老舗和菓子屋「光月庵」【私たちはどうかしている】真相を知るとどうなる?

老舗和菓子屋「光月庵」は、由緒正しい金沢にあるお店だが、

ずっと昔、信頼していた職人が名物の【饅頭】レシピを盗み出し

独立し、その店の看板商品としたため、「光月庵」は看板商品を売ることができなくなった。

そのため、外部の人間には1番大切なレシピを伝授しないよう、血縁にこだわり店は現代まで続いている。

 

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宗寿郎の覚悟

大旦那の宗寿郎は、息子で若旦那の樹が殺害されるまで、椿は自分の血をひく、将来の後継者だと思っていた。

そのためなのか、樹が殺害される前に、住み込み職人である、百合子と樹がキスをしていた。

と、言う椿に激昂した。おそらく、血筋にこだわることを知る、自分の息子が不倫などする訳がない。

と、思ったのだろう。しかし樹が亡くなりしばらくすると、樹の本当の子供は椿ではない。

証拠が発見された。そのため、血筋が途絶えることを恐れた宗寿郎は、樹の血をひく子供を探した。

 

しかし、すでに遅かった。樹と百合子は本当に愛し合い、結婚を考えた仲だったが、

宗寿郎の「家柄」を重んじる結婚におしきられるように、樹は自分の気持ちを押し殺し

今日子と結婚したが、七桜が5歳の時「住み込みの和菓子職人」として、樹の側にいたため冤罪で

店から七桜も追放され、1人になった七桜は児童養護施設に入った。

息子が亡くなり、息子が本当に愛している人との子供をのこしていた。

しかし、宗寿郎がそれに気づいた時には、すでに児童養護施設から七桜の姿はなかったのだろう。

でも、死期が近い。その前に絶対に「さくら」を探し出す!宗寿郎は諦めていない。

 

さくらを追放したい椿

椿は、唯一愛情を惜しみなくくれた、父樹が大好きだった。

でも、事件の日父は、母ではない人とキスをしていた。幼いながらも、母を裏切った。

と、思ったのかもしれない。その後樹が刺殺されたので、父が母を裏切るきっかけを作った百合子を犯人だと断言した。

 

椿は祖父に頼まれ「さくら」を探している。しかし、店を継がせるためではない。

自分から唯一の愛情をくれる人を、奪い去った人の娘が憎い!

憎悪の気持ちでいる。しかし、なぜか宗寿郎は「跡継ぎ」として探している。

自分から全てを奪った、憎い女の子供が、自分が継ぐはずの店を継ぐのは、絶対に許せないだろう。

 

百合子の冤罪がわかれば

七桜の母、百合子は椿に樹とのキス現場を見られただけでなく、

凶器と思われる包丁から、百合子の指紋が検出されたことが決め手となり

樹殺害の罪で逮捕されたが、取り調べが進む中、病に倒れ真相がわからぬまま亡くなった。

しかし、七桜が諦めなかったおかげで、百合子が七桜に伝えたかったことが、15年を経て明るみにでた。

 

もし、椿が真相を知ったら?

七桜と結婚をすれば、自分も店に残り和菓子を作れる。

しかし、今「真犯人」がわからない中で、椿がDNA鑑定の結果を知れば、

宗寿郎が言っていたのは事実であり、自分は店を追われる。七桜と立場が逆転してしまうが

おそらく、息子を殺した犯人の子供を跡継ぎにするほど、血縁にこだわる宗寿郎との溝は深まるだろう。

ただ、宗寿郎が血縁にこだわり、七桜を跡継ぎにしたいだけではない。七桜の作る和菓子が

「月光庵」本来の守りたい味であり、息子を殺害した、真犯人にも薄々目星を付けているのだろう。

だからこそ、いま必死に「大倉さくら」を探しているが、事件を起こした家族がいるため

おそらく姓を変えた「花岡七桜」こそ、探している人物であり、七桜を「人殺しの娘」と、広めたのは今日子ではないのか?

七桜が「月光庵」に近づき真相が闇に消えたままにするため、七桜を和菓子の世界から消したいのでは?

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