以前「融資話し」が今になり大騒動！！事の真相はどうなったのか！？「知ってるワイフ」
以前、元春の義父であった江上の紹介で、身辺調査せず「2億円」の融資をしてしまった支店長。
あの時、元春は怪しさを感じ、「身辺調査」をするべきだと進言したにもかかわらず、大きな話に支店長は舞い上がり、
調査もせず、最短で融資をしてしまったが、今になり融資したのは「ぺーバーカンパニー」であり、実在しないことが分かった。
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義父への確認
元春はすぐに元義父に確認することになったが、義父は自分も大損し何も知らなかった。
と答えた。義父も多額の融資をしていたらしい。しかし、2億の融資が回収できないとなると
支店長、元春共に「解雇」になる可能性が出てきた。しかしそこでお互い避け合っていた津山が疑問を持った。
「相手から来た封筒、会社は東京の住所だが、消印が【軽井沢】になっている。何か心当たりないか！？」
と言われた元春はすぐにわかった。軽井沢は義父の別荘がある場所だった。
そこで、念のため沙也佳にも確認しに家へ行った。すると意外にあっけらかんとしており
「元君の好きにしていいから。」「私は父の会社がなければ、生きていけないとおもっているの！？」
と、意外な一面を見た元春。沙也佳も父の不正により、会社がなくなれば、自分は「お嬢様」から解放される。
と、考えていることが分かった。沙也佳は父の娘であることから逃げるチャンスでもある。
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軽井沢へ行った元春
元春は気持ちを決めて、軽井沢へ向かった。義父は誰かと電話していた。
「お前はしばらく姿を隠しておけ、住まいはこちらで何とかする」
つまり、融資話は2人がグルになり、元春の銀行を騙し、2億円を手にしたのだった。
電話がきかれていたと知り、義父は謝罪したが、離婚のことも元春の父から聞いた。とチクリと刺された。
これで江上は元々、返す当てのないお金を融資してもらい、自分の会社が危機に陥ったため
ペーパーカンパニーを作り、嘘の融資話を持ち掛け、2億円をだまし取ったのだった。
そのため、江上は逮捕されることとなった。沙也佳は家のものをすべて処分し
1から自分の歩んだことのない人生を歩もうとしていた。父がいなくても、父の権力がなくても
江上沙也佳として生きる道を選んでいた。
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署名集め
銀行では大きな騒ぎとなり、何度も本店に呼び出される、支店長と元春。
支店長は「出向」することで、クビは免れたが、元春については責任をとって辞職勧告となった。
しかし、被害者である2人を救いたい。と雫の提案で、同じ系列の支店から「署名」を集めることにした。
しかし、クビは免れることはなかった。住まいも、妻も、会社も失った元春。
すべては「自分が不幸の種」だと、姿を消してしまった。みんなが電話しても出ない。
どこにいるかもわからない。木田も加わり町中を探したが、つい最近雫は元春といった海岸を思い出した。
「初めてのデート」だった場所に連れていってほしい。と言って、向かった海岸。
雫は急いで海岸へ向かうと、足を水につけた元春がたたずんでいた。「お願い戻って！！」
という雫に「俺がすべての不幸の種だ」と雫に帰るように促され、宿泊先のホテルに雫が車で送り届けて帰ったのだが・・・。
感想
やはり元春のあの時の勘は当たりましたね。それよりも自分の実績を優先した支店長。
でも義父はまだ結婚中だった、娘の夫を騙すことに良心がとがめることはなかったのか！？
義父もまた、支店長のように「自分が良ければそれでよし」という気持ちだったのだろうか。
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