「フェルマーの料理」4話、買い出し、有名料理レビュー、中華料理のヒント

料理人同士がギスギスしている。それは1年後の事だった。海はいなくなり、岳がそのポジションにいる。

 

海はどうしていなくなったのだろうか?夜に行っている食事会が何かヒントなのだろうか?

 

岳はなぜ1年言う短期間で、海のポジションを任されているのだろうか?みんなそのやり方についていけない。

 

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まかないの買い出し

岳と孫六はまかないの買い出しに来ていた。2人の意見でカレーにすることにしたが、

 

通りすがりの男性から、「カレーを作るならこの香辛料を入れたほうがいい」と勧められた。

 

岳はよくわからなかったが、孫六はスパイスのことをよく知っていた。言われた。スパイスもクセが強いと知っていた。

 

この時は2人とも何も思わなかった。そしていつものように仕事をしていた。すると、前菜に携わっている

 

蘭菜がお客から呼ばれた。蘭菜は絶対にお客さんの前には出ないと決めていた。岳には意味がまだわからなかった。

 

この時海から「前菜はその後に出てくるコースのパンチだ」と教わった。前菜に期待が持てないと、

 

後の料理も楽しめないということ。つまり蘭菜のポジションはとても重要だと言うことだった。

 

そして海はいつもの集まりに来ていた。そこで不思議な会話が繰り広げられていた。

 

海にはもう時間がないということ。渋谷と淡島も「あと1年」と言っていた。それは何の期限なのだろうか?

 

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料理レビュー

お店の予約に「綿貫哲平」と言う人物から予約が入った。海は何かを企んでいるが、

 

この人物はどういう人物なのだろうか?岳はまだ知らない。そしてお店が終わるとみんな集められた。

 

そして「綿貫様」から予約が入っていることを伝えられた。そして彼がいかにすごい人物かを知ることになる。

 

彼は様々な店を食べ歩き、その店のレビューを投稿している。そして彼のレビューでよって人気店になることもある。

 

前回来た時も高い評価を得ることができたが、彼の最高の褒め、言葉はもらえなかった。

 

綿貫の最高の褒め。言葉は「また来店したい」だった。前回は味の評価にとどまっていたのだった。

 

だから、今回はなんとしても「また来たい」と言うレビューをもらいたいと言う思いが強かった。

 

そのため海は、配置を見直した。前菜の担当を岳に指名した。まだ入って、2週間の新人に綿貫を担当させることに憤慨するものもいた。

 

そしてメインディッシュは蘭菜が担当することになった。岳には海が何を考えているかわからなかった。

 

「プロの料理人になれ!!」これが海の狙いだった。プロの料理人とは一体なのかわからなかった。

 

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中華料理のヒント


各料理人は新しいメニューを考案するために、それぞれが知恵を出し合って、頑張っていた。

 

しかし岳は一向にアイディアが浮かぶことがなかった。そして行き詰まってしまったが、

 

高校の同級生、亜由が水泳で頑張っている姿を見ながら、色々と考えていたが、亜由にプールの中に引きずり込まれてしまった。

 

岳は溺れると思ったが、足がつく程度のプールだった。そこで浮くために計算をしてみた。

 

するとしばらく置いて泳ぐことができた。亜由にその理由を聞かれて、結論はわかっているから、そこから導き出した。

 

すると亜由は料理も同じゃないか。と岳にアドバイスをくれた。確かに結果を予測してそこにたどり着くまでを計算すれば良い。

 

それでも岳は今までどうやって料理を作ってきたのかを思い起こした。今回と違うのは、客の顔が見えないこと。

 

今まで岳は誰に作るのかをわかっていて、料理を作っていたので、ゴールが見えやすかった。

 

しかし今回は相手の顔がわからないため、どういう料理が良いのかわからなかった。そんな時、中華料理屋の前を通った。

 

なんとなく匂いに惹かれて入ってみると、蘭菜が来ていた。偶然に驚いたが、蘭菜が初めて入ったお店で頼むメニューを教えてくれた。

 

1番最初に書いてあり、文字の色が違う。それだけこの料理に自信があるということ。

 

だからあんかけ焼きそばを頼んだと言う。岳も同じものを頼むことにした。食べてみると予想以上においしかった。

 

やはり1番最初に並べてある料理だけあって、店主もとても満足した顔をしていた。

 

しかしまだ岳は前菜が決まらなかった。それならば先に材料を決めれば良い。目を閉じて材料を決めた。

 

手に取っていたのはイチジクだった。孫六によると、イチジクは加熱。調理に向いていないと言う。

 

岳はそれを逆手に取り、いかに加熱したら、生に近い食感を味わうことができるか?それを考えてみた。

 

そして導き出された53度と言う温度によって、焼きが入ったようであり、生のような食感の前菜を作り出すことができた。

 

そして綿貫様が来店する当日を迎えた。提供する前に海が味を確認して、うなずいたため提供した。

 

そしてスープを提供し、魚料理、肉料理と提供されていった。綿貫はお店を出ると車に乗り込んだ。

 

海はそれを見送った。すぐにレビュー更新された。前菜は褒められたが、次に続くスープに水分があるため、

 

前菜の水分がより水っぽく感じてしまうと言う欠点を指摘されていた。岳は自分の料理だけを考え、

 

周りの料理とのバランスを考えていなかった。蘭菜がいつか言った言葉、「見えないお客様に料理を提供するのがプロ」

 

岳は前菜に改良を加えた。それは中華料理店で食べたあんかけ。焼きそばがアイディアとなった。

 

水っぽく感じる部分を全てあんに閉じ込めて提供するようになった。すると綿貫のレビューが更新された。

 

海はあの日に綿貫に言っていた。「次お越し下さる時は、さらに驚く料理を提供できるかと思います」

 

それを信じて綿貫はやってきた。そして前菜が改良され、料理全体のバランスがとても良くなっていた。

 

このことによりレビューが「ぜひまた来店したい」という言葉に変わった。蘭菜は自分も料理人として認められた。

 

そう感じた時、海に言い放った言葉があった「この店を返して!」周りは騒然としたが、

 

3年前に母親からこの店を奪ったのは海だった。だから蘭菜はいつか取り戻すためにここで働いていたのだった。

 


 

 

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