「100万回言えばよかった」4話、直木との会話、近づく影、直木の体はどこ!?

悠依は寒い朝の通勤中に、手をこすり合わせていた。そして1年前を思い出していた。寒くても手袋もしない悠依。

 

直木は自分のポケットに悠依の手を入れて、「手を使う仕事なんだから、手を大切にしろ」と言ってきた。

 

その時の温かさが今でもよみがえるが、もう直木はいないさみしさが募ってくる。

 

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直木と悠依の会話

魚住は2人が話しているのを、引き返して聞いてしまった。悠依が直木への思いを打ち明けて、

 

直木が思いっきり泣いていた。姉からは「盗み聞きはよくない」と言われたが、自分がいないと

 

2人の会話が成立しないと思い、引き返したらそんな場面に遭遇してしまったのだ。あれだけ思いあっていれば

 

「体は必要なのか!?」という極論まで出てきてしまう。警察では相変わらず殺人事件の真犯人を追っていたが、

 

りおと直木以外に、被害者と接点があるものがいなかった。そんな時警察に医師の夏栄が来た。

 

刑事の誰かをだずねてきたのだが、彼女は魚住の名前を知らなかった。そして帰ろうとしたら、ちょうど戻ってきた魚住とぶつかった。

 

彼女は一瞬亡くなった夫の名前を呼んでしまった。そしてしばらく彼を見ていたが我に返り、警察を出ていった。

 

悠依は子供食堂の池沢から、「今月末で閉めるから、遺品でいるものがあればもっていって」

 

と、お店の鍵を預かっていた。仕事帰りにお弁当屋さんの行列に並んでいた悠依だったが、そこにりおが現れた。

 

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悠依に近づくりおの影

お弁当屋さんは交差点の向こうにあった。そこを渡るりおの影。確実に悠依に近づこうとしていた。

 

しかし、そこに夏栄が来たのでりおは接触しないまま、何事もなかったように違う方向へと歩いて行った。

 

りおは悠依に何かを伝えたいのだろうか!?それとも何か犯罪を仕掛けたいのだろうか!?

 

夏栄と悠依は直木のレストランへ行き、お弁当を食べることにした。そこで夏栄は「100万回生きたねこ」の本を見た。

 

夏栄はいい話だというが、悠依は「100万回泣いてあきらめて、いなくなるのが納得いかない」

 

という。そして、夏栄は魚住にあったが、声もすべてそっくりだったが、「脳が勝手に上書きしているのかもしれません」

 

と、霊の存在にはやはり少し否定的だった。しかし、そこに幽霊の樋口と直木が来た。そして樋口は得意な息で

 

テーブルの上のナフキンを吹き上げた。不思議なことに呆然としていると、樋口は直木にも挑戦するように言った。

 

しかし、何度やってもできなかった。それでも悠依は気づいた。直木の声の代わりになることを。

 

自宅に魚住を呼び、それを実践した。ナフキンを飛ばそうと息を吹いた直木、それが「口笛」になって、悠依に聞こえた。

 

何回口笛を吹いたのか、当てることにした。そして、すべてクリアして最後にもう一回やることになったが、

 

最後は直木はやらなかった。悠依はいつまでも待っていたが、鳴らないことで「吹いてない」と答えた。

 

すると、魚住は警察から呼ばれて帰ってしまった。そして、悠依にはレストランオーナーから、

 

子供食堂によくきていた、男の子が行方不明だと連絡が入り、もしかしたらレストランに来る可能性があるから、鍵が欲しいと言われた。

 

レストランにつくと、兄が来ていた。しかし、弟の居場所に心当たりはなかった。でも直木は口笛を吹いた。

 

悠依は直木に「心当たりがある」と思い、はいといいえの口笛の回数を決めて、会話をした。

 

そこで、昔行ったことがあるキャンプ場の小屋。そこへ今度家出したら行くと言っていたと直木が教えてくれた。

 

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直木の体はどこにあるのか!?見つかった場所

悠依は池沢に場所を伝えると、彼はすぐに車を走り出した。その後ろに直木が乗っているとも知らずに。

 

そして、今は閉鎖されているキャンプ場の小屋へ入って行くと、何かがブルーシートに包まれていた。

 

おそるおそるめくると、男の子が冷え切った体で横になっていた。直木は自分じゃなくてよかったと思ったが、

 

その瞬間何かを感じて、外に出た。そして感じるままに歩くと、またブルーシートがあった。

 

そして、直木が近づくのをまっていたかのように風が吹き、ブルーシートがめくれて中があらわになった。

 

そこには「亡くなった自分」がいたのだった。そして、父が直木を確認した。しかし、魚住は悠依を呼んでいた。

 

悠依も遺体確認をしたが、所持品にあった花が気になった。しかし、それは発見現場にはないものだった。

 

遺体は司法解剖に回されたが、悠依と直木は久しぶりにもう誰も住んでいない、勝の家を訪ねることにした。

 

悠依は家に入るなり、違和感を覚えた。リビングに合ったマットがなくなっている。そして、テーブルには直木が握っていた花があった。

 

悠依は直木は「亡くなる前にここに来たんだよ!」と何かを探そうと、アルバムを取り出したが、その中の1枚に目がいった。

 

裏にはゆい、りお、すずかと書かれていたが、事件の核心にそれが迫っていたのか、直木の体に異変が起き

 

体が痛むのか、その場に倒れてしまったが、悠依にそれを伝えることができなかった。

 

Twitterの感想

毎回ふとしたことから、直木をおもいだして、「もういないんだ」という現実に帰る、悠依一人のシーン。

 

そして、意外にも直木には「息で存在を知らせる」よりも、下手な口笛で存在を知らせる方法があった。

 

でも、佐藤健さん自身本当に口笛が吹けなかった。というエピソードが面白い。

 


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