエンは認めた。外国人労働者も農園からはどんどん離れていってしまい、経営が苦しいのがわかっていた。

 

そこで納税するはずのお金を、生島さんに渡すことを思いついた。自分たちは祖国に帰ってしまえば、

 

日本に納税することがなくなる。そういった前例を知り、生島さんに納税しないことを提案していた。

 

そして先日華子たちの前で、天引きか自分たちで払うか曖昧にしたのは、お互い協力しあって話をあやふやにしていた。

 

その事実がわかり、行島はすべての税金を納めた。彼らからもらった税金分のお金は使わずにとってあったのだ。

 

そしてグエンたちも、まだ日本に残り農園を手伝うことを提案した。蒼一郎達は、手付かずになっていた場所を

 

「市民農園」として、農業をした市民に貸し出すことを生島さんに提案してきた。

 

これで副市長が掲げている、納税率も上げることができた。しかし、帰ろうとした華子はある光景を目にした。

 

市役所の中では仕事以外話したことがない、相楽と蒼一郎が車の近くで話していた。

 

しかしあまり良い雰囲気ではなかった。蒼一郎は相楽に、礼二の見舞いに行って、何を話したのか聞いていた。

 

どうやら彼が飛び降りた原因は、相楽にも大きく関係しているように思えてきた。

 


 

 

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